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「空き家で暮らそう」の活動!

「空き家で暮らそう!」の松井諒です!

田舎のお盆というと迎え火を提灯(ちょうちん)で炊いていましたが、最近では家の前で少し薪をくべたり最小限にご先祖様を迎える火を灯す家庭が多くなっています。提灯が家の前に並ぶ姿は日本らしいさを感じさせ、和の空気間にはなんとも言えない独特の美しさが残ります。私の実家では家の仏壇の前では電気の提灯で安全に灯し先祖を迎え入れます。電工提灯はカラフルですがこれはこれで雰囲気があります。時代とともに継承されるもの、変化していくもの栄枯盛衰移ろい逝くのですね。

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秋田だけではないと思いますが、実家が地方にあってそのお家の相続で悩んでいる方は多いと思います。思い出の詰まった大切なお家をどう管理していけば良いのか、多くの方が悩むその問題の解決の一つの手段になればと思って自分たちは空き家で暮らそうの活動を始めました。

では、何をしているのか。

主に空き家を「なにか」に活用します。

一般的な使いどころとしては「賃貸」が挙げられると思います。空き家で暮らそうと言ってるくらいですから(笑)戸建ては新築を建てるもの!と考えている人は未だに多いと思いますが、賃貸でも良い、または賃貸が良いと言う人も一定数はいます。そこでまずは空き家を住める状態まで持っていき住んでいただく。そうして地方に移住してみたい層や県内の若手の流出にも一手打てればと思っています。

言葉では簡単ですが、いざこれをしようと思っても掃除やリフォーム色々手間やお金がかかってくるものなんですよね。
そして、まずどこをどこまでやればいいかわからない(笑)
過剰リフォームして採算合わなくなっては本末転倒です。これには多少経験が必要です。そして何より勉強が必要です。書籍も本屋やAmazon、メルカリにたくさん出ていますし、Youtubeやnote内でも不動産の話をしている方は多いので無料、有料問わずコンテンツは星の数ほどある。ぶっちゃけオススメはやっている人に聞く!これですね!最短コース行けるでしょう。でもしっかり勉強することは心構えとして必須です。

他にもカフェやショップ、事務所、倉庫などに活用したりもできます。この場合も契約的には「賃貸」や「売却」に当たるでしょう。借り手、売り手の希望によってリフォーム内が変わりますし、空き家を所有している方としては他に特段なにかする必要はないかと思います。ただ売却の場合は当たり前ですが登記や契約などをしっかりしましょう。相続していなくまだ所有者が故人だったりする場合があります。契約不適合責任なんてものもありますので契約時にはきちんと状況を説明して後々揉めないようにしましょう。(注)瑕疵担保責任は2020年4月に施行される民法(債権法)改正によって、売買における売主の瑕疵担保責任の規定が大幅に見直しされました。

または賃貸でもどこまでしても良いのかの線引きをしっかり行い、お互いにあとで揉めないようにすることが大切です。なにしても良いと言っても建物の基礎を壊されたり、壁に穴が開けられても困りますからね(笑)
保険や保証人、保証会社関係なども契約前から決めているとスムーズです。また、契約期間や契約更新、退去時のことなども事前に決めておく、相談しておくのが良いでしょう。

自分たちの空き家活用の活動自体はまだまだ小さいですが、秋田県はもちろん日本中で空き家がどんどん増えていく状況を鑑みて誰かが

儲からないかもしれないけど!
リスクが大きいかもしれないけど!
手間隙めっちゃくちゃかかるかもしれないけど!
やらないといけないでしょ!!!

と決意して頑張っています!
まず、何よりこうして伝えることで誰かに少しでも活動を届けることができると思うと自分たちが頑張っている甲斐があるってもんですね!究極に自己満ですが(笑)

家は使わなくなるとどんどん悪くなっていきます。例えば、近くに新築を建てたり別の県で生活基盤ができてしまってからでは管理も難しくなってきます。特に雪国では積雪により家屋が倒壊しないように屋根の雪下ろしのシーズン業者に頼むと30万なんて・・・
知人やお世話してくれる人がいると安く抑えられます。知り合いの大工さんに頼んで1日日当1万5千で頼んでるなんてケースも。結局雪が降るエリアは雪の分のリスクを背負っているということも考えなければいけません。それを考えて相続する、しない、売却、賃貸諸々考えていかないとですね。そして、雪国に住んだことがない、経験が少ない人はなかなか想像つかないと思いますので、一度旅行でも民泊でもその街の生活をしてみればわかります。雪はたまにみれば綺麗ですが、毎日降られると憂鬱で綺麗なんて想ひは消え去るのです・・・

〜最近のDIY風景〜

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ちょこちょこ活動報告していきます!

ではまた〜。

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