見出し画像

実話時代と文藝春秋

1ヶ月ほど前に、" #みんなの文藝春秋 にピックされました "という

舞い上がり系の記事を書きましたが、お陰さまでその後も、 Underworld による big anthem tune・ " Born Slippy " とオーストラリア時代の ウィノナ・ライダー 激似のコとの夢のような一夜の思い出について、

"賢さ"、特に昔の俺のようなくそバカ野郎はその存在すらも気づかない種類の賢さについて書いた

と2本もピックしてもらいました。

ありがとうございます!!!


今回こうしてピックしてもらって、本当に、本当にうれしかった訳なんだけど、それはアクセス数の伸び(普段の1.5倍近くなる)とか、芥川賞を発表・掲載し、日本トップの発行数を誇る総合誌(新聞の世界でいう"クォリティーペーパー"的な雑誌だよね)だからっていうのはもちろんあるけど、文藝春秋はいつもうちの実家にあった雑誌だから。

このnoteを見てる人は知ってると思うけど、俺は若干荒くれた家庭の出身で、親父の愛読書は実話時代


『実話時代』は、三和出版から2019年9月号まで発行されていた実話誌。主にヤクザ記事を特集。創刊は1985年(昭和60年)。内容はヤクザ社会の動きのルポ、組幹部へのインタビュー記事、任侠物ノンフィクション劇画、風俗情報などで構成。  *Wikipediaより抜粋。

を筆頭とする極道誌だった。

親父は仕事なのか何なのかわかんないがいつも車でいろんなとこを周ってて、俺は"ちょっと待っとけ"と言われ車の中で何十分、時には1時間、2時間と待たされ、その間の暇潰しに小学校低学年の頃から実話時代を読んでた。

(その頃から読むことが大好きで、本さえあれば、何時間でもいれた。)

*”実話時代、なんだそりゃ?"って人、↓のような雑誌です。

で、そんな親父と結婚して子どもを4人も産んだおかんは逆にすげぇマジメ(まぁ、おかんはおかんでかなりぶっ飛んだとこあったけど…)で、"女子に教育は不要!"というじいちゃんの方針で泣く泣く大学に行くことはできなかったけど、女性銀行員一期生だかで地場の銀行に就職した人で、文藝春秋が愛読書だった。

そんな両親の元、実話時代⇔文藝春秋と両極端のメディアを読みながら育った俺はそのどっち側にも振り切れず、中途半端な40男になった。

いまさら極道になるのも嫌だし、なれない。
できることなら、文藝春秋側に行きたい。

毎日こうやってしこしこ書いてるnoteがいつか、俺をどこかに導いてくれるのか…期待もせず、望みをせず、俺はただ書いていこうと思う。

noteも含めた"アウトプット"に生きる本や音楽、DVD等に使います。海外移住時に銀行とケンカして使える日本の口座がないんで、次回帰国時に口座開設 or 使ってない口座を復活するまで貯めに貯めてAmazonで買わせてもらいます。