オリジナルスプレッドを考えてみる。

マガジン「タロットセルフリーディング道場」の記事です。

タロットは自由なツールである。つまりは、リーディングもスプレッド(展開)も自由にやってよいということになります。

知っているスプレッドで、今から見ようとしている事柄が読み取れない気がしたら、似たような形式の、もう少し複雑なものやシンプルなものを考えていたらいいんです。

人が占いで知りたいことは、大きく3つにまとめられます。

1)どうなりますか。(未来の先取り)

2)どうしたらいいですか。(行動指針)

3)どう思われていますか。(相手の気持ちを読む)

それぞれ、どんなスプレッドにするかイメージしてみましょう。

1)どうなりますか。(未来の先取り)

①過去 ②現在 ③未来 ④理想の未来

2)どうしたらいいですか。(行動指針)

①肯定する行動 ②避けた方がいい行動 ③アドバイス

3)どう思われていますか(相手の気持ち)

①私の気持ち ②あなた(誰か)の気持ち ③二人の気持ち ④再設定

お客様に、職場のAさん、Bさん、Cさんの気持ちを教えてほしい、と言われ、(3)のスプレッドを思い出したわたし。カードに意図して②を繰り返して出せば、読めるのでは、、と考えてやってみました。③は職場全体の気持ち。お客さまはすでにその職場を退職された。辞めた後にどう思われているか知りたいとのことでした。

結果は、もちろんできました。

①お客様の気持ち ②Aさん ③Bさん ④Cさん ⑤職場全体の気持ち

この時は、退職した職場に戻ることもないので、再設定はしませんでした。

スプレッドは、知っているものをアレンジするところから始めてもいいと思います。オラクルカードを持っている方は、解説書に載っているスプレッドを実験的にタロットに持ち込んでみてはどうでしょうか。



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