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そろそろ『青天を衝け』(朝廷・諸藩編)

14日にスタートする大河ドラマ『青天を衝け』。渋沢栄一(吉沢亮さん)を描く本作の出演者を、朝ドラ・大河出演歴に絡めて紹介するシリーズ第九弾(ラスト)は、朝廷と土佐・宇和島藩編。

まずは攘夷を望んだ、和宮の兄で明治天皇の父・孝明天皇を演じる尾上右近さん。曽祖父は名優・六代目尾上菊五郎さん、母方の祖父は俳優・鶴田浩二さんという歌舞伎界のサラブレッド。映像作品はまだ少なく、NHKドラマ『少年寅次郎』(2019年)、映画『燃えよ剣』(2021年公開予定)ぐらい。

明治維新の十傑の一人で、旧500円札の肖像にもなった公家・岩倉具視役には山内圭哉さん。朝ドラは子役時代に『はっさい先生』(1987年)、『あさが来た』(2015年)では大番頭の雁助役で注目されました。大河『新選組!』(2004年)では橋本左内を演じました。

公武合体派の中心人物で、皇學館大学の創始者・知久邇宮朝彦親王(中川宮)役に奥田洋平さん。朝ドラは『とと姉ちゃん』(2016年)を経て、『ひよっこ』(2017年)ではラジオ工場主任の松下さん役で注目されました。 大河は『真田丸』(2016年)『おんな城主 直虎』(2017年)に出演。

攘夷派の公家で、「七卿落ち」で知られる三条実美役に金井勇太さん。朝ドラは『花子とアン』(2014年)ヒロインの妹の結婚相手の画家、『まんぷく』(2019年)では町工場の息子を演じました。大河は『江〜姫たちの戦国』(2011年)に出演。

幕末の四賢侯の一人として知られる土佐藩主・山内容堂を演じるのは水上竜士さん。唐十朗さんの劇団状況劇場の看板俳優として活躍。以降、映画を中心に活躍。現在、京都造形芸術大学教授。

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同じく幕末の四賢侯の一人、宇和島藩主・伊達宗城役に菅原大吉さん。朝ドラ『あまちゃん』(2013年)では「ブティック今野」の店主で、スナック「梨明日」の常連役。他にも『まんぷく』(2018年)『エール』(2020年) にも出演。大河は『おんな城主 直虎』(2017年)以来となります。

最後は、新選組副長・土方歳三を演じる町田啓太さん。朝ドラ『花子とアン』(2014年)では、ヒロインの夫・英治(鈴木亮平さん)の弟役。その鈴木さんが主演した、大河ドラマ『西郷どん』(2018年)にも登場。薩摩藩家老で、西郷らの討幕を助けた小松帯刀役でした。

というわけで、このシリーズは終了です。『青天を衝け』のスタートを楽しみに待ちたいと思います。


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