8/22

久しぶり。ノート。

違う媒体で少し書いていたけれど、結局は戻ってきてしまった。

あれだけ待ち遠しかった夏休みもあと数日で幕引きを迎え、ツンデレな日常が顔を覗かせる。

結局はそれでいいというか、時々僕に牙を向けてくる日常もいいでしょ。

なんて考えてしまう。

何を書こうか。とりあえず最近思ってる事を前みたいに書こうかな。

きっと長くなるから見出しをつけようと思う。暇な時間に呼んでくれれば嬉しい。

きっと一人称が度々変わるだろうけど、それは気にしないでほしい。

バンドのこと

最近、僕は時々終わりを感じることがある。

夏休みだってそうだ。だけれどそれよりもっと大きい終わり。

僕の人生が本当に変わってしまうような終わり。

もしくは僕の人生自体の終わり。

そんなことをふとしたときに考えてしまう。

2年前に入学した高校も気づけば終わりに近づき、きっとそんな事を思っているうちに僕らは卒業を迎える。

それに伴ってきっと、今僕の生きがいとも言える”バンド”ってのもある意味終わりを迎えるのかもしれない。

終わってほしくないとは思う。そりゃもちろん。

フェスに行って、すごい量のバンドマンを目撃して、感化されて。毎回思う

その”一握り”になりたいって。

周りの大人、友人にも言われる。

バンド続けろよ、売れるまで頑張ってみろよ、人生短いんだから、できるよ

そんな言葉が僕の周りを渦巻きのように駆け巡っている。

結局は僕の人生。されど、僕の人生っていうのは他人の人生の一部でもある。

もしたとえば、大学に入って、バイトして働いて、必死に曲書いて、ライブして。

それで”一握り”になれたら文句はない。

だけれど、世の中には星の数より多いバンドが存在していて、そのほぼ全てが”売れたい。”そんな一心で短い人生を消費してる。

人の人生を一緒に背負う

その覚悟。まだその踏ん切りがついてない部分が自分にはある。

高校卒業と同時に僕のバンドマン人生ってのが終わってしまうのか。って

そんなこと起きてほしくないな。心の底からそう思う。

できれば、売れなくてもいいから、バンドは続けたい。

俺らが楽しんでれば別にいい。

でもそれじゃあ生きてけないよ。

きっと、今は応援してくれている大人も友人も結局はそう言うのだろう。

だけど、その度に、あのステージから見た景色を思い出すと、僕はずっとこの景色を見ていたいと思ってしまう。

一人一人が自分で楽しさを見出して

動画撮って、手拍子して、口角上げて歌詞口ずさんで、

何時間、何十時間、何日、何週間、

時間をかけて練習して披露しても所詮4、5分程度の持ち時間で

でも、その時間が人生で一番楽しい瞬間だって思えるから僕は楽器を弾いてる。

もうあまり話さないショートケーキ好きなあの子だって、

色々と一方的に嫌っているあの人だって、

カメラを構えて写真を撮ってくれるあの子だって

僕らがステージにいる間は僕らを聞いて、見てくれている。

あんな顔見ちゃったらさ、終わらせたくないなって思っちゃうんだ。

今のバンドだっていつまで続くか分からない。

大変なことだって多い。理想論じゃ生きてけない。

でも、だけど

終わりの時、もしくは新しい始まりの時。この中に

あの拍手の中で生きてけるなら、それでも良いよ。

そう言ってついてきてくれる人がいればいいな。僕はそう思ってる。

三ヶ月

夏休み、それは長いようで短くて、記憶の大きい部分を占めている。

最近、小学生の時の同級生に会った。

一人は野球部の子。

変わってなくて、つい昨日まで一緒に学校に通ってたんじゃないか

そう思えるほどに懐かしいけれども慣れている。

楽しかった。

二人目はイケメンで運動神経が良かった子。

今はバレーボールをしてるんだって。まあそりゃあ身長が180超えてて巨人みたいなんだからそりゃそうか。と思った。

三人目。

この子は同級生ではなくて、幼馴染という表現の方が近い子だ。

僕の一歳年下で

小さい頃は”×××大好き!”とか言って手を握ってきてくれてたような無邪気な子で、

よく僕が食べ終わってない袋グミを悪気なく食べ切ってしまうような子。

だけれど久しぶりに会えば超美人になってるし、

めっちゃくちゃいい学校に通っているし、

歌声はSHISHAMOのボーカルの方に似ているしで恐怖心さえ覚えた。

カラオケに行って、

くら寿司で寿司食べて、

ギターを家で少し教えたり近況報告したり。

なんだか、自分の妹に久しぶりに会ったようでたった今過ぎていった時間さえ懐かしく思える再会の日だった。

結局、数日後に行った音楽フェスでその子に再会して

Vaundy見る!

と言いながら最前列6時間待機しているのを見て、

無邪気なのは変わってないのだなと思った。

学校の友達とも遊んだ。

猛暑日に高架下でラクロスをして、熱中症になりかけてブランコで涼んだり

これまたくら寿司で寿司を食べて、金欠なうちのドラマーがチューブワサビを加えて甘いと言っていたり。

帰りに品川のカラオケで声を枯らして帰ったら翌日声が出なくなった日だってあった。

夏休みが始まって一ヶ月も経たない頃にバンドメンバーとスタジオで数曲合わせた。

あれは本当に楽しかった。

実はあの時、僕は胃腸炎の風邪明けで声は出ないし頭は常時痛いしでコンディション的には最悪だったんだけれども

それを忘れてしまうほどに楽しくて、ノリノリで外が暗くなったことも忘れて曲を熱唱したのは良い思い出だ。

なんだかんだ言って声は出ないけれど楽しけりゃなんでも良いとも思った。

実はというがもうバレているのかもしれないけど

僕は曲を披露しているときに相当暴れたいタイプで

できるならずっと首振ってノリノリでギターを弾いてたいんだけれど流石にそれは抑えてる。

そういや数日後に君に返してもらった1400円、

今だにミッキーの封筒の中でまんま残ってた。

ここまでくると一生使わないでおこうかと思うほどである。

まあまた横浜行った時にでも使おうかな。

最近

そういや昨日、うちのベーシストがまた雑コラ作ってた。

先述したバンド練習で僕らがある曲を演奏している時のコラなのだが

あれがまたひどい。

けど結構ああいうコラは好きだったりする。

到底The First Takeでは使えないようなクオリティーと歌詞で

他責で元カノを批判するあの曲は披露している分には楽しいのだ。

よくうちのベーシストはMV(?)のようなものを作ってくる。

あれ結構好きなんだよな。

ありがとう。

そんな彼女とバンドの方針というかなんというか

そんなことをドキュメントで話し合ったのも昨日だった。

夏休みが終わってしまう。

それもまたいいかもしれない。

いつもの顔と新しい顔。

それに会いに行けるのであれば

またあの拍手に包まれることができるのなら

終わりってのも悪くはない

そう思いながら僕は明日髪をストレートにしてこようと思う。

また気まぐれに書こうかな

それでは。









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