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三月の甘納豆の

これも稔典さんの有名な句ですが

三月の甘納豆のうふふふふ

「寒さが緩むある三月の日、春の陽気につい誘われて、
甘納豆をいくつか口にほおばると、甘味がトロッと
口の中に広がり、思わず笑みがこぼれるよ。」

といった意味になります。

「三月の甘納豆のうふふふふ」は坪内稔典の代表作で、
作者自身、12句ある甘納豆の句の中でも
この「三月の甘納豆」の句がお気に入りとのことです。

「うふふふふ」という音声を活字化したところに、
作者の思い切りの良さが感じられます。

既成の俳句概念を打ち破り、素直に音声
をそのまま俳句に持ち込んだところに、
坪内稔典のセンスが感じられます。

「うふふふふ」という名詞ともとらえられる表現で終わらせることで、
それ以上の説明を省き、余韻の効果を持たせています。

とまあ解説が並んでるんだが この解説 いるんだろうか

まんま 甘納豆に うふふふふとなってる
それだけの情景描写でいいじゃ無いか

まあ 才能の無い奴と言うのは
こんな感想で締めくくったりしちゃう訳でーす