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workation(ワーケーション)をオススメする理由

workation(ワーケーション)とは、文字通り、work+vacation から成る言葉。仕事を休んで休暇を取るのではなく、仕事をしつつ休暇を楽しむという考え方だ。その考え方を知ったのはちょうど1年前、2018年8月にタイのチェンマイに1週間、ワーケーション体験に行ったとき。

その時の体験はこちら『タイ・チェンマイで「働きながら旅する」体験で見えたもの ~WORXTRIPは自分をアップデートするカギ~』 

ワーケーションの何がそんなにいいのか、を個人的な見解から少し考えてみた。

「暮らす」ような滞在でしかできない体験がある

その良さは、何より急かずにゆっくりとその場所に滞在することができること。
日本の一般的な社会人の長期休暇は、ラッキーな人で長くて1週間~10日程度が年一回ある程度だろう。
暮らすように滞在することで、短い休暇では時間が足りなくて行けないような遠方まで行ったり、表面的な観光では経験できないような、地元の文化に触れたりする機会が広がる。
そこで知り合った人との繋がりも、長い滞在だと濃くなりやすい。

ちなみに個人的に最も気に入っているのは、キッチン付きの場所に滞在して、現地にしかない食材を調理してみること。
特に外国のスーパーやローカルマーケットは、自分にとって最高の探検場所で、2時間は居られる笑
何かわからない食材を恐る恐る調達して食べてみる、日本では手に入りにくい食材を現地の調味料で調理する、といった体験は数日の観光ではなかなかできない。

(↓日本以外には納豆はないと思っていた。ソウルのスーパーで韓国にもチョングッチャンという納豆のパワーアップ版があることを発見)

仕事をする環境を変えることで刺激を受ける

居心地の良い場所にいるのは快適だが、同じ場所、同じコミュニティにずっといると、思考が固定化されがちだと思う。
私の仕事は何か目に見える制作物をつくる仕事ではないが、ワーケーション中は日常の刺激が増え、モチベーションが上がるように感じる。
また、暮らす目線で現地を知ることで、街にどんなサービスがあるか、どんなものが流行っているか、感じることができる。
日本にずっといると、ポジティブ・ネガティブ両方の意味で日本がガラパゴスであることをついつい忘れてしまうし、外国に行かずとも自分の暮らす土地を離れてみると、自分の常識が普段の生活圏の中のあたり前でしかないのだと気づかされることもい多い。
そういった気づきがビジネスのアイデアの種になったり、仕事に生きたりすることも大いにある。

まずワーケーションをやってみよう

私自身は時々、1週間程度のスパンで国内外のワーケーションに出かけている。(実際はミニマム2週間は必要と感じている。1週間だとちょうど慣れて勝手が分かってきた頃に帰る、となってしまう。)

仕事とプライベートの垣根がほぼなくなっている自分にとっては、休みと仕事を分ける意味がないというか分けることが難しくなってきており、ワーケーションは素晴らしい概念だなと実感している。ワーケーションのレポートは時々、noteにもアップしていきたい。

これがひとりでなく、仲間がいるCoWorcationとなるとさらに充実度が上がるのだが、そのためにはColivingがかなう場所、あるいはワーケーションを一緒にできる仲間が必要だなと実感している。

リモートワークが少しずつ一般的になったことで、仕事をオフィス外に持ち出すことができる人が増えている。選択が持てるならば、たまには普段いる場所を離れて、気になっている土地、会いたい人がいる町へ移動してみてはどうだろうか。

「多拠点生活」×「パッチワークキャリア」を軸に、自分のパフォーマンスが高まる場所で生活し、自分の専門性や持ち味を活かした仕事・活動を組み合わせキャリアを築くライフスタイルを模索中。大阪にて大人の学びのサードプレイス「Leaning Bar CF曽根崎」企画運営。趣味はウイスキー。