見出し画像

本質を知る 結婚の呪縛       国連から勧告されても       不倫って

 結婚して同じ苗字を名乗らなければいけないのは、世界広しといえど、日本だけ。
 何度も国連から、自由度がないと勧告を受けているのに、変わらない。
 
 そもそも、誰と住もうが、愛し合おうが、個人の自由なのに、なぜ国に認めてもらわなきゃいけないのか。
 戸籍婚も異質だが、さらに苗字を一にするという疑問も表面化しないのが、日本固有といえる。
 特に女性は、夫の姓を名のると、自分のルーツがわからなくなる。
 唯一、ルーツを残せるのが着物の家紋。持参の着物は、実家の紋をいれる。

 だが、洋服が一般的になった昨今は、多くの女性のルーツは消えたも同然。

 さて、話題は変わって「不倫」。
 この言葉の背景には、戸籍婚が深く関わっていると思う。
 誰と愛し合おうが大きなお世話で、極めて個人的なことなのに、結婚が絡むと、「不倫」なとど、メディアでも大騒ぎ。
 特に有名人は気の毒。
 当事者間で解決するしかない。周りがどうこう言う筋合いではない、と思う。

 この不倫という言葉も、戸籍婚特有なのではないかと思っている。
 戸籍婚は、中国、韓国、台湾と日本だけだが、他の国は形骸化しているという。

 事実婚で子どもをもつカップルが50%を超えているフランスは、子どもの扶養義務、教育権などが法律で守られている。日本のように、「結婚(戸籍婚)しないで、子どもをもつ」ことに対して、非難されたり、できた子どもがそのことで差別されたりはしない。

 結婚前に妊娠して赤子を遺棄する事件があると、母親が遺棄罪に問われる。だが、父親は?

 フランスもジェンダー的には、日本と変わらないらしいが、結婚に関しては、生まれた子どもの人権、女性の人権は守られているように思う。
 だから、出生率がグーンと上がった。
 戸籍婚は廃止して、事実婚にする。そして、事実婚よって生じる問題を解決する法律を作れば、未来に対する希望は、少しアップするのではないだろうか。

 # 本質を知る # 結婚の呪縛 # 国連から勧告 # 不倫 # 事実婚と戸籍婚 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?