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ドラマ日記『35歳の少女』(第7話)

25年後に目を覚ました10歳の少女の物語『35歳の少女』第7話。一進一退、希望を見せては、落としてくる本作。前回のファーストキスから一転、望美(柴咲コウさん)が結人(坂口健太郎さん)に絶望する展開に。

母・多恵(鈴木保奈美さん)が家を売り出すと宣言し、言い争う家族にがっかりした望美。さらにアパートに帰ると、結人が自分の教育方針に反する小学校に、妥協して就職したことがわかり…というストーリー。

安定の鬱展開ではあったのですが、面白いところでいえば、結人の父親役の西岡徳馬さん。『過保護のカホコ』『同期のサクラ』と遊川和彦さんの作品の常連ですが、『東京ラブストーリー』では鈴木さん演じるリカと不倫していた上司役。二人が会うシーンがこれからあると面白いのですが。

遊川作品といえば、夙川アトムさんも望美のバイト先の店長さん役で出ていました。外国人店員に絡む悪質クレーマーに対して、『過保護のカホコ』『同期のサクラ』に続く3度目の土下座。

このシーンでは、望美が割って入り「(日本人は)いつの間に相手の気持ちを考えようともせず、無視とか拒絶するようになっちゃったの?」「頑張っている人が、気持ちよく働ける環境を作るのが上に立つ人の仕事でしょ?」と発言するのですが、クビに。今週の社会派シーン。

鬱展開に疲れた方は『マリーミー!』をどうぞ。癒されます。


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