たい焼き瀬田商草加店 休業のお知らせ
金木犀の香りが秋の訪れを感じます。
過ごしやすい気温になったのは良いものの、花粉症の私にとっては厳しい季節となりました。
さて、今月のブログは実家のたい焼き屋について書いていこうと思う。
私の実家はたい焼き屋を営んでいる。
祖父が初めたお店は、デパートの一角を借りて細々と商売をしていた。
都内の某有名デパートでもお店を構えていた時もあり、私が幼い時には祖父に会いにデパートまで遊びに行ったこともあった。
そんな祖父の後を継いで、今では私の父が切り盛りしている。
父の代になってからも、色々なデパートを転々としていましたが、今から約五年前に草加の駅ビルでお店を構えることになった。
初めはお客さんも少なく、売り上げも伸びなかったが、
今では常連さんもいて、お客さんによっては毎日買いに来てくれる人もいた。
しかし、先日9月25日より休業することになった。
理由は駅の耐震工事に伴って、駅ビルが休業することになったためである。
休業することで、私のバイト先がなくなってしまったので金銭的にはとても苦しいのだが、
今回の休業にあたって気がついたことがある。
それは
成功するために、スキルと人間性は50:50である
ということ。これは監督のよしさんが何度も言うことの一つで、
どれだけ仕事ができる人でも、人間性が伴わなければ成功することは難しいらしい。
だから試合のメンバー選考をするときもサッカーのうまさと人間性をどちらも対等に見て判断しろとよく言われていた。
それが今回の話とどう繋がるかというと、
お客さんを相手にする商売では、もちろん商品の良さ(実家の店であればたい焼きの旨さ)は必要だが、それ以外の部分(接客など)が疎かになれば、お客さんは逃げてしまう。その点、実家のお店では両方が伴っていたから常連さんがついてきてくれたのかなと思った。
正直な話、父が焼くたい焼きより美味いたい焼きは食べたことがないし、お客さんとのコミュニケーションの取り方はいつ見ても凄いなと思う。機嫌が悪いと雑な接客な時もあるが、それは一旦置いておこう(笑)
今回の休業を機に、父の偉大さとサッカー部で言われていることの正しさを再確認することができた。
残り半年で社会人になる。成功するために仕事のスキルと人間性を磨いていきたい。
気が向いたら実家のたい焼き屋を継ごうかな…
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