介護の人手不足に効果あり|セミナー内容を一部公開!
8月7日~9日にアカリエの訪問介護事業所A-Smileのペーパーレス状況を事例として紹介するオンラインセミナーを行いました。
当日、講師を務めました若橋です。
今回はセミナーで話した内容について、当日使用した資料とともに一部をご紹介します。
セミナーで伝えたかったこと3つ
30分という短い時間でしたので、内容をギュッと濃縮してお話しました。中でも、次の3つのことについてはとても重要だと思い、強調してお伝えしています。
その1:ペーパーレスで得られた効果
アカリエの訪問介護事業所では、積極的にペーパーレスに取り組んでいます。その相乗効果として、業務効率化や業務改善例が多く見られています。
【業務改善の一部をご紹介】
1)職場環境の改善
ペーパーレスになることで、書庫などの「物」が減り、事業所スペースが拡大しました。
2)業務効率化
コミュニケーションアプリの活用で、情報共有が早く、確実に!
3)経費削減
コピー用品、事務用品、書庫などの経費が削減できました。
4)業務負担の分散
ヘルパー訪問で行う業務内容の詳細をまとめた「手順書」を作成しますが、ヘルパーさんもスマホから作成・修正を行っています。
5)コミュニケーション向上
スマートフォンでのコミュニケーションが当たり前となっており、密に連絡が取れています。
6)若い人材の採用
アカリエのヘルパーは20~30代が中心です。
他にも事業所をおしゃれなレイアウトにしていく余裕が出てきたり、残業時間が削減できたりと、多くの相乗効果が得られています。
その2:ペーパーレスは採用にも影響する
事業所をペーパーレス化することで若い人材が採用できるという事実は、ぜひ、セミナーで多くの方に知ってもらいたいことでした。
ペーパーレスにするには、IT化・デジタル化に力を入れる必要があります。アカリエではICTツールを活用し、業務全体を見直す取り組みを行いました。
その結果、最近では「IT化が進んでいるから」という理由で採用枠に応募される人材が増えています。
その3:業務効率化するためにはエンジニアの支援が必要
アカリエの介護事業所がペーパーレスにできたのは、エンジニアの支援があったことも大きなポイントです。アカリエの強みは訪問介護事業の他に、IT事業があることです。
IT事業のエンジニアがペーパーレスに必要な仕組み作りや機器の設定、現場従業員への指導などを行うことで、成果を上げることができました。
5年・10年先を考え、今を変えよう
ペーパーレスは業務改革の一例で、介護サービスの種類や事業所の方針などで取り組む内容は変わってきます。
大切なのは、5年・10年先を見たときにどんな未来を描くか、そのために「今」をどうするのかを考える・・・という内容でセミナーを締めくくっています。
今後さらに人材確保が困難になることがわかっています。だから、今できることに介護事業所が負担なく取り組めるように、アカリエ・ITソリューションでも支援していきたい!そんな想いで「ペーパーレス伴走支援サービス」を展開しています。
人材採用にもつながる「ペーパーレス伴走支援サービス」にご興味をお持ちの方は、こちらをチェック!