見出し画像

たった一日の収穫物 CVRあず

2020,02,18 あず

今朝は秋田に来てはじめて雪が降っているのを見ました!行きの新幹線の雪景色がとても印象深く、何枚も写真を撮っていたことが既に懐かしいです。

私は寒いところや雪が好きで秋田に来たのもあったので、身近な場所に雪があるとテンションが上がります⛄ このインターンの休日にスキーやスノボ、雪だるま作りや雪合戦をして遊べたらなぁと強く願っています。

今日の内容

インタビューをする側初体験!

今日は10時から特別養護老人ホームひなたの職員の方にインタビューをさせて頂きました。主なインタビュー内容は働き方改革講座の振り返りです。ひなたさんは業務軽減を目標に様々な改革に取り組んでいました。私は福祉について、全く知識がなかったので、間接ケアと直接ケアという言葉も初めて聞きました。職員さんは、この間接ケアと直接ケアについて、「(収集したデータから)間接ケアの割合が多く、直接ケアの方で手厚い介護が出来なくなってると考えています」と仰っていました。今までは間接ケアと直接ケアの全てを社員が網羅できるような仕事形態のようで、社員の負担がかなり大きかったとも仰っていました。私は介護が2つのケアに分かれていることを知らなかったので、1人の介護者がもしトイレに行きたいと言ったら、その人の身体的な重度にもよりますが、まずは介護者がしやすいようなトイレの環境を整えておくことから始まります。掃除もそうですし、そもそもバリアフリーのような手すりであったり便器の作りであったり、構造上の問題もあります。そして起き上がりを支え、トイレまでの廊下でも些細な動きに気を遣いながら負担をかけないように補助し、やっとトイレに向かって…など、今簡単に挙げただけでも、間接ケアと直接ケアのどちらもないと成立しないという仕事内容があります。この2つの仕事を社員さんとパートさんで上手くやっていければいいのですが、実際にはお互いに事情を持っていて、上手く回せない曜日もあるそうです。また、採用の大枠を担当しているのが本部だと仰っていて、現場のこの状況を本部がきちんと把握することは難しいことなのではないかなと感じました。ですが、そのために最近は自分の意見を発信する機会が作られていました。社員の意見や普段の生活を見ていて、改善すべきだ!という点を自分のターンになったら上に発言するそうです。私はこの制度について、とてもいいなと思いました。私も日々体験していますが、上司や目上の人に対して質問するだけでも遠慮してしまい、聞くかどうか迷っているのに、自分の意見を発信するとなると、かなり勇気のいることなのではないか、と思います。ですが、これをしないと状況は良くなりません。そのためにも、この制度は働く全員にとって重要なものだなと感じました。

お昼ご飯の時間も学びの時間

インタビューが終わり、お昼ご飯の時間になりました。今日は竹本商店に訪れ伊勢海老つけ麺と油そばを食べました。どちらもこってりしていて、エネルギーがつく、美味しい味でした🔥

ご飯を食べ進めていると、須田さんに「老人ホームで働くことと、このお店で働くことのやりがいの違いって何だと思う?」と質問されました。私はコミュニケーションの観点から考えてみました。私が今までバイトで経験してきた飲食店は店員同士の何気ないコミュニケーションが多く取れるように感じています。なので、このお店では、お客さん以外にも店員同士で様々なコミュニケーションが取れるというのがひとつの楽しみで、やりがい(とまではいかない…?疑問に思ってきました)かなと思いました。老人ホームは経験したことがないので、憶測ではありますが、要介護者の介護が主な仕事なので、職員同士のコミュニケーションの頻度はそれほど多くないかなと思っています。ですが、逆に要介護者の方(お客さん)とのコミュニケーションはとりやすい環境だと思うので、要望に答えやすいというメリットがあるのではないかと感じたりもしました。

このように、ご飯を食べている時も、それまでに起きたことを思い出したり、繋がる何かを考えたりする時間があってもいいなと思います。また、学ぶ時間はたくさんあり、日々の中でボーっとしている時間にも目線や頭を動かすことで学べることがあったりするのかなとも思いました。

事務所での作業

午後は事務所に戻ってアンケートの質問内容の作成をしました。昨日の須田さんからのアドバイスをもとに、自分たちで提案の完成系にもっていったつもりだったのですが、実際に見て頂いたところ、まだまだ未完成で、直す必要がある部分の多さにショックを受けました。後からカズさんに「ショックを受けることは、それだけ頑張ってきたこと」と言って頂けたので、やってきたことが間違いではなく、方向や視点を変える必要があるとわかりました。

また、そもそもの話で私はまだあきた総研のことをほとんど知りません。インターン生をしていますが、他社に「あきた総研を説明して」と言われても、上手く言える自身はありません。須田さんにはインターンを初めて1週間は知る期間だと言われました。最初に言われた意味がだんだんわかってきました。インターン生として、あきた総研と須田さんとカズさんをもっとよく理解し、そこから目指すべきものを考え、全てに貢献できるような1ヶ月にしていきたいです👊🏻✨

日報の一部

●良かった点
今日は初めて社会人の方とインタビューという形で話す機会を設けていただきました。備後さんがとても優しく、話しやすい空気を作ってくださったので私も程よい緊張の中で進めることができました。福祉関係の話をたくさん聞き、興味が湧いてきました。今まで、老人ホームなどの福祉施設には、過労であったり、殺人事件などあまり良くないイメージを勝手に持っていましたが、備後さんの話を聞いていると、福祉が対象としている人の生活全般に関わっていて、間接ケアも直接ケアも、どちらも一人の人間の生活を支えるために必要不可欠なものであるということがわかりました。間接ケアは資格や知識を持っていなくても誰にでもできることがあるので、私も参加したいと感じました。

●悪かった点(改善点)
社会人や目上の人に対する話し方、接し方が不安であったり、曖昧な部分がありました。まずは話を聞いている時の相槌や語尾に気をつけて会話をしようと思います。事務所で作業している時、カズさんに会話をしないと、と言われたが、自分たちに足りない会話がわからない、何をもっとたくさん会話しなきゃいけないのかがつかめませんでした。「会話をする時間が足りないってなんだ?」というように、自分に足りないものを自分で見つけられず、結局須田さんとカズさんに直接聞きました。今日の目標が達成しなかった原因の一つはコミュニケーションなのでろうと思います。カズさんの話から、聞くことに対するハードルが自分にあることがわかった。頻繁に確認する習慣をつけようと思いました。

●仕事や業界で気づいた点

須田さんのできるだけ近くで作業したほうが良いと感じました。聞きたい人が近くにいる環境があると、随分仕事がしやすくなると思います。これからはこの部分をもっと活用していきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?