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Jebediah "Leaving Home"

ここんとこドラッグだレイブだエクスタシーだと、興味のない人にはヘビーなヘビーな話が続いたんで、箸休めに今日は’爽やかな音楽を。

(って、そう言いながらも、明後日以降はまたその話に戻りますし、今もテクノ聴きながら書いてるんですが、笑…)

Jebediah "Leaving Home"

Jebediah については、以前↓の amebloの記事 で書いたのですが、もう10年近く前なので、編集・リライト+追記2020年版をお届けします。

*今回調べなおして、ほぼ記憶に頼って書いたAmebloの記事に結構間違いがあることことに気づいたんで、ファクト的な部分はこちらを(正)とさせてください。

この曲は俺が15歳から19歳までの4年間を過ごした西豪州はパースという街出身の4人組、Jebediah のものです。

グループ名の由来は90年代に一世を風靡したアメリカの超人気アニメ、" the Simpsons "の舞台であるSpring Fieldの創立者。

オーストラリアには全国大学バンド選手権(?)的なものがあるのですが、彼らはそれに見事優勝。そこで一躍脚光を浴び、いきなりSONY Australiaの子Label・ Murmur からデビューをすることになりました。

当時一緒に住んでいた友達のバンドと彼らが一緒によくライブをやっていた関係でよく顔を合わせていたんですが、世界の最果てのようなオーストラリアの西の外れの街(”the most isolated city in the world ~ 世界でもっとも隔絶された / 孤立した街)から東へ(やはりオーストラリアの中心は東海岸なのです)羽ばたいていく彼らをまぶしく思い、誇りに思ったものでした。

*ちなみに、友人のバンドはこちら。

↓は’97年のJebediahのライブのポスター。

*後述の'98年のライブとは別。

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メジャーに行った後も彼らは驕ることもなく、それまで通り地元にいる時は5ドルだの10ドルのエントランスのパブでのライブを地元バンドと一緒にやってました。

最後に彼らと会ったのは、俺がオーストラリアから引き上げ日本に帰ることになった’98年初旬。

Grovenor Hotel(グルーバナホテル)という、当時エントランス5ドル、ビールのミディ(小グラス)が1ドル台でローカルバンドを観られたパブでのライブ。

*今検索したら、昔はかなり庶民的だったグローバナもここ20年ほどの再開発で、オシャレとはいえないけど、なんだかすっきりした感じになっていました。時代は変わる…

そのグローバナでの、Jebediahと友人のバンド に Red Jezebelという前述の大学バンド選手権出のJebediahの後輩的バンド ともう1バンド。それに加え、楽器なんかろくにひけない俺が友達とやっていたバンドの5バンドでのライブで会ったのが最後でした。

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*ベースを弾いてる(弾いてるフリをしている)のが俺。


…とそれはさておき、"Leaving Home"です。

オーストラリアの西の端から天下のSony Music傘下のレーベルにサインされ、東海岸に引っ越すことになったJebediah。自分の記憶に間違いがなければ、’96~’97年はまだパースをベースにしていたと思います。

そんな彼らの’97年のシングル・”Leaving Home”。

勝手に大げさな言葉でいうと、” 門出 ”です。

2005年に無期限活動休止に入ったJebediahは2010年に復活し、今も活動しているとのこと。音楽にしろ何にしろ続けていくことは本当に難しい。アマチュアの世界ででも難しいんだから、プロの世界だとその何百倍も難しい。

40を過ぎてまだ何者にもなれていない自分にはずっとまぶしい存在です。



noteも含めた"アウトプット"に生きる本や音楽、DVD等に使います。海外移住時に銀行とケンカして使える日本の口座がないんで、次回帰国時に口座開設 or 使ってない口座を復活するまで貯めに貯めてAmazonで買わせてもらいます。