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ドラマ日記『青天を衝け』(第16話)&『ドラゴン桜』(第6話)

“日本資本主義の父”と呼ばれる、渋沢栄一(吉沢亮さん)の激動の人生を描く、大河ドラマ第60作『青天を衝け』の第16話。円四郎(堤真一さん)の早すぎる死と慶喜(草彅剛さん)の慟哭の名シーンがありました。

篤太夫(吉沢亮さん)らは、円四郎に命ぜられ、一橋家の兵と家臣を募るべく関東に出向く。一方、京都では土方歳三(町田啓太さん)ら新選組が池田屋を襲撃。攘夷派志士の怒りは、禁裏御守衛総督の慶喜と側近・円四郎に向かっていく。

「先んこつが見え過ぎる人間は往々にして非業の最期を遂げてしまう」という西郷のフラグ発言通り、攘夷派の水戸藩士によって円四郎が暗殺されてしまう展開。雨の中の暗殺劇と、円四郎の最後の言葉、そして慶喜の慟哭まで、前フリの二人の笑顔が効いて、悲しくも記憶に残る名シーンに。

前半のドラマを引っ張ってきた慶喜&円四郎コンビが消滅してしまいましたが、新キャストとして土方歳三役の町田啓太さんが本格登場。池田屋事件での華麗なる殺陣を披露。しっかり見せ場をもらってましたね。

続いては、かつて三流高校から東大合格者を輩出した元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛さん)が、元教え子の水野(長澤まさみさん)と共に、破綻寸前の高校を再建しようとする『ドラゴン桜』第6話。

東大専科は3日間の勉強合宿を行うことになった。桜木が声をかけた麻里(志田彩良さん)も健太(細田佳央太さん)の付き添いとして参加し、先日の勝負に破れた藤井(鈴鹿央士さん)も約束通りやって来た。そして更なるレベルアップを目指し、桜木はくせ者の国語講師を招へいする。

気がつけば、物語は折り返し地点の第6話。確実にレベルアップはしているのでしょうが、まだまだ東大は遠い感。というわけなのか、一気にスピードアップしてきた印象となった今回。

ここまで敵役だった藤井は、キャラ変したかのように素直になり東大専科へ合流。父親(迫田孝也さん)のDVで、進学はおろか学校を退学させられそうになった麻里の問題もあっさり解決。ヤンキー2人(西山潤さん&西垣匠さん)は、今週もエプロン姿で見せ場あり。林遣都さんはいずこへ。



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