見出し画像

【旅行】ゆるやかな時が流れる与論島から沖縄へ~北海道か沖縄か論争~【日記】

こんばんは。

毎回新規記事作成ボタンを押すと真っ白な画面に移り変わる瞬間が好きだ。

文字も何もないシンプルな画面に何を書こうかと思案する瞬間、一日が終わろうとしてるのだなと思う。

いろいろと書きたいことはあるのだが考えが纏まった状態でこの画面に向かうというのはあまりないのかもしれない。

小説のようなものを書こうと思ったがしっくりするオチが見つからないので断念した。どうも私が書くとバッドエンドになってしまいそうで・・・。

北海道と沖縄、どちらも好きだが強いていうならどっちか

家の掃除をしながら出てきたアルバムや手紙の整理をしながら一日を過ごした。といっても大きな断捨離をしてから荷物は増えていない。

大学時代は登山サークルに入っていたのだが、そこで北海道縦走合宿に参加した。その後一人でヒッチハイク旅や原付バイク旅に出かけてからというものの私は北海道の虜になった。

ちょうど北海道か沖縄か論争が勃発していたサークル内だったが、恐らく沖縄になびくことはないだろう、と直感で思った。

サークル内では夏休みの間パイナップル農家に住み込みで1ヶ月くらいお世話になりながらパイナップルの収穫や沖縄の伝統的行事エイサーを踊ったりするパインツアーというのが流行っていた。

一度行くとやみつきになるらしく、一定の期間を過ぎても通い続ける人もいた。その中毒性はきっと行ったことがある人でないとわからないだろう。スケジュールが合わず、とうとう行くことはできなかった。

陸路のみで約24日かけて行った沖縄

映画でいうと香里奈主演の 篠原哲雄監督作品『深呼吸の必要』に近い。あの映画は新宿の小さな映画館でひっそりと上映されており瞬く間に満席となった。最終日に立ち見で観た映画だった。

沖縄というと飛行機で行くよりも陸路にこだわり約24日かけて東京から寄り道をしながら電車、バス、船で行ったことがある。長距離フェリーが好きだったので長い時間船に乗りたかったという思惑もある。

鹿児島からフェリーで沖縄まで。途中与論島で下船する。

与論島は特筆すべき観光地ではないのだが、とてもゆるやかな時間が流れていた。海は透き通り吹き抜ける風はさらさらと心地がよい。当時は日焼けが流行っていたので全身を真っ黒に焼くべく足しげく通ったのが百合ヶ浜。

1泊素泊まり3000円の安宿のオーナーさんは切り盛り上手だった。食事はついていないがご厚意で採れたての刺身と炊き立てのご飯をいただいた。お金がない学生にとってこの地元ならではのおもてなしが嬉しかった。

与論島ではただボーッと過ごしていただけで心身が満たされていくような心地よさを感じていた。

ゆるやかな時が流れる与論島から沖縄へ

それから与論から沖縄へ最後のフェリーに乗り、そこで知り合った人と沖縄の街へ繰り出す。沖縄のお寿司は頬が落ちるほど美味しかった。連れていってくれたクラブはなぜか最初からみんな友達なのかと錯覚するほどフレンドリーだった。

単純にお酒が入ってたからかもしれないが、沖縄はアジアっぽいカオスな雰囲気と一瞬で仲良くなってしまうようなオープンな人々が当たり前に存在していた。

例えば沖縄の居酒屋に行くと前後左右のテーブル席の人が見境なく話し出す。知り合いでも何でもない人達がある共通の話題になるといきなり仲良くなって、いつの間にかテーブルの配置はメチャクチャに合コン状態で話をしているのである。

最初はびっくりした。こんなことがあるのかと。

そして泡盛を浴びるほど飲まされるので必然と私はトイレの住人となるわけである。沖縄でお酒が弱いというのは弱点でしかない。

沖縄の人のノリが軽いということが言いたかったわけではないが、その独特のノリというのは日本人のソレとは少し違う。

東京に住んでいると知らない人に話しかけるというシチュエーションはまずない。というかあり得ない。

しかし沖縄出身の知り合いはすこぶる真面目で堅いのである。だから変な固定概念を植え付けてしまうことは避けたい。

北海道が好きな6つの理由

それで沖縄と北海道を両方何度も行った結果軍配は北海道に上がるのである。私が北海道が好きな理由としては以下のとおり。

1.肌に合う(全体的にいい人が多い)

2.ご飯が美味しい。(鮭のおいしさは日本一)

3.広大なので飽きることがない。(特に道東が好き)

4.移動手段が多い。大洗からフェリーで行けばマイカーで周ることもできる。(新幹線でも行くことができる)

5.広大なので飽きることがない。(広すぎる)

6.虫が少ない(一番嫌いなアイツがいない)

挙げればキリがないが6.の虫に関してはポイントが高い。アイツを見なくて済むなんてそれだけで住みたいと思ってしまう。

沖縄が嫌いというわけではないが、「北海道か沖縄か」の2極論争でいうと確実に北海道だ。沖縄は肌に合わないというか、そのノリについていけなかたというのが正直な理由である。なんか疲れてしまうのだ。

それだけか?と言われるとそれだけで、その後もスキューバダイビングのライセンスを取得してから沖縄には何度も潜りに行ったし、ひとりで2週間ほど旅行にも行った。石垣島のマンタにも会いに行った。

沖縄は物理的に遠い。といっても飛行機に乗ってしまえば2時間半で着いてしまう。それでも沖縄は遠いと感じてしまう。

今行きたいところはどこかと言われれば何と答えたらいいのだろう。

沖縄に行けばきっと元気になるだろう。アジアっぽいカオスな雰囲気に揉まれ少し遠くまで来たなと思えるくらいの距離がちょうどいいのかもしれない。

強いていうなら今は家で映画を観ながらのんびりと過ごしたい。そんな春分の日が終わろうとしている。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

<深呼吸の必要の主題歌『深呼吸の必要』>

p.s.

いつもスキをいただきありがとうございます。通算800スキをいただきました。スキの重みを知っているからこそ本当にうれしいです。

フォトギャラリーの写真を使っていただいた方のnoteにもお邪魔させていただいております。これからもいい写真が撮れるように頑張っていきたいと思います。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

一度は行きたいあの場所

ありがとうございます!あなたに精一杯の感謝を!いただいたサポートはモチベーションアップに。これからの社会貢献活動のために大切に使わせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いします。