留学コンパス カナダ留学日記 5/10(Fri)バンクーバー生活残り186日

昨日予告した通り、今後の留学生活の指針が決まって、それを今日関係者にお伝えできたのでノートで発表します。

大きく3つあります。

①、16週間を予定していた語学学校を6週間でやめる

②、本来語学学校に通うはずだった期間+2ヶ月間を以前通っていた語学学校での講師として過ごす

③、11月12日にバンクーバーを出国して日本に帰る

説明していきます。

①、16週間を予定していた語学学校を6週間でやめる

2週間語学学校に通ってみて一定の満足感は得られた。

今までやってこなかったスピーキングに重点を置いた学習が出来るし、様々な国籍を持った人と会話をすることができる。

ここで16週間学習を続ければ、それなりにスピーキング能力も向上できるだろうという手応えもあった。

では、何故僕はこの2週間なんとなくモヤモヤした感情を持ったまま毎日を過ごしていたのだろうか。

それは、「英語を教えたい」という自分の心からの願望に逆らっていたからだ。

Ableという以前通っていた語学学校でパートタイムの英語講師として働かせてもらっている時間は、僕にとって本当に楽しく、やりがいを感じられる瞬間だった。

まだまだ英語の知識も教える能力も低いのも分かっている。

でも、英語を教えることによって目の前の人が出来なかったことを出来るようになる。
そんな人の変化の手助けを出来ることがとてつもなく心地よかった。

週3で講師の仕事をやっていたこともあり、どうしても自分の心の中にある欲求を抑えることが出来なかった。

何かを選ぶということは同時に何かを捨てるということだ。

この決断によって、僕はスピーキング能力の劇的な向上は捨てることになる。

それについてはすごく悩んだ。

せっかく、カナダに来てたくさんスピーキングの練習を出来るチャンスなのにもったいのではないか?

そんなことも考えた。

でも、そんな時に僕の決断を後押ししてくれたのは、バンクーバーに来てから出会った素晴らしい方々の姿だった。

彼らはみなその瞬間の今に全力を尽くして生きてきた。

後先のこと、周囲の視線は考えずに、自分が本当にやりたいこと、熱狂できるものに力を注いできた。

そんな人達の姿だ。

おまけに僕はまだ若い。
たったの21歳だ。
何でも出来る。

スピーキングに全力尽くしたくなったらその時に馬鹿みたいにやればいいじゃないか。

今自分が心からやりたいことは何だ?
時間を忘れてしまうほど熱くなれるものは何だ?

その考えた結論が、①の判断。

といっても、残り4週間はこの語学学校に残ると決めたのでこの期間はAbleのことは忘れて思う存分スピーキング力を伸ばしていきたい。

②、本来語学学校に通うはずだった期間+2ヶ月間を以前通っていた語学学校での講師として過ごす

という訳で来週からの4週間語学学校を存分に楽しんだ後、Ableでフルタイムの講師として働かせてもらうことになった。

昨日自分がこのアイデアを思いついて気持ちの高まりを感じたが、正直このアイデアがAbleの校長先生に受け入れてもらえるかは不安だった。

いくらTOEICで高得点を獲得できたとはいえ、まだまだ知識不足で指導経験もほぼない。

だからこそ、今日の校長先生とのお話で、自分が留学に来た目的、TOEICの結果を得ることにどんな意味があったのか、いかに彼に感謝しているか、そして教えることが本当に楽しいんだということを出来る限りありのままの気持ちが伝わるようにお話した。

話を聞いた彼は、もちろん正式に講師として働いてもらうにはそれなりのレベルが必要となるし、要求するものは高くなる。そう言った。
でも、僕のオファーはどんな形になるかはまだ分からないけど承諾してくれた。

「意志あるところに道は開ける」
最近好きになった言葉だ。

自分の中で明確な意志が持てれば、自分の周りの環境は意志に呼応してくれる。

改めてそんなことを学べた出来事だった。

①、②の話をスケジュールでまとめると↓のような予定

5月13日〜6月7日
inlingua 語学学校で学ぶ(この期間Ableでのパートタイム講師は週3→週1に減らす)
◎スピーキング能力の向上

自分史上最高におしゃべりな1ヶ月にする

6月10日〜10月初旬
Ableでフルタイム講師として生徒に英語を教える
◎好きなことの追求

校長先生からたくさん吸収して生徒に貢献する

こんな感じ。
では、次の③の話に移る。

③、11月12日にバンクーバーを出国して日本に帰る

これまで明確な帰国日は決めてなかった。

保険が12月までなので年内のうちに帰れればいいかなーという程度。

では何故帰国日を定めたのか。

最大の理由は部活の同期の引退試合を見届けたいというものだ。

僕の大学生活の90%はグランドホッケー部で構成されていた。

特に同期のメンバーには特別な思い入れがある。

自分が今留学を楽しみながら毎日頑張れているのも彼らと過ごした去年までの3年間の経験や思い出があるからだし、今それぞれが違う場所で就活やら部活やら留学やらに懸命に取組んでいるのも知っている。

本当に自分にとっては同期6人が大切な存在である。

そんな6人のうち、日本に残って部活に取り組んでいる3人の引退試合が恐らく、11月の第三土、日のどちらかに行われる。

同期の半分以上が同時に留学に行くという、自分が残る側だったら文句を言いたくなるような状況でも彼らは僕らの留学を応援してくれた。

そんな彼らに自分が出来ることは本当に数少ないけど、せめて学生生活最後の試合だけは直接会場で見届けたい。

その想いがはっきりした。

もちろん、留学を短くすることで出来なくなることもある。

でもそんなことがどうでも良くなるくらい3人の最終戦を観たい。

そう思った。

というわけで11月の第三土曜日に間に合うようにバンクーバーから離れることにした。

だから日記も今日から残り日数でカウントしていく。

日々少なくなるバンクーバーでの生活を1日1日大切に生きていきたい。

そんな決意が固まった昨日と今日でした。

今日はこんな感じ。
最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?