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私が役者になった理由

写真は母から「1番可愛かった頃の明星」と送られてきた写真。牧場。

タイトル通り役者になった理由でも書いてみようかなと。

ぶっちゃけそんな大した理由はないんたけどね

言ってしまえば憧れ。
本格的に目指そうと思ったのは中学を卒業してすぐくらい。

今で言う2.5次元の俳優さんが、歌って、踊って、芝居して、っていうのを番組で観たから。
この人たちすごいって思ったよ。自分もそうなりたいって。

光の元で誰かに必要とされるってどんな感じなんだろう。

元々人前に立つのは嫌いで、幼少期のお芝居では1番目立たない役ばっかり選んでた人間がまさか芝居やりたいなんて。人生って面白いね。



高校に進学して、とりあえず演劇同好会に入ってみた。

演劇同好会なんて名前だけで、ただ集まって駄弁るだけの部活だった。
とりあえず高校卒業したら考えよう。漠然と役者になりたいという気持ちしかなかった。

高2、世界が変わった

2015年、明確な目標ができた。

ミュージカルをやりたい。

初めて観たミュージカル「エリザベート」

初めての帝国劇場。
感動で涙が止まらなかった。

憧れがエリザベートになった。あの舞台に立ちたい。関わりたい。

その気持ちは22歳になった今でも変わらない。
(帝劇のスタッフになる事も考えたけど、演者として関わりたいと思ったからやめた)

高校を卒業して2年間、養成所にも通った。

2年間フリーで活動して合計6本の舞台に立った。

そして今年5月から、新しく事務所にも所属した。

今後の自分がどうなるか分からない。

ただ、昨日より一歩役者になっている

それだけを信じて毎日生きている

今はまだ活動は少ない。SNSのフォロワーも少ない。

発信力がないからこそ、新しく発信する場所も見つけた。

有難いことに、周りには応援してくれる人が多かったから今こうして居られる。
早く大きくなりたい。

私はここにいるよ。

数年後の私が、これを読み返した時どんな気持ちになるのか。

いい未来であれ。

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