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『弁当箱洗いを続けたら高校入学?校長先生の真意はどこにある⁇』


皆さんは続けることが得意ですか?
私はわりと得意かな。



4000本ヒットを打った
イチローさんは

『小さなことを積み重ねることでいつの日か信じられないような力を出せるようになっていきます』
と言いました。



続けることを初めて意識した話を
書いてみたいと思う。



中学入学後、初の学年集会で
校長先生から

「君たち、自分で食べた弁当箱は自分で洗ってください。
3年間洗い続けることができたら希望する高校に私が責任を持って入れてあげます」

と言われた。


「えっ!マジ?
それなら勉強するより簡単や。
やろう!」


即決でした。




家に帰るなり母親に

「今日から弁当箱は自分で洗うわ」


と、宣言して洗うことになった。
時間は3分くらい。
「チョロいな!」が正直な感想。



勉強せずに希望校に入れるなんて最高やん!
もし落ちたら
絶対文句を言ってやろうと考えていた。



1ヵ月後、
友達と遊んでいて帰宅が遅くなり
弁当箱を洗うのを完全に忘れていた。
寝る前に
明日の時間割をしようとしたら
弁当箱が出てきた。


「最悪や、もう弁当箱洗うのヤメヨかな?校長先生あんなん言うてもホンマかどうかわからへんし!」


やめる言い訳を考えていた。
恥ずかしい〜



「母に洗って」と言うと
根性ないと笑われるはず。
それは嫌だと思った。
中学なりにプライドは持っていたから。
悩みに悩んだが洗うことにした。
中学1年生のプライドが勝ったのだ。



そこからは、
学校から帰ると当たり前のように
弁当を洗う習慣になった。

『朝起きたら歯を磨くように
弁当を洗えるようになった』


なんでも習慣になるまでが大変。
(今も弁当箱は自分で洗います)



2年経った頃には

「校長先生が言われたのは、継続の大切さを私たちに教えたかったんだ。弁当箱洗いでも何でも良いんだ。高校入学を約束したのは続けるモチベーションにしたんだ!」

ふと気づいた。



続ける中で
本質が理解できる瞬間がある。
始めはわからなくても
続けているうちに見えてくる。
(ただし時間はかかります)
決して飛び越えることはできない。



皆さんは何か続けていますか?
その中から何を学びましたか?
続ける中から掘り起こすと
思わぬお宝があるかもしれません。



【今日の学び】
続ける中からしか
学べないことがある。
その体験こそが宝物。


(告知)
6月23日(金)21時
さぼ姉withうりも&アークン
ふ・き・だ・す ライブ

・昭和あるある
・迷言
・結婚式
について話します。
良かったら聴いてくださいね♪




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