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240622.FRI〜240629.SAT|紹介されるプロ

名和さんの展覧会@プリズミックギャラリーへ。構造技術そのものよりも、何かとセットになって意味のある存在になるという感じだった。地下で展示されていた卒業設計から、ある意味で同じことが繰り返し実践されているように思う。

名和さんによる展示の解説@プリズミックギャラリー

上期も終わったので、四半期ごとにやっている税理士と定例MTG。上期に関する経営成績の報告を受ける。ぼくの試算では何とか目標どおりのはずだったけれど、出てきた数字もだいたい同じでひと安心。
あわせて、事務所の移転やウェブサイトの更新といった大きな出費が経費となるのか資産となるのかを相談する。どちらでも手持ちの現金が出ていくことには変わらないけど、会計上は全く違うのだ。
担当者には、毎回のように目指す財務諸表とそれを作るための戦術についてフィードバックを貰っている。ただ単に領収書と請求書を集めて申告書を作るだけの税理士とは大違いで、顧問先に今の税理士事務所を選んだ理由のひとつだ。

Lビルはリーダーが描いたEVの図面をチェックバック。本人は社外に出す前の最終確認のつもりみたいなので、求められる図面のクオリティについて僕との間で認識がズレていそうでちょっと怖い。このプロジェクトに限れば何とか現場はおさまるかも知れないけれど、彼の部下が「これが実施図面の精度なんだ」と誤解しかねない。それだけは避けたい。認識を僕と揃えてもらうために、まずは僕が描いた過去の矩形図を見るように指示。
配筋検査は、前日に構造図と監理指針を使って検査項目や合否の判定基準、その根拠をリーダーとアシスタントにレクチャー。当日はアシスタントが初めて検査に望むことを構造家にも伝えて、一緒に検査してもらう。
本人たちの希望もあって、別日だったコンクリートの打設にも立ち合うことに。前日までに、配合計画書のチェックと許容値の確認をスタッフと一緒に済ませる。過去プロジェクトで僕がチェックした計画書を準備していたので感心!自画自賛だけど今週は贅沢な勉強時間になったはずだ。そのうちリーダーが新人や後輩に指導できるようになるといいな、なんて思ったり。

Aビルはオーナー立ち会いのもと、先行で2区画の引き渡しが無事に完了。営業再開の遅れがなくてひと安心。月イチの総合定例では、外装材の発注などを決定。オーナーどうしの合意にだいぶ時間が掛かってしまい、予定より2ヶ月も決定が遅れてしまった。予定通りの時期に竣工できるよう現場と協力して進めるしかない。通常定例は23回目。こちらも粛々と進める。

Iビルは構造家と現地調査。たまたま空室の階があるので、実測したり配筋探査をして、現況を構造図と照らし合わせる。調査に来てくれた業務に報告書のまとめをお願いして一旦待ち。

Gビルは補強計画の模型を使って施主MTG。フィードバックをもらって今後の進め方について協議。

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