一個人特派員のタイレポート: バンプー保養地②
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一個人特派員のタイレポート: バンプー保養地②

一個人特派員のタイレポート
バンプー保養地 a.k.a. カモメヶ崎

遠路はるばるスカンジナビアからサワディーカップ!?

< えいきらプロフィール >
私の時間を愉しむ実用情報雑誌・一個人のタイ特派員。
2013年タイ移住。タイ妻と2020年生まれの娘とバンコク都内のマンションに住む42歳。旅行者時代、移住当初は毎食タイ料理を食べられるのが幸せだったのに、タイ歴が長くなるにつれ、日本食率が上がってきたことを不思議に思う今日この頃。

前振りがすっかり長くなってしまったけれど、

ゲートをくぐり、

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いざ、遠路はるばるスカンジナビア(?)からきたカモメが舞う岬へ。

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ゲート周りは人も少ないが、遠くに舞うカモメが見える。

なんてことを思っていたら、タイでも人気の鬼滅キッズを発見。

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刀まで持って、本格的だなぁと感心していると、聞きなれたエンジン音が…

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"タイといえば"な乗り物・トゥクトゥクが入っている。

そういえば、駐車場にもトゥクトゥクが停まっていて、

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"なんでこんなところ ー バンコクでは基本的にトゥクトゥクは外国人観光客向け or タイ人相手の場合、近距離の場合が多く、しかも、営業可能な地域が決まっている ー にトゥクトゥクがいるんだろう?"と不思議に思っていたんだけど、よく見れば、何台ものトゥクトゥクが行き交っている。

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なるほど、駐車場 / ゲートから岬までお客さんを乗せて ー 1人10バーツ = 約35円とかかな、5バーツかな? ー ピストンしてるんだな。

ゲートから岬の1番先までだって500mぐらいだろうに、200mの距離だってバイクタクシーに乗っちゃうくらい歩くのが大嫌いなタイ人のさすがのブレなさ具合にリスペクト。

と、そんなしょうもないことを考えていたら、カモメも人もどんどん増えてきた。まずは人が多め、カモメにあげるイカのゲソ揚げ屋台がある左側をチェック。

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"おー、飛んでる飛んでる"と、鳥が飛ぶのは当たり前なんだけど、なかなかの数だったので勝手にテンションが上がってしまい、そこからしばらく1人撮影タイム。

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手を飛ばせば届くくらいというより、ちょっとボクシングかじったことありますくらいの人なら迎撃できるだろうという距離。

そして、ここそこで炸裂しているタイ人必殺・自撮りアタック

年頃女子だけでなく、老若男女、還暦過ぎのおじちゃんだってSNSのプロフ画像が"クールなわし、どや?"な自撮り大好きタイランド。自撮りとなると、遠路スカンジナビアからお越しのカモメさんですら、小道具扱い。

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頭上を飛び交うカモメの群れ、写真を撮りまくるタイ人の皆さまに若干圧倒され、ふと視線を海に落とすと水上にもかなりの数のカモメさんが休憩中。

*そして、今気づいたが、↑の写真の青い不気味な人形は何なんだろう…

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ちなみに、↑の写真の中央奥、↓の写真で左端に見える青いテントがカモメにあげるイカのゲソ揚げ屋さん。

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"カモメにイカゲソ揚げ"という居酒屋的センスもなかなかだけれど、今回の現地訪問前の下調べで見たブログ

餌やりもできちゃいます!ゲソの唐揚げ、一袋10バーツ(約35円)。
*BANGKOK GIRLS NOTEの2019年11月24日の記事より。
って、ことでカモメの餌「ゲソの揚げ物」を20Bで購入。
*USHIROGATA・2018年5月23日の記事より。

