「嫌われる勇気」を書いたことで知られる古賀史健著の「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」という本を手に取った。仕事で取材をすることになったので、そのために少しでも参考になればとおもって買った本だった。
読んでみると、「書く」にとどまらない、何かを「つくる」仕事であればきっと役に立つ古賀史健自前の考え方がたくさん載っていた。
私自身映像の仕事をしていて、仕事に活かせるようなところはないか、と言う視点で読んでいくと、分厚い本だったけれど最後まで面白く読見通すことができた。
実際、映像制作をしている人は全員読むべきではないか、と思うほど学ぶことも多かった。
もちろん、「書く」仕事に直結するような技術的な話が多い。
以下は、これから文章を「書く」上で、そして映像を「つくる」上で気に留めておきたいことの一覧だ。
本当はもっとたくさんの言葉をいつでも見られるように残しておきたかったが、あえて厳選した。
ライターとはなにか?
第一章 すべては「読む」からはじまる
第二章 なにを訊き、どう聴くのか
第三章 調べること、考えること
第四章 文章の基本構造
第五章 構成をどう考えるか
第六章 原稿のスタイルを知る
第7章 原稿をつくる
第8章 推敲という名の取材
第9章 原稿を書き上げるために
あとがきにかえて