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たった一歩でも踏み出したその勇気に「はなまる」を


はじめまして、アカツキ福岡CXの藤石(通称:おなつ)です。


今回は、「これまでの私自身について」と「最近の私の変化」について書いてみようと思います。


自身のことを文字にするのは、履歴書以外では経験がないので、諸先輩方の素晴らしい記事の後ろに隠れて、ゆる〜く書かせていただきます。
皆様には「ふ〜ん。」くらいのテンションで目を通していただけると嬉しいです(笑)



これまでの私


前提として、私のこれまでと性格について、お話させてください。


私はこれまで3つのお仕事を経験しました。
某コーヒーショップ店員、航空会社のグランドスタッフ、そして今、アカツキ福岡でのCXという職種です。


業界や、対面・非対面の違いはあれど、全てガッチガチのカスタマーサービス業です。
だけど「私にはこの仕事が向いている」と自負している訳ではありません。
自信もありません。


初めて「自分を変えたい」と思った時のお話


初めて経験した接客業は、大学生の時、某コーヒーショップ店員でした。
高校生の頃から、「大学生になって始める人生初のアルバイトは絶対にココだ」と揺るぎない決意がありました。


その決意の裏には「かっこいいから」という何とも短絡的な考えも多いにありつつ、でもそれ以上に「もしここでやっていければ、とりあえずある程度の接客スキルが身につくはず。」という考えがありました。
まるで修行に出るかのような気持ちで、面接を申し込んだのを覚えています。


ただの大学生のアルバイトにそんな大袈裟な...と思われるかもしれませんが、当時の私にとっては一大事でした。


私には、「航空会社でグランドスタッフとして働きたい」という夢がありました。結果として叶えることが出来たのですが、そんな夢があるということを、航空会社から内定をもらうその日まで、一番の親友にさえ打ち明けることが出来ませんでした。


周囲から「絶対無理だよ」って言われるのが怖くて、何より自分で自分を信じることができず、叶わなかったら恥ずかしいからという理由で隠し通しました。


考えれば考えるほど好奇心よりも恐怖心が大きく膨らんで、「きっと出来ない、向いてない」と勝手に決めつけて、あらゆる理由をつけて諦めてしまう、そんな自身の性格を少しでも変えたい一心で、「これでダメなら全て諦める」というなんとも潔すぎる決意のもと、自分を試す意味も込めて、精一杯の勇気を振り絞って某コーヒーショップの門を叩きました。
(単にカフェでバイトを始める話が、だんだん表現が壮大になってきて恥ずかしくなってきました)


でも、我ながら、当時の自分にしては「良くやった」と思っています。
実際の経験については、具体的に書くと長くなり過ぎてしまうので割愛します。


が、結果として、このコーヒーショップでの経験と、夢にまで見たグランドスタッフとしての仕事は、私に接客業の楽しさと苦しさをたくさん教えてくれました。
最高の仲間に囲まれて、本当に幸せな日々でした。


思い出すだけで吐きそうになるほどツラいこともあったけど、それ以上にお客様と心が通じる最高の瞬間を何度も経験する中で、「この仕事に自信はないし、自分への向き不向きは分からないけど、好きならそれでいいのではないか」と思えるようになったのです。


アカツキ福岡との出会い


そんな私ですが、2020年、夢にまで見たグランドスタッフのお仕事から離れる決意をします。


理由は様々ありますが、一番大きかったのは、新型コロナウイルスの影響で、当時の私たちの仕事は、仕事と呼べるものではなくなってしまったことでした。
グランドスタッフとしての役割を果たせない毎日を過ごす中で、この仕事の好きだったところや、楽しさを忘れていきました。
私にはこれしかない!とそれなりに誇りを持ってやってきた接客のお仕事さえ「もういいかな。」と投げやりになっていました。


自分が何がしたいのか何が出来るのか分からず、ただぼーっと求人を探していた時、一番初めに出会ったのが、アカツキ福岡の求人でした。


toCのお仕事は飽き飽きしていたはずだったのに、CXという「お客様に感動体験を届けるお仕事」に惹かれたのです。
先輩方のインタビュー記事を初めて読んだ時、私と年齢の近い方々が、それぞれ仕事に誇りを持って活躍している姿が印象的で、これまでの自分の経験とも重ね合わせながら、シンプルに「楽しそう!」とワクワクしました。


また、エンタメに対する深い愛を曝け出している姿には、こんなにオープンに自分の「好き」を表現できる職場があるんだ...といい意味でカルチャーショックも受けました。


せっかく「こんな職場で働きたい!」と思えたのに、この時の私は、残念ながらまた過去の自分のように二の足を踏みます。


「接客はしてきたけどスキルとして提示できるものは何もない...」
「この人たちみたいに情熱持って仕事に臨めるのか...?」
「そもそもこれまでと業界が違い過ぎて、私は場違いなのではないか...?」


そんな負の思考回路の中で、自分自身にも転職活動自体にも嫌気が差していた私のエンジンをかけてくれたのは、ダメもとで臨んだアカツキ福岡1次面接での出会いでした。


1次面接を担当してくださった人事の佐藤さんは、とてもフランクで、温かく、前述したような私の経験談をたくさん掘り起こして聞いてくれました。
私にとって面接は、「面接官」と「求職者」という「見定める側」と「見定められる側」という関係で成り立っているものという認識でした。


その認識をいい意味でぶち壊されて、私はつい、面接であることを忘れてしまいそうになったことを覚えています。


こんな風に自分のことを知ろうとしてくれるなら、色々考えずに、私も全てを曝け出して全力を尽くしてみようと思わせてくれたこと、また、その想いを受け止めてくださった皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。


今の私


そんなこんなで、アカツキ福岡にジョインした私は、現在2年目に突入しました。


CXの一員として、対お客様、対チーム、対CXメンバーへ、私には何ができるだろうか、私の強みは何だろうか、模索する日々を過ごしています。


正直、今現在も新しいことへの挑戦は苦手です。
「失敗したらどうしよう」
「期待に応えられなかったらどうしよう」


日々たくさん考えます。


でも最近の私は、挑戦が怖くなった時、自分に出来るか出来ないかは一旦置いといて、「とりあえずやってみよう。無理そうだったら相談しよう(笑)」と思えたら、それだけで「はなまる」ということにしています。


こう考えることで、ただ闇雲に怖がって勝手に孤独を感じながら二の足を踏んでたあの時とは違って、恐怖よりも充実感を感じられるようになりました。


それは、なぜか。
同じように悩みながらも日々踏ん張る仲間や、心から私の成長を応援して「失敗してもいいじゃないか」と背中を押してくれる仲間の存在があるからです。


誰に話していいかも、どうやって伝えたらいいかも分からないような不安や悩みを、まるで自分ごとのように理解して共感してくれたり、うまく言語化できない私の感情の奥底まで読み取ってアドバイスをくれる仲間がいるからです。
人の感情を読み取るプロに囲まれている特権かもしれません。


長々と書いてしまいましたが、結論、昔自分を変えたいとジタバタしていた私と今の私とでは、性格は大きく変わっていません。
でも確実に、以前よりも自分の俯瞰的に見られるようになったし、闇雲に恐れて逃げることはしなくなりました。


もし、私のようになかなか踏み出せなくて悩んでいる方がいるのなら、こんな私でも安心して挑戦できる、最高の練習場がアカツキ福岡にはあるよ〜ということを、伝えたいのです。

この記事は、CXアドベントカレンダー3日目1人目の投稿です。
前の投稿者は「但木さん」でした。
次の投稿者「ななみんさん」の記事もお楽しみに!