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握力トレーニングにおいて、CoC#Gを絶対に買うべき理由

こんにちは。
ハンドグリッパー握ってますか。
握欲ありますか。

今回の記事は比較的短めです。
先に結論を書いておくと、

高強度ハンドグリッパー攻略には軟いグリッパーがめっちゃ大事


という事です。
雑談含め、一見真逆に思えるその内訳が気になる方は読み進めてください。

では、今回も始めましょうか。


握力トレーニーにとってのCoC


今日握力トレーニーにとって、Captains of Crush(以下CoC)の存在は大変大きいものであります。

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ハンドグリッパーの中では世界一有名と言っても過言ではありません。
自動車メーカーで言うところのトヨタ、フェラーリくらい有名です。
既に握力トレーニングをある程度やっている方は、まず最初にCoCを知るのが大半ではないでしょうか。
GHP、RB、HG、BB等が先というのは少なくとも日本では珍しいと思います。

といってもCoCという名前になったのは1995年からであり、更に元を辿っていくと本当の始まりは1964年というデータがあります。
いわゆる老舗です。ブランドという意味でも、知名度という意味でも現状世界一なので非常に多くの握力トレーニーがCoCを使用して握力トレーニングに励んでいます。


そしてこのCoCには認定制度も設けられており、しかしこれは並大抵の努力では達成できない難易度に設定されています。

日本では新たに認定者が出ると「○代目握力王」と呼ばれる事もあるほどです。

「俺はCoCの#〇(レベル別の数字)を閉じれるぜ」


と言えば世界中どこでも通じますし、もしあなたがYouTubeに
「CoC #3 close」
といったようなタイトルで動画をアップすれば、世界中の握力トレーニーから評価を受ける事だってできます。
いわば握力界の共通言語ですね。

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そんな訳で、多くの握力トレーニーは各々目標とするCoC強度攻略に向けてトレーニングをしていくわけですが、レベルが上がっていくと早々に

「ただ力があるだけでは太刀打ちできない」


という事に気付きます。
常識外れ、規格外、理解し難いほどケタ違いな力を持っていればそれは例外となりますが、99%の人間はそうではありません。

じゃあ何が必要なのか?

それは「技術」です。

握力トレーニングをあまりした事がない方は
「ハンドグリッパーに技術ってなんやねん」
と思われるかもしれません。

ここでいう「技術」というのはハンドグリッパーを握る際のセット位置、指のかけ方、手首の角度、皮の寄せ方等、ただ単純だと思われがちな「握る」という動作における最高出力を得るために必要なことだとお考えください。

技術について私が可能な限り詳しく書いた記事がありますので、是非こちらの記事もどうぞ。

この技術を習得できるか否か、そして守破離に関わってくるのがCoCで最も軟い#G(ガイド)という強度です。


「硬いグリッパー攻略をしたいのに一番軟いグリッパーを買うの?」


私も最初はそう思っていました。
ですが、実際に使ってみるとセットの研究をする程努力をしている方ならその意味に気付かされます。

軟い強度なのでもちろんウォームアップやクールダウンに使用する事もできますが、高強度を攻略していく上ではセットの研究の為に大いに役立つんです。
#2.5以上の攻略を狙っている方であれば、恐らく意味合いが後者の方に傾いてくるでしょう。

技術を習得していく上では、先述した通りセット位置、指のかけ方、手首のかけ方、皮の寄せ方等を試行錯誤していくわけですが、CoCの高強度を攻略するにはCoCと同じハンドルの長さ、径、幅のものを使用して少しずつ調整し、探っていく必要があります。
そして#2.5以上を扱う実力があれば#Gをたくさん握っても殆ど疲労しません。
つまり、#Gを使用すれば強度以外は全て同じ条件の下で疲労せず思う存分セットの研究に没頭できるというわけです。

更に、研究以外にもう一つ大きな恩恵があります。
それは研究の結果得られた自分にとってベストであろうセットを手に、身体に染み付けられるという事です。
研究段階で疲労せず何度もトライできている時点でかなりの回数をこなしているはずで、それはCoCの軟いグリッパーがなければできない事です。

そしていざ実力限界ギリギリの高強度を握る場合は、自分のセットにおいて必要な事全てを意識しながら握るというのはかなり難しいです。
というのも100m走の正しい走り方、フォームを勉強したところで、身体に染み付いていなければ全てを意識しながら全力で走るのは難しいことと同じです。

正しいセット、自分にベストなセットを染み付かせる為にも、是非#Gを握っていきましょう。

#G程度の強度であればオフの日に触っても影響は少ないですから間の日数が広く空いても感覚を忘れにくくする事も可能なので
「手が寂しい」くらいの気持ちで握っても問題ありません。

そんなわけで高強度グリッパーの攻略や、そもそもセットの基本的な部分を抑えていきたい方は是非ともご検討くださいませ。


握力トレーニー向けのサービスを2つ行っております。
詳細についてはURLから記事をお読みくださいませ。

グリッパーレーティングサービス
https://note.com/akoks/n/n0172fc45996d

握力パーソナルトレーニング
https://note.com/akoks/n/nd6cfd0771214

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