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イタリア旅行記(南部)

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カンパーニャ州、アブルッツォ州、モリーゼ州、プーリア州、バジリカータ州、カラブリア州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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#マテーラ

サレルノへの移動は、ハラハラ、ドキドキ

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.51> 今回は、ちょっと長めの「イタリアあるある」エピソード。 この日は、バジリカータ州(Basilicata)マテーラ(Matera)から、ティレニア海側のカンパーニャ州(Campagna)へ。 3番目の滞在地は、アマルフィ海岸の東に位置するサレルノ(Salerno)です。 マテーラから、サレルノ。 地図上では、西へ一直線。 すっと移動できそうなのですが、公共交通機関だと、 ① 東のバーリ(Bari)に、列車で戻っ

南イタリアで、悩まされた石畳

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.50> イタリアの石畳の道は、名物のようなもの。 各地を旅をしていても、必ずと言ってよいほど、「石畳」に出会います。 スーツケースをゴロゴロ引きながら歩いていると、キャスターに響いて壊れない心配になりますが、南イタリアの石畳には、また違う形で悩まされました。 私自身の足に、響いて、痛めてしまったんです。 左足・膝の裏側の痛みが酷く、足を引きずるほどで。 曲げると激痛が走るので、正座はもちろん、椅子に座るときも、痛た

【ジェラート店情報】美味!ジェラート

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.49> マテーラ(Matera)での昼食後、どうしてもデザートが食べたくなって、ジェラート屋(Gelateria)さんへ。 フェスタのこの日も、営業されていることは確認済みで、多くの方々が食べに来られていました。 許可を取って、お店の中を撮影させて頂きました。 こちらのジェラート屋さんは、奥の工房で、全部手造りをしていて、 定番ジェラートから、ちょっと珍しいジェラートも置かれています。 清潔感溢れるお洒落なデザイ

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マテーラでの昼食

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.48> マテーラ(Matera)の食材店で、その日の、昼食も購入。 B&Bに戻って、頂くことにしました! お店の方、お薦めのハム&チーズです。 ルカーノ産ビール & ルカーノ産ハム、チーズ (Birra Lucano & Prosciutto cotto e formaggio tipico) ハムは、豚の首のハム(Capocollo Dolce)。 「特産の赤唐辛子加工品・ペペローニ・クスルキも入っているよ」と言

【食材店情報】バジリカータ食材店!

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.47> マテーラ(Matera)の中心街に戻ってきて、急いで、向かった場所があります。 それは、バジリカータ州の食材を扱っている食材店。 なんせ、この日は「La Festa!(お祭り!)」。 前日に、見つけたこのお店も、フェスタの日は、13時で閉店と聞いていたので、バジリカータ食材を購入すべく、閉店30分前に入店できました。 店内は、興味深い食材たちで、溢れています。 ペペローニ・クルスキ オイル漬けのパテ ( P

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ちょい悪おじさま達の吹奏楽隊 ♪

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.46> マテーラ(Matera)のサッシ地区を散策後、新市街の中心に戻ってきました。 今日は、フェスタ!(La Festa!)なのに、中心街は、人が少なく、ガラガラ…。 早朝から、多くの方々が、ブルーナの行進に付き添われていたのは、いずこへ…。 丁度、お昼時、皆さま、お家に戻られて、食事、休息をとられているようです。 レストランはもちろん、他のお店も、やっぱり、ほぼ閉まっていました。 さて、どうするか…。 街を歩き

特産・赤唐辛子!ペペローニ・クルスキ

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.45> 赤唐辛子の加工品「ペペローニ・クルスキ(Peperoni Cruschi)」。 マテーラ(Matera)があるバジリカータ州の特産のひとつです。 バジリカータ料理(La cucina basilicata)の特徴は?と、聞くと、 隣州のカラブリア州の料理(La cucina calabrese)と同様、唐辛子をよく使う事と言われ、その時に、必ず出てくる食材名です。 今回の旅で、絶対、チェックしておきたかったペ

