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いよいよ新学年!

来週カーニバル明けにいよいよ学校が始まります。

10月途中からかれこれ5か月の、長ーーーい秋休み・冬休みそしてタイムスリップしたような夏休みを経て、三姉妹はスペイン語と英語の海へと突き落されます。

アルゼンチン、なかなか書類と証明に厳しく、必要書類をそろえる手続きが面倒だった上、長女はもう中学生なので入れてくれる現地校があるかと冷や冷やしました。

アルゼンチンの文化と言葉を学んで地元の友達を作って欲しくて、受け入れてくれる現地校を探していましたが、インターナショナルスクールはイギリスかアメリカの英語教育をしさまざまな国からの外国人を受け入れているのに比べ、現地校は程度の差はあれほとんどがスペイン語と英語のバイリンガル教育なので、よい学校ほど現地人でいっぱい・入学審査が厳しいのです。


google mapから探したブエノスアイレスの学校20校くらいに拙いメールを送り(そもそもそれで切られたか)、そこからどうにか希望のありそうな3校を見学し、3校とも受け入れてくれるとのことで迷った結果、1つの学校に決めました。ありがたすぎます。


今日は二女三女の保護者向けのオリエンテーションがあり、先生と父兄と懇談会もありました。

1クラスは20人未満でそんなに多くないのだけど、2クラスの親が一緒に集まるからグループメッセージが大変なことになっていますなう。

3人分だと100人くらい。名前、似てる人いっぱいいるし大変だあ。

でもエクアドルと同様、みんな名前で呼び合うから、子どもと親の名前をセットで覚えなくちゃいけない。いやそれはクラスメイトだけにしても、あちらには絶対覚えられてしまうので、せめて顔を合わせたときに、目を見開いて、笑顔でオラ!元気ー?!(*´ε`*)チュッができるようにしたい。


そんなわけで学校の始まりはわたしにとっても新たな試練の幕開けです。

5か月もホリデイをホリデイしてたんだから子どもたちはスペイン語も英語も準備ばっちりだろうと思われるかと思いますが、何やってたんだろうってくらいノーグラシアスの状態です。

長女がかろうじてエド・シーランを歌っているくらい。

長女はスペイン語はぼちぼち程度読み書きができて、先生の指示はわかるけど、中学生並みの感情や教科の単語は疎い。英語は日本の中1レベルだけど、簡単な日常会話も返事に困りそう。

二女は日常のスペイン語の聞き取りはできるけど、すぐに言い返せない感じ。英語は少しの単語レベル。

三女はシーシーシー!グラシアス!ワンツースリー!

みんなそれぞれのステージで苦悩するのは間違いない。


学校から、最初数か月はスペイン語と英語のサポートをするから、家庭でもできれば先生をつけてほしいとのことで、お試しで英語のレッスンをお願いしてみました。その先生も学校から紹介してくれた。

すみれはスペイン語も英語も微、なので先生がスペイン語で英語を説明することによってかえって混乱。
全部英語でやってもらったほうがいいかもしれない。

返事はSÍ(はい)しか言わない。yes知らないのか?

先生に絵本を見せられて、この中で英語で知っているものはある?と英語で聞かれて、わたしが訳すと、SÍ!と自信満々に答え、

象とクモとお札を指さして、「ダンボ!y (&)タランチュラ!y マニー!!」と答えていました。

それから、1から10まではわかるけど11がわからなくて、考えた挙句「noviembre!(11月!)」と答えて、離れたところで聞いていたわたしは思わず偉い!と思っちゃったけど、曲がりなりにも外国ルーツの子の教育サポートしてたので申し訳ない。何にも云えない。

なんだかんだ、中学生がいちばんハードルが高いかと思うのだけど、母ちゃんは君たちがうらやましいよ、母ちゃんなんかいまだにpalaとparaとかjulioとfrioとかcarroとcalorとかドキドキしながら言うんだからって話したら、「は?間違える意味が分からないんだけど」と長女にバカにされて、わたしを踏み台に、娘たちには強くなってもらいたいと思いました。


好きなことを書いて好きな写真をあげているだけですが、サポートしてくれたら張り切っちゃいます。