「人の役に立ちたい」アカリエの新星が語る介護への想いと目標
採用強化中のアカリエには、次々と新しい人材が入ってきています。
今回は、そんなルーキーたちのひとりである今さんにお話をお聞きしました。実は今さんは、一度介護業界を離れたことがあります。それでも介護の世界に戻ってきた彼だからこその、熱い想いを話してくれました。
一度離れたからこそわかった介護への想い
――最初に、略歴と現在の業務内容を教えてください。
大学で社会福祉学を専攻し、その後介護事業を行う企業に就職しました。
実は私の母も介護の仕事をしています。小さい頃から母の背中を見てきた影響や自分自身が持っている「人の役に立ちたい」という想いが重なり、高校時代に介護の道へ進むことを決めていました。
大学に通いながら介護業界の理解を深めたいと考え介護会社で勤務し、内部監査業務を2年ほど経験できたことで介護業界の理解を深めることが出来ました。大学卒業後は、そのまま就職しグループホームで施設介護を1年間行ったのち、訪問介護で在宅介護を1年経験しました。
その後、一度介護業界を離れて商社の営業として働きました。しかし、やはり介護業界で働きたいと考え再度転職活動をしている中で、ご縁がありアカリエさんに入社し、今回新しい形の訪問介護にチャレンジさせて頂くことになりました。
――介護に対して強い想いをお持ちのように感じられたのですが、なぜ介護業界を一度離れられたのでしょうか。また、戻られた理由も教えてください。
ずっと介護の仕事をしていきたいという気持ちはあったのですが、当時勤務していた会社では、給与面などで希望通りのライフプランを描くことが難しいと感じたからです。例えば、結婚したり子どもが生まれたりといったライフステージの変化に対応するのは厳しいのではと感じ、介護から離れることを決めました。
転職し、商社で働きましたが、残業がかなり多くしんどいと感じることが多かったです。2年ほど頑張ったのですが、自身の身体的な負担もありずっと働くのは難しいなと感じました。
あらためて自分が何をしたいか考えたときに、やっぱり介護がやりたい、自分が一番やりたいことをやっていこうと思ったんです。そこで原点に立ち返って、介護業界に戻ることにしました。
入社を決めた理由と新訪問介護へのチャレンジの理由
――アカリエへの入社を決心した決め手はなんだったんでしょうか?
面接の際にも担当者の方々をはじめ会社全体の雰囲気がとても柔らかく、働く方を大切にしているとの想いを強く感じたことです。
人を大切にする・出来る会社で働きたいと感じたことが一番の決め手です。
新たな取り組みへチャレンジしたいと考えた理由ですが、新訪問介護に心惹かれたことです。新しい訪問介護のかたちという点ももちろんですが、若手が将来に向けて、お給料面や働きやすさの面でも充実した生活を送ることが実現できる事業内容だなと感じました。
介護業界って、低賃金や働かれている方の年齢が高いイメージがあるかと思います。僕もその認識でした。しかし、今回の新訪問介護の取り組みでは若い方が働きやすい仕組みや長期にわたって働いていける給与体制も考えられていることに驚きました。それと同時に自分の将来に向けてのライフプランの具体的イメージも湧き、ぜひチャレンジをしたいと思ったからです。
――自分に合った雰囲気や働きやすさは大切ですよね。今さんの大事にされている価値観はどういったものですか?
先程も少しお話しましたが、「人の役に立ちたい」ということですかね。介護の仕事を選んだ根底にもこの想いがあります。人の役に立つってどんな仕事にでも言えることだと思いますが、介護は将来的にどんな人にも降りかかってくる切り離せない問題です。フルタイムで働きながら、ご家族が一日中介護をしていくことって難しいことだと思っています。「介護の仕事を通じて支える」ことでさまざまな業界で働いている方の役に立つことにつながると考えています。
また、家族の介護をしていると、家族だからこそ我慢できないこともあると思います。自分も家族介護をしていく中でそういったことが起きるのも見てきました。介護する人も介護を受ける人もできるだけ明るく優しい気持ちでいられるように、介護をする上での助けになりたいという気持ちが強いですね。
新しい形の訪問介護は、素直にすごいなと感じました
――以前携わられていた訪問介護とアカリエの新しい形の訪問介護との違いをどう感じられていますか?
