7月22日 街歩きの魅力を仲間と
7月22日ですね。
先週の土曜日に代官山であるっこ展に行ってきました。
あるっこさんは一般社団法人として町歩きや散歩の魅力を伝え、イベントをされている団体です。
私も昔から街歩きが大好きで、街を歩くと見かけるいろんなものに注意を払い、写真を撮りまくっています。
街歩きの魅力は見る人次第。見る人の感性や嗜好によって興味を持つ範囲も千差万別です。
電柱、街区表示の看板、郵便ポスト、消化器、マンホールの蓋、お店の看板、手書きの地図、建物、表札、銅像、自治会掲示板、道祖神、祠、神社仏閣、観光案内板。もうキリがありません。
つまり、無限の可能性があります。
私の場合、キリがないので、各地を旅した際はその中でも敢えていくつかに絞っています。ですが、本当はもっともっと興味の範囲は大きく広いです。時間が足りなさすぎるのです。
あるっこさんがすごいなぁと思ったのは、その興味を探る活動を仲間で組織化し、しかも一般社団法人化した点です。
私の場合、こうした活動はほぼ1人でした。むしろこのような一般受けしないような趣味嗜好は個人の範囲で留めておこうと思っていたくらいです。
が、実はそうじゃない可能性があることをあるっこさんは教えてくれました。
なるほど、一般社団法人化し組織化するやり方もあったのだと、この年になって感銘と大きな気づきを受けました。
こういう興味の関心の範囲は人によってそれぞれです。
仲間と街を歩く際も、ただ街歩きが好きと言う共通点だけがあります。それぞれがそれぞれの興味関心に一喜一憂する中、一緒に行動することで、なるほど、こういう楽しみ方もあるのだと、お互いに影響を及ぼし合い、街に隠れた魅力が倍増していきます。
その視点や切り取り方が多様であればあるほど、つまり人数が増えるほど、その気づきの可能性は増えます。
つまり多様性ですね。
私のような趣味嗜好の者は、街歩きの中で画一的なモノには惹かれません。それがまだ古びておらず、その風合いが時間の洗礼を浴びていない場合は尚更です。
作った人の感性によっていろいろなものがあり、それが時間の経過によってさらに独特の色合いを加えるから街に魅力が生まれる。
それの反対がデジタルです。デジタルは簡単にコピーできてしまうため、また、時間の経過によって風合いも加わらないので、私には魅力を感じません。デジタルに魅力を感じるとすれば、想像の喜びを簡単に味わさせてくれることや、時間と空間の手間を大幅に省いてくれるところでしょうか。
また、あるっこさんの活動に参加できる機会があれば参加してみます。
その前に、まずは8/24に真鶴でCASOミーティングというイベントを開きます。その中でもあるっこの並木さんが真鶴の街の魅力をみんなに気づかせてくれます。きてみていただければ。