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辛い麵メント:灼熱のチーズ的狂気

アクズメさんは新しい辛い麺を見るとついに手を出す。辛い麵を食べて、悶え苦しむ体験を記録して文章に書いたら大体受けがいい。なぜなら他人の苦しみを見るのが世界一面白いエンターテインメントだから。たまにサポートまでもらえる。味を占めたアクズメさんはこうしていままで自分の内臓と肛門を酷使してきた。そして今日も過ちを繰り返す。

では今から胃袋に収める劇物を紹介しよう。

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このパッケージに見覚えがあるかな?そう、この間に食べたゴーストペッパー麺の新しいフレイバーだ。黄色い包装パッケージと黒い文字が獰猛なスズメバチを想起させる。

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蓋にFlaming Cheesy Madnessと書いてある。灼熱のチーズ的狂気と訳した。狂気か、ふん。たしかに、初めてゴーストペッパーの洗礼を受けた時は散々痛い目に遭ったのに、また懲りずにやるなんて、正気じゃないよな。でもよ、私は月曜日の昼頃にPOPする『あなたの記事が先週もっとも読まれ/スキが集まった!』の報告は何よりも好き。そのためなら悪魔と契約して全裸絶叫せよと言われたってやってやる。

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ゴーストペッパーの辛さは脅威的の100万スコヴィル。胃腸がめちゃくちゃになるし、下手したら死人がでる数値だ。前までパッケージに書いてある悪趣味的な #CANORNOTCHALLENGE 参加方法がなくなってる。

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調味料。左側はチーズ粉。フォークはついている。

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お馴染みの黒い麺。

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お湯を入れて4分待ち、調味料を入れる。チーズ粉がなんか赤くない?って思って舐めてみたけど辛かった。仕込み済みかよ。乳製品であるチーズが辛さを抑えてくれると思ったけどそう来たか。やりおるわ。

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混ぜ終わったらこんな感じ。どどめ色、光沢。見た目は本当に塩辛っぽい。じゃあいよいよ食べるよ。うおっ、唇に接触した途端に熱いぞ、ずず……ぐほっ!辛えーッ!でもチ―スのおかげか前々回より辛さが頭部全体に伝わるスピードが遅い。今の内にできるだけ多く詰め込むんだ!ずる、ずるる!やっぱつれえけど初回より苦しくはない。俺がまた進化してしまった?ほら見ろ、もう半分まで食べれた。もしかしてこのまま一気でいけちゃうんじゃない?ごめん、撤回する。ちょっと休憩。

2/3を食べたところ、苦痛値が限界までに来た。予め準備したミルクを口に含む。アーイイ、遥かイイ。冷たいミルクは燃え盛る味蕾を愛撫する……と思いきや、ゴーストペッパーの熱波が食道に伝って上がってきた。胃の中が熱い。これはミルクをもってしてもどうしようもない。耐えるしかない。痰が分泌されて呼吸が苦しくなって、顔から色々の液体が垂れて出るが、前の経験もあって心に余裕を持てた。自分の成長に驚いた。よし、すこし治まった。残りを頑張って食べよう。

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完食。10分ほどかかった。ではアイスキューブで舌を鎮火してくる。

ゴーストペッパーチーズ:
辛さ ★★★★★
苦痛 ★★★★
食事感★★★
美味 ★

スパイシーチキンと比べて食べ物を食べてる感がかなり上がった。インスタント麵として成り立てている。でも引き出しに常備したいかと聞かれると答えはNO。ゴーストペッパー初心者にお勧めしたい一品です。ミルクを備えるとよりいいです。

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