ITやテクノロジーを活用し、事務作業など介護以外の業務や煩雑な作業を減らすことで、介護にリソースを集中[I2] させるなどの取り組みをすごく考えているなと思いました。介護以外の労働時間を短縮するために[I3] ITなどを活用し進める取り組みは、なかなかないのではないでしょうか。少なくとも、僕の以前の職場にはありませんでした。
また、訪問介護を提供できるお客様は高齢者から障害のある方まで幅広いなかで、ターゲットをあえて絞っているのも珍しいと思います。ターゲットを絞ることで効率化を図り、多くのお客様へ介護サービスを提供できる仕組みなど、さまざまなことが工夫されているのがすごいと感じました。
――新しい形の訪問介護について率直にどんな印象をお持ちになられましたか?
「なるほど、そういうやり方があるのか。すごいな」というのが第一印象でした。
以前、2年間内部監査を行っていろいろな事業所を見ましたが、そのなかには事務仕事が追いついてなかったり、作るべき書類が作れてなかったりといったところが多かったんです。でも新訪問介護ではやるべきことを定めているおかげで、事務作業もわかりやすくなっていて、すごく巧みに単純化されているなと感じました。
だからこそ訪問介護で働くスタッフがサービスに専念する体制を作ることが出来るのだと思います。新しいことへのチャレンジというワクワク感もありますし、やるべきことがきちんと明確化されているので仕事もやりやすく自分のモチベーションにもつながります。これから介護未経験で入社される方にとっても、やるべきことがわかりやすくて業務に取り組みやすいのではないかなと思います。
アカリエで叶えたい目標
――今さんは今後、どんなキャリアを歩んでいきたいですか?
1社目で訪問介護に携わってはいたものの、まだまだスキルは未熟です。ですから、まずは訪問介護の現場で働くことによって、自分自身の人間性や精神はもちろんスキルも成長させたいと思います。そして資格にも積極的にチャレンジし、2〜3年後にはサービス提供責任者や所長といった管理職になってマネジメントにも挑戦したいです。
新訪問介護は、評価基準がまっていてそれがしっかり給与などにも反映される仕組みになっているので、自分の頑張りを可視化しやすい環境だと思います。その目に見える自分の成長をモチベーションに、日々努力していけると思います。
――ズバリ、アカリエに入社してよかったですか?
よかったです。介護業界は中高年の方が多い業種です。1社目もそうでしたが、内部監査でさまざまな事業所を回っていたなかでも多くの事業所で中高年の方が働かれていました。
ただ、アカリエは、私と年が近い方も多いので馴染みやすかったです。また、新訪問介護が始まることでさらに若い世代が集まってくれるのではないかと思います。もちろん、中高年の方も働いていますが、皆さん物腰が柔らかく優しい方が多いです。面接時にも感じたことですが、事務所もとても優しい雰囲気であふれています。これは、入社後も変わっていません。
困ったことがあれば誰にでも相談もしやすいような風通しのよさもありますし、新人としてはとてもありがたいです。
――最後に、記事をご覧の方にメッセージをお願いします!
新訪問介護は、アカリエとツクイグループのノウハウを集めて作った新しい事業です。支援するお客様やそのご家族もちろんのこと、私たち介護従事者も含めて、みんなが幸せになれるものだと思っています。雰囲気も親しみやすく従業員に優しい会社です。
ですから身構えることなく、「人を大切にしたい」「人や社会の役に立ちたい」という志を持った方は、気軽にアカリエのドアをノックしてみてほしいです。