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オフィスアルベロ レシピ集

※ 新フォーマットに合わせて、初期の頃の記事を、順次調整中。見えやすく読みやすくしていきます。 料理脳を鍛えよう! レシピは、料理の謎解き本。食文化もお伝えします。 男女問わ…
料理教室17年目。(料理の仕事30年) 毎月、レシピ4記事(水曜日 or 木曜日予定)+ α(不定…
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2022年3月の記事一覧

【レシピ】ピスタチオのケーキ ☆ 今、注目され、大人気のピスタチオを使います

近年、日本でも、人気上昇しているピスタチオ。 腸内環境を整えたり、生活習慣病予防、美肌、ダイエット効果など、 女性に嬉しい効能もあり、注目されています。 イタリアでは、特に、南イタリア、シチリア島内で、よく見かけ、使われています。 今回は、ケーキの材料として活用していきます。 しっとり焼き上げるケーキは、ピスタチオの風味、味わいを感じる事ができる当教室でも、大人気だったケーキ。 以前、ご紹介した「ガトーショコラ」のレシピと、比較してみるのも 面白いですよ。 ケーキの基本的

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【レシピ】鮭と春野菜のパスティッチョ ☆ ナポリで見つけた、晴れの日メニューのグラタンです

前回、ご紹介した「あさりと春野菜のスパゲッティ」の応用編。 鮭のホワイトソース、ショートパスタを加えて、オーブン焼きにしていきます。 押さえておきたいレシピは、下記の3品。 これらの作り方をベースに、それぞれ、少しずつ、ずらしていき、 ひとつの料理に仕上げます。 作り込んでいく料理ですが、決して難しくはありませんよ。 是非、料理脳を鍛えながら、進めていきましょう。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「冷凍する場合」 「料理用語の

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【レシピ】あさりと春野菜のスパゲッティ ☆ 料理脳を鍛えよう!

春らしい野菜が、沢山、店頭に並んできました。 その春野菜を使い、オイル系ソースのパスタを作っていきます。 基本となるのは「あさりのパスタ」。 美味しく仕上げるべく、ここから、少しずつ材料、作り方をずらしていきます。 春野菜は、お好きなものを、ご用意下さい。 1~2種類でも、数種類を、少しずつでも良いです。 今回は、下記、5種類を使います。 ひとつのレシピから、バリエーションを広げていくために、料理脳を鍛えていきましょう。 それでは、作っていきます。 最後に、手書きの

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【レシピ】味噌づくり ☆天地返し一回目のご報告

2月初めに、仕込んだお味噌。 冷暗所に置いて、1ヶ月を越えたので、先日、一回目の天地返し(上下、ひっくり返すこと)を行いました。 それでは、天地返しをしていきましょう! ****************** 1)味噌にのせていた重石を外してから、外袋(1枚目)を開ける。   味噌を、内袋(2枚目)ごと取り出し、閉じ口が下になるように   ひっくり返して、容器に入れなおす。 ☆ ここが、ポイント ☆ 必ず、内袋の中身、味噌の状態を確認しましょう! 2)外袋の口も、し

【レシピ】鶏肉だんごのトマト煮込み ☆ この鶏肉だんご、応用が利きます

前回ご紹介した「ヴェネツィア風・鶏レバーの煮込み」。 鶏レバーは、苦手という方もいらっしゃいます。 教室で、半分、鶏肉だんごに変えて、ご紹介したら、この肉団子も大好評! 今回は、その鶏肉だんごを使い、 イタリアンの王道、トマト煮込み作ってみました。 この、鶏肉だんごは、他の料理にも使えます。 もちろん、鶏レバーの代わりに、全部、鶏だんごでヴェネツィア風にしても良いですし、野菜スープの具材として使えます。 焼いてから、黒酢あんと絡めて和風に仕上げることも出来ますよ。 そ

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【レシピ】ヴェネツィア風・鶏レバーの煮込み ☆ いつもと一味違うレバー料理は、いかがですか

イタリア各地には、色々なレバー料理があります。 北イタリア・ヴェネト州では、郷土料理として、仔牛のレバーを使ったものがあります。 シェイクスピア戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台でもあるヴェローナ(Verona)。 この街で食べた、この仔牛のレバー料理が、本当に美味しかったのです。 今回は、ご家庭でも、手に入りやすい鶏のレバーで、ご紹介します。 レバーの臭み抜き、下処理は、もちろん、しっかりとお伝えします。 是非、白ワイン、ハーブで香りづけをした「ヴェネツィア風」を、味

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【レシピ】バーニャ・カウダ ~温野菜とあわせて~ (定番の美味しさです)

日本でも、知られているバーニャ・カウダは、 スティックの生野菜を、温かいソースで食べるイメージですが、 イタリアでは、温野菜に添える事も、しばしは。 ピエモンテ州・アスティ(Asti)郊外のアグリトゥーリズモに滞在した時、 夕食で出てきたバーニャ・カウダは、焼いたパプリカに熱いソースをかけたもの。 これが、シンプルなのですが、とても美味しかったのです。 今回は、焼いたり、茹でたりした温野菜を、添えて行きます。 そして、生クリーム入りソースは、野菜に添えるだけでは、もった

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【レシピ】味噌を作りましょう!

寒い時期のお仕事、味噌づくり。 私が、味噌を作り始めたのは、ちょうど 10年前。 いくつかの「手作り味噌」を頂いたのが、きっかけでした。 それぞれ味わいが違い、そして、それぞれが、美味しい。 材料は、大豆、麹、塩のみ。 同じ材料なのに、こんなにも、違いがあるのかと驚いたのを、今でも覚えています。 自分で作りだすと、同じように仕込んで、同じ環境で発酵・熟成さえても、 毎年、出来上がりが違うのですよね。 それが、また、面白い! 余計なものが入っていない分、味噌汁を作る時も、