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ペイミーにVibes/Hook up/Diversityというキーワードが生まれた瞬間

ペイミーの会社説明資料「ペイミーまるわかりBOOK」には、冒頭このようなページがあります。

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給与即日払いサービスPaymeを世の中に広めたいのはもちろん、その先にも創りたい世界があるんだ、という野望と意気込みを表明するページです。

「Vibes(精神の共鳴)」「Hook up(公平な機会)」「Diveresity(相互の尊重)」。この3つのキーワードは、創業当初からあったものではありません。とあるmtgで、確かな熱量を持って生まれました。そのmtgがとても印象深かったので、綴りたいと思います。

ちなみに「まるわかりBOOK」の制作秘話は、別途こちらに書き記しましたので、もし興味ある方はぜひ🙇‍♂️

代表だけでなく、みんなのペイミーにしたかった

昨年5月。私が副業でペイミーに関わるようになって数ヶ月経ったころ、代表の後藤さんとの1on1でこんな話をしました。

「後藤さんの想いだけではなく、みんなの想いを今後もっと反映していきたい。後藤が強い会社ではなく、みんなが強いチームにしたい」

ちょうどその頃、マネージャー陣で、土曜に集まりペイミーの中長期的な戦略を時間をかけて考えるmtgの開催が決まっていました。そのmtgの1.5hをもらい、みんなの想いを発散する時間を作ることにしました。

一人ひとりが自分の人生を起点にし、「なぜペイミーに参画しているのか」「ペイミーで何を成し遂げたいのか」をシェアすることで、全員が自分ごととして中長期の戦略を考えることが目的です。

参加者には事前に、ふんわりこんなことを考えてきてほしいと伝えました。

・人生で何を成し遂げたいのか
・何にワクワクするか
・何に価値を置くか
・なぜペイミーに参画しているのか
・ペイミー(Payme)をどうしたいのか

代表の口から出た、「フックアップしたい」という言葉。

冒頭は、改めて代表の後藤さんに、ペイミーのミッション/ビジョン/バリューについて話してもらいました。ペイミーで成し遂げたいこと。そのために今までやってきたこと。まだできてないこと。

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後藤さんの口から真っ先に出てきた「100年後の歴史の教科書に載る」「金融を再発明する」の2つについても、それはどういう状態なのか、なぜそれをしたいと思ったのかについて、質問を重ねていきました。

そこでふと、「フックアップしたい」というキーワードが後藤さんの口から出てきます。

「フックアップ」という言葉、私はこのとき初めて聞きました。どうやらヒップホップ用語で、大御所が名も無い若手の才能を見出し、ステージシーンに引き上げるカルチャーのことだそうです。(さすが元ブレイクダンサー!)

夢や想いがある若者たちが、チャンスを掴み、才能を発揮する世の中にしたい。そのためには色々な方法があるが、お金というインフラが、もっとも影響力を発揮できる領域だと思っている。お金を持っている人が、よりお金持ちになるサービスや仕組みは既にあるが、お金を持ってない人が幸せになるためのインフラはまだまだ足りない。でもお金を持ってない人をお金持ちにしたいかと言われるとちょっと違う。お金持ちにしたいのではなく、幸せにしたいんだ。

「それめっちゃいい!」

その場にいる全員が、改めて、後藤さんの想いに共感しました。

それぞれの価値観をシェアする中で出てきた「バイブス」と「ダイバーシティ」

なぜ「フックアップしたい」後藤さんにメンバーが共感するのか。それこそが、なぜペイミーに参画しているのかということ。

共感の根っこを探るために、一人ひとりの価値観や、価値観が形成された背景について時間をとって語ってもらいました。

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「大切な友人がバカにされているのが許せなかった」
「才能ある友人が夢を諦めなきゃいけない世の中が悔しかった」
「兄弟と比べられる中、自分なりの価値を出したかった」
「画一的なエリート像に違和感を感じ、自分の勝ち筋を探してきた」

フックアップしたい対象は、大事な人だったり、かつての自分だったりしました。地域格差だったり、スキルだったり、目指す方向性だったり、みんな多かれ少なかれ、マイノリティであることの悔しさを感じ、その中で勝機を得るためにもがいていました。

そこに共通するのは

「バイブスがあう人たちを応援したい」

という想いと、

「みんながチャンスを掴める世の中の方が、ダイバーシティがあって面白い」

という価値観です。

ロジックはまだ整理できてないし、それぞれの言葉の定義もあやふやだけど、「バイブス」「フックアップ」「ダイバーシティ」という3つのキーワードが、自分たちがペイミーにいる意味で、ペイミーで成し遂げたいことを表しているんだという、熱を帯びた確信と一体感が、その場にはありました。

あまりに自分たちの原体験に立脚した想い過ぎて、「視座が低いのではないか?」「救いたい対象が身の周り過ぎる?」とすら思いましたが、

それが一番自分たちが力を発揮できる信念だし、その熱量がないとたった一人すら救えないような気もするし、そもそもまだ(当時)創業二期目のスタートアップだし、それでいいんだと私は思います。

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ペイミーまるわかりBOOKにも、目指す世界をビジュアライズしました。

まとまりのない文章になってしまいました...。でも、少なくとも私はこのmtgを経て、後藤さんが突然語り出す新規事業のアイデアも、中長期的な事業構想も、メンバーみんながペイミーに期待することも、前よりもずっとずっと理解できるようになった気がします。

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