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起業時になかったら、失敗するもの

11月29日、いい肉の日、
1事業の閉鎖を言い渡されました。

この1事業、自分が売上を作る約束で
田舎に移住までしたのに、セールスがふるわず、
売上見込みが立たないのが理由です。


運営トップが、関係者に話をし、
謝罪をしている姿すら見ることすらできず
ここまで自分の無力さを感じたことはないです。


敗因は1つ。

私に「なにがなんでも」という
”狂気”じみた気合いがなかったから。


もっと噛み砕いて言うと、
サラリーマンマインド、という
「与えられた仕事をきっちりこなす」
感覚から抜け出せなかったからです。

「鼻息の荒さを感じられなかった。」
と、評されました。

”狂気”なんて縁遠そうな
キラキラ起業系の人も、実は言っている、
「まずは何がなんでもお金を稼ぐことにコミットする」


「やる」だけじゃ不十分
「コミット」です。

勉強とか準備とか、そんな時間を
わざわざ取るのではなく、
実行しながら、まずはお金を稼ぐことにコミット。


それから、自分のやりたいことを
考えればいい、やればいい。


起業とか事業を1から作るって、
きれいなところはあまりなくて、
泥臭く、地味なことでも
「なんでもやる」覚悟がない限り
形にならない、
遅すぎる学びをしました。


「これを機に、自分で
お金を作れるようになります。

そのため、頂いている委託費を減らして
(定期収入があるだけでもありがたい🙏)
なんでもやれることをやります!」

と、言った瞬間に
「SNSで発信するのは嫌だ」
と発言してしまい

「そんなこと言っている暇あるわけ?」
「プライド高いんだね」
「学歴なんて関係ないから」
と、外注元の人に言われる始末です。

始める前から、すでに転んでいる(涙)



学歴のプライド。
= (私にとって)勉強頑張った証。


そんなん、起業当初は全く関係ないから
(起業してからも関係ないかも)
プライドの拠り所をすっぽり抜かれた感じで、
正直、キツイです。

というか、意外と学歴にプライドを
持っていたんだと、こんな事態に陥って
気付かされました(恥)

このプライドを捨てられるかって、
かなり大きな分かれ道だと思っています。


実は今回、自立するにあたり、
外注元の起業家さんが
貸してくれた本があります。

①#Girl Boss
②仕事にしばられない生き方

①はアウトローで生きてきたアメリカ人女性
ソフィアさんが、ebayで
ヴィンテージショップを立ち上げ
全米最速の小売店になったお話。

②『テルマエロマエ』の作者
ヤマザキマリさんの破天荒な仕事と生き方。

ヤマザキさんは、イタリアで10年、
油絵を描いても日の目を見ず、
ホームレスに近い生活も経験。

帰国後、10足のわらじを試して、
漫画家という形で、一花咲かせたことを知りました。


起業されるなら2冊とも読んでおくべき本です。

さて、2人に共通するのは、
”狂気じみた”熱中。

「稼ぐためになんでもやった」
ただそれだけ。

成功はその後についてきた感じです。


「起業するのに、その覚悟はあるのか?」
本の中で何度も問われました。


本を読み終わった後、インスタを見てたら
「19年間準備中です❤︎」という
投稿を見つけました。

なんとなく、この人の気持ちわかるんです。


お金に困る生活はしていないから、
本腰入れて、苦労してまで
「起業」する必要ないんですよね。

私がそうでした。

毎月、田舎で暮らすにはおつりがくる程度の
お金が入ってきてましたから、
必死こいでむしゃらに
頑張る必要がなかったから。


世の中の長年起業準備中の人って
同じなんだと思う。


上記の著者2人以外でも、セミナーの講師紹介とかで
・1日500円の生活を経験した
・病気になった
・心が病んだ

といったことを、プロフに書かれている人がいます。

さらにこんなことも。
・断られ続けた経験
・嫌な思いをした経験
・見下された経験


そんな道を通って落ち込むくらいなら、
ずっと起業準備中でも、いいんじゃないか?
そう思うんです。


そんな中でも
「やる!」っていう少数の人が
残っていく世界なんだと思います。


最後にソフィアさんの本の中に、
忘れないようにしたい言葉があったので
ここに描いておきます。

他人にどう思われるのかをやめると、かなりの時間の節約になる。そして残りの人生も楽になる

#Girl Boss

"狂気じみた"必死感を妨げるのは、
「他人が自分を見ている」という幻想。
人一倍、他人の目を気にするから
よくわかっているつもりです。


今回の機会は、
いらないプライドや、不要な思い込みを捨てられる
数少ないチャンスだと思っています。


起業したい人の参考になったら、うれしいです。

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