意外と知らない夫婦のイラつき対応法
「なんで、そんなに怒ってるの?」
口を開けば、イライラして子ども達を怒っている。
それも、突然で理由がわからない。
注意しても怒ってないと怒鳴り返される。
「なんなんだ、一体?」
ここからは、そんな話でございます。
1.自分がイラついていることに、気が付けない
「なんで、そんなに怒ってるの?」
先日、お皿を洗いながら怒り狂う妻にこんな言葉をかけ、さらにブチぎれさせるといった過ちを犯しました。
なぜ機嫌が悪かったのかは不明ですが、子どもの習い事のスケジュールがつまり過ぎていたためと思われます。
その数日後、全く同じ言葉を、食器を洗っていた私が妻からかけられる羽目になります。この時、私は恥ずかしながら「自分の機嫌が悪い」ことに、全く気が付いておりませんでした。
さらに、自分で怒っていることに気が付いていないので、「機嫌悪くないよ、なんで?」と言い返す始末。
「あれ?どこかで体験したような・・・・」
どうやら、これはデジャブと呼ばれているようです。
このデジャブを疑問に思った私は、この「自覚のないイラつき」の原因と対応を、お手軽なネットで知らべさせて頂きました。
本年度の私はとても運が良い。
敬愛する「ふっくらボリサット先生」が素晴らしい対応方法を編み出しておられていました。
要約すると、「自分の精神状態が悪い」ことに名前をつけ、その状態を擬人化することで意識するようするといった試みです。
私はすぐにCakesのリンクを送り、キャベツ太郎(何かを食べながらだと気が緩む)を肴に、話し合いを行いました。
2.お互い機嫌が悪くなるポイントを整理
私が無自覚に機嫌が悪くなるポイント
①睡眠不足(機嫌が悪くなる圧倒的No1)
②メリットがないのにお金が出ていく
③形だけの無駄なことに時間をさく
④身の周りが雑然としてくる
妻が無自覚に機嫌が悪くなるポイント
①予定がつまり過ぎて、スケジュールが消化しきれない
②忙しくて、自宅に必要なものを買いに行けない
ここで注意が必要なのは、夫と妻で理由が違うことをお互いに知っておくことです。
私は自分中心の理由でイライラするのでが、「仕事もしくは自分の時間に影響する=パフォーマンスが下がるのがイヤ」なのです。多くの男性は、稼いでくることが本能として備わっています。しかし、上記理由だと自分の時間がとられて、次の瞬間からのパフォーマンスが下がります。
妻の場合には、全て家庭のことに影響しています。自分の決めたタスクが消化できないと、何らかの形で子どもたちが余波を受けます。「タスクが消化できない」ことがイラつきのポイントなのではなく、「タスクが消化できないために、子どもに影響がでる」これがイヤなのです。
例えば、時間がないので夕食が雑になるとか。
気にされない家庭は良いのでしょうが、うちの妻は真面目なので、結構気にしていたのは後々知りました。まあ、子どもたちはカップラーメンは1年に2回ほどしか食べられないので、ご馳走なのですが。
しかし、これらの状況になった時には、二人とも思考が出来ず、イライラを周囲に放散します。自分の機嫌が悪いことに気が付かないので、お互いに「カリ子が来てる」と、指摘してもらうことにしました。
3.自分の機嫌の悪さを第三者視点で見ることが出来る「イラ子」
私の睡眠不足からイライラする日がすぐにやって参りました。
この日は、パンを切っておりました。
「パパ、イラ子が来ているよ」
「え、カリ子じゃなくて?でも、気が付かなかった。ありがとう。」
そう、妻に言われると「怒ってない」と意固地になりますが、自分の状態に第3者視点を与えることで、素直に聞くことが出来ました。
次に必要なのが、お互のイラつきに対する対応方法です。
4.夫と妻では、欲しい対応方法は違う
実は夫はイラついたときや疲れている時は、「話しかけないで黙っていて欲しい」ですが、妻は「気ずかって欲しい」で、その対応は真逆です。
「イライラしている時は、イラ子の存在だけ教えて、そっとしておいて欲しい」と私は初めて妻に打ち明けました。
これを話合わなかったがために、我が家は長年ケンカが絶えませんでしたが、やっと解決した瞬間です。
ただし、黙っているばかりでは、機嫌が悪い時間が存在することになります。
私の場合にはCrossFitでトレーニングをすると機嫌が直ることを知り、妻はスケジュールが詰まる前に手を打っておくことが必要だとわかりました。
これは人によっても対応が違いますので、大切なのは話し合うこと。
ちなみに、うちの妻が機嫌が悪い時に甘いものを「買ってくる」は太るからNGでした。
本日も離婚しないでいてくださる奥様、本当にありがとうございます。
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