圧巻!サンタ・マリア・マドンナ・イドリス教会

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.44> マテーラの洞窟住居・サッシ散策。 最後に、見ておきたかった教会があります。 岩山の上に造られたサンタ・マリア・マドンナ・イドリス教会(Chiesa di Santa Maria Madonna de Idris)。 11世紀頃には造られていたと言われている、 まさに、サッシ地区内で代表的な洞窟教会のひとつです。 サンタ・マリア・マドンナ・イドリス教会 (Chiesa di Santa Maria Madon

絶景! マテーラの洞窟住居地区

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.43> 唯一の、マテーラ(Matera)散策日。 ブルーナ祭(Festa di Buruna)当日と、知らずに訪れましたが、 これもラッキー! 早朝から、お祭りのテレビ中継から一日をスタート。 朝食を終えて、さあ、私も、街に繰り出します! この日も、雲ひとつないお天気。 気持ち良いです!! まずは、街の中心・ヴィットリ・ヴェネト広場(Piazza Vittori Veneto)へ。 広場にある洞窟住居・サッシ(Sa

La Festa!! ブルーナ祭

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.42> 毎年、7月2日。 マテーラ(Matera)は、街を挙げてのお祭りがあります。 ブルーナ祭(Festa della Bruna)。 マテーラの守護聖人ブルーナの聖母を讃えるお祭りです。 元々は、忙しく、祭りなどに参加出来ない羊飼い達の為のもので、 早朝・明け方からスタート。 大聖堂(Duomo)で、祈りを捧げてから、ブルーナ聖母子の画を掲げ、 街の教会や広場を巡り、その後、サッシ内の教会も巡っていきます。 私

マテーラの朝食

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.41> マテーラ(Matara)で滞在したB&Bの朝食。 B&Bに在住している、おばあちゃまが準備して下さいました。 テラスで頂きます。 朝8時、まだ、陽が射していないので、とっても涼しいテラス席。 遠くには、洞窟住居・サッシ(Sassi)が見えますね。 このマテーラでも、日中は、気温も高く、焼けるような陽射しが降り注ぎますが、さすが、サッシ! 洞窟内(B&B内)は、涼しく、窓を開けていたら、とても快適です。 朝晩

マテーラの夜景

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.40> 残念な夕食を終えて、意気消沈…。 まあ、こんな事もある、ある…と思いながら、宿に戻る途中、美しい夜景を見ることが出来ました。 ルミナリエのような装飾 実は、翌日の7月2日は、年に一度のお祭り「ブルーナ祭(Festa della Bruna)」。 日中のメインストリート それもあって、街中賑わっていたんですね。 あのレストランも、いつも以上に忙しかったのかな…。 サン・フランチェスコ教会(Chiesa d

【トラットリア情報】マテーラ・残念だった夕食

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.39> マテーラ(Matera)での夕食。 残念ながら、気分の良くない、がっかりの食事でした。 記事にするか、迷いましたが、これも、ひとつの記録、残しておこうと。 否定的な文章が並びますが、事前に、ご了承ください。              *************** レストランへは、前日に電話予約をしてから、伺いました。 でも、予約したはずのテラス席ではなく、店内奥での、厨房のすぐ横。 薄暗く、目の前を、お店

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サッシ・洞窟住居地区の夕景

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.38> 世界遺産に登録されているマテーラの洞窟住居地区・サッシ(Sassi)。 中心街の1/3程を占めるこの地区の景観は、素晴らしく、どの時間帯でも、圧巻の顔を見せてくれます。 マテーラは、2泊のみの滞在でしたが、沢山写真を撮りました。 光の加減によって変わってくる景色、深みを増す街の雰囲気を、是非、お楽しみください。 朝の様子 お昼の様子 夕方・陽が落ちてきた頃 日没前 街の色々なところに、サッシ地区を一望