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代表的日本人~日蓮

1908年4月に出版された内村鑑三(1861年-1930年)著
代表的日本人を紹介します。

代表的日本人の原型Japan and The Japaneseは、
明治時代の日清戦争開戦時1894年に初版が出版された、
西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の5人を紹介している本です。
本日は、日蓮を紹介します。

日蓮の出生は、鎌倉時代
承久4年(1222年)2月16日~弘安5年(1282年)10月13日です。
鎌倉時代の仏教の僧。鎌倉仏教のひとつである日蓮宗(法華宗)の宗祖です。
出生地は千葉、日蓮宗の総本山は、山梨県南巨摩郡身延町にある身延山久遠寺 池上本門寺です。
日本の仏教12宗、
三論、法相、華厳、律、成実、俱舎、天台、真言、浄土真、浄土、時宗、融通念仏である。

日蓮の有名な著書には、立正安国論がある。
正法である法華経を中心(「立正」)とすれば国家も国民も安泰となる(「安国」)と説いた。
日蓮は現世を、仏の浄土とすると唱えた。
結果、日蓮は日蓮宗以外の宗教、地主や、幕府を敵に回した。
彼らは、日蓮の布教活動を、流刑や死刑を持ってやめさせようとした。
そして、日蓮は幾度も命が危険にさらされる。
それでもなお、彼は命の危険をかえりみず、当時、価値が低くみられて他の宗派と比べて盛んでなかった日蓮宗を布教しようとした。結果、現在では約350万の信者がいる。

日蓮からの学びは、自身の信念が正しいのか幾度も検証をして、意を決して行動する。
行動し始めたら、ぶれずに突き進むべきだ。
確信をもって行動すためには、核心に触れるまで努力しなければならない。

自分の能力をはるかにこえる願いごとを持つ。