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【特別定額給付金】スマホが非対応だったのでパソコンで申請してみた

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1人10万円の特別定額給付金を申請しました。
共働きの妻は旅行会社に勤めていますが、新型コロナの影響が直撃し今後の家族5人の生活が心配です。そんな時に給付金は正直ありがたいです。 
自治体によって開始時期にばらつきがあるようですが、私が住む調布市では5月1日からオンラインでの申請が可能になっていました。

私は既にマイナンバーカードを持っていたので、簡単にできると思っていたのですが意外と手こずりました。
まず持っているスマホ(HUAWEI P10 lite)がマイナポータルAPに非対応で妻も同じのを使っていて×。
そうかICチップに対応していないからダメなのか?と思い以前使っていたXperiaJ1Compactを引っ張り出してみましたが、残念ながらデバイス非対応でした。
※対応しているスマホ機種を知りたい方はコチラ

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そこで今度はパソコンで申請しようと思ったのですが、そもそもICカードリーダーなんて持っていません。なので慌ててAmazonで中古のICカードリーダー(上の写真のモノ)を4,480円で購入しました。在庫を確認する

ICカードリーダーを使っての特定給付金の申請方法

◆パソコンで申請する時に必要な物

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・世帯主のマイナンバーカード(暗証番号のメモ等覚えていれば必要ない、3回間違うと市役所に行かないと回復できないので注意)
・マイナンバーカードに対応するICカードリーダ
・振込先の通帳やカード等

◆ICカードリーダーはPCに繋げただけでは機能しない
ICカードリーダーを機能させるためにはまずはソフトウェアをPCにインストールする必要があります。私の場合は中古で説明書が添付されていなかったので、Amazonのレビューがとても参考になりました。

【手順①】(マイナポータルAPのインストール、接続確認)
①.こちら(カードリーダー)をPCと接続します。
②.「NFCポートソフトウェア」をSonyホームページよりダウンロード&インストールします。
③.「PC/SC アクティベーター for Type B」をSonyホームページよりダウンロード&インストールします。
④.「マイナポータル」へアクセスします。
~以下省略~

マイナポータルAPをダウンロード&インストールする

総務オンライン申請1

マイナポータルAPとはマイナンバーカードを読み込むために必要なアプリです。
私のPC環境はWindows10、ブラウザはChromeなのでページの指示通りにクリックしていけば迷わずダウンロード&インストールできました。説明もイラスト入りで結構わかりやすいです。

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私が少し混乱した点は、このマイナポータルで給付の申請が完結するのかと思ったのですが、正しくは「ぴったりサービス」というサイトに移って申請を行います。

トップマイナポータル

◆ぴったりサービスから特別定額給付金を申請する

環境が整ったところでようやく申請となります。まず自治体がオンラインサービスを開始しているか確認します。そして特定給付金の項目にチェックを入れて申請ボタンをクリックします。

申請する

チェックを入れると今度は電子署名が必要と出てきます。ここも気にせず次にすすむをクリック。

動作確認

すると動作環境のチェック項目が出てくるので、ステップ4の
□マイナンバーカードを持っています。
□署名用電子証明書の暗証番号を覚えています。※5回間違えた場合、忘れた場合は市区町村の窓口で手続が必要となります。
□マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタを持っています。
にチェックを入れて次にすすみます。


その後は、①連絡先入力、②申請者情報の入力、③申請情報の入力、④入力内容の確認、⑤添付書類の確認、⑥書類の確認、⑦電子署名付与、⑧印刷・送信、と8つのステップの順にクリアしていきます。

申請時に求められるパスワードは複数ある

申請時に8つのステップで関門となるのが、やはり暗唱番号です。ここでつまずくと先に進めません。ロックがかかると市役所に行って回復しないといけないので要注意です。しかし逆に暗証番号さえクリアできれば、他は簡単に進められます。

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マイナンバーカードの登録時に2種類以上の暗証番号を設定しているはずです。申請時の設定暗証番号記載票が手元にあれば参考にしましょう。一つは署名用電子証明書用の6桁の暗証番号、その他は・利用者証明用電子証明書用と券面事項入力補助用暗証番号で4桁の数字による暗唱番号です。4桁の番号は共通しても良いので、署名用6桁と合わせて2つ以上は設定しているはずです。
ちょっと自分で書いてて良く分からなくなりますが、要は画面の指示通りのパスワードを間違わずに入力しましょう。 
ちなみに、4桁の暗唱番号はは3回、6桁の署名用は5回間違えるとロックがかかって市役所に行って再設定しないとならないので、慎重に入力しましょう。

暗唱番号

パス入力

ステップ7.電子署名付与。マイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワード(6~16桁)を入力し、マイナンバーカードをかざすします

電子署名2

◆申請人数もお間違いなく!
複数世帯の場合は申請漏れも気をつけてください。一人10万円ですからミスは致命的です。家族なので間違いはないと思いますが、お酒飲みながら申請したりすると酔っていて、万が一漏れてしまった!なんてこともあるかもしれません。ちなみに我が家は家族5人に記載漏れがないか、名前に間違いがないか、何回もチェックしてしまいました。

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◆STEP8.申請完了!
ステップ8までいけば申請完了です。
お疲れ様でした。控えは印刷しなくとも自身のメールに送ってダウンロードできます。

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まとめ

慣れない作業でソフトのダウンロードやインストールを含めて40分程かかりました。これでも、紙での申請よりはオンラインは早くて簡単なのではないでしょうか?もし既にマイナンバーカードを持っている方は挑戦してみて下さい。対応しているスマホを持っていればPCより簡単に申請ができるかもしれません。
政府も色々批判されたり大変ですが、これだけのシステムを短時間で良く仕上げたなぁと素人ながらに関心しました。このシステムに携わった方々お疲れ様でした。いや、これからも改良とかで大変なのかな。
給付金はよく考えて有効に活用させていただきます。

追伸:特定給付金50万円振り込まれました!

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5月7日に四苦八苦しながらオンライン申請して、5月27日に振り込みの通知が市役所から届きました。そしてネットバンクで確認したところ無事50万円の振り込みが完了していました。
ニュースを見てたら本当に大変な作業をされていて申しわけないとの思いがあったり、あと国がせめてもう少しシステム化されていればと思ったりもしました。でも、何はともあれ、ありがとうございます。
大事に使わさせていただきます。
まずは家族でキャンプに行きたいと思います。



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