に書いてあった値段が10バーツ(約35円) / 20バーツ(約70円)とまちまちだったのが気になっていた。

2018年の記事では20バーツ、2019年の記事では10バーツ。

何十年も物価があまり変わらない日本と違い、タイでは毎年数%ずつ物価が上がり、それに伴い、よほどの人でない限り毎年数%は昇給する。

物価が上がることはあっても、下がることはまずなく、コロナ禍の去年今年ならともかく、この価格変動はありえない。

記事のリリース時期が10バーツが2019年、20バーツが2018年 = 古い方が高かったので、時間の経過による物価上昇(何十年も物価があまり変わらない日本のような国の方が世界的には稀で、タイではよほどの不況の年を除き、毎年数%ずつ物価が上がり、それに伴い、よほどの人でない限り毎年数%は昇給する)ではないと思われる。

ということは、タイの観光地あるあるの"取れる時に取れる人からしっかり取る戦略"か…

買う買わないは別として、ふわっと経緯でも"特派員"という名を頂いた以上はしっかり調査せねばと青テントに行き聞いたところ、なんと50B(約175円)!!!

やはりというか、さすがというか、コロナ禍で遠出ができず、近場の観光地に人が集まり、ロックダウンとなれば収入がゼロになる近未来をしっかり見据えた、よく言えば"機を見るに敏"、悪くいえば"ぼったくり"なここもブレることなきタイ商人の姿勢を勉強させて頂きました。

と、それはさておき、肝心のカモメに話を戻すと、あまりの量と近さに腰が引けるくらい飛んでいる。

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右を向いても左と向いてもトリトリトリ。

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ちなみに、韓流キュンポーズを取ってる人たちはカモメに求婚してるのではなく、例のゲソ揚げをあげている模様。

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*この記事を書いていて、空ににょきにょき手が伸びる姿を改めて見て、ぶっ飛んだタイ人芸術家・チャルーンチャイ・コーシピパット氏が故郷・北部のチェンライで彼の芸術を爆発させた通称・ホワイトテンプルの地獄池?を思い出した。

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チェンライ出身のアーティストであるチャルーンチャイ・コーシピパット氏が仏教や神話をモチーフにデザインした白亜の寺院。別名ホワイト・テンプルとも呼ばれる真っ白なデザインの建築はまさに斬新で、フォトジェニックな寺院としても有名になっています。
*タイ国政府観光庁ウェブサイトより。
チャルーンチャイ・コーシピパット: 1955年チェンライ生まれのビジュアルアーティスト。芸大生当時、古臭いとされていたタイ宗教美術を世界に通用する物にしようと志し、以降、仏教や神話をモチーフにした作品が国内外で高く評価を受けています。有名だけど気さくで、常にハイテンションなキャラクターの彼はタイのお茶の間でも浸透している数少ない芸術家で、リアリティー番組のホストなども務めています。
*地球の歩き方・タイ / バンコク特派員ブログより抜粋。

と、再度脱線したところで、日が暮れてきた。

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そういえば、カモメヶ崎は夕日も有名なんだよなと思いだしたところで、嫁きらから着信。パクチーちゃんが起きてきたということで、一旦歩いて車に戻り、嫁きらとパクチーちゃんと岬に戻った。

この日はポツポツと雨が降る曇り空だったんだけど、そんなグレーがかったオレンジの空を飛び交うカモメの影はなかなか乙なもの。

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うーん、いいねぇと空を舞うカモメをしばらく眺め、落とした視線の先に海にささった止まり木が。んん、この形状は…?

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あっぱれ、万事においてインスタ映えが重要というニーズをしっかり抑えたハート形の止まり木でした。

ということで、日も暮れてきて、次の目的地、嫁きらの会社の社長の友達がお洒落に改装しリブランディングを行った海鮮レストラン ー カモメヶ崎があるバンプーはシーフードでも有名 ー に行くぞとなり、

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パクチーちゃんもカモメさんバイバーイ。

岬を後にし、駐車場に戻ったところで、タイあるある、いや、タイどこでもあるあるを発見。

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タイ人大好き宝くじ!!!

観光地に来てまでなぜ宝くじ? と思うことなかれ。全国津々浦々、街中の路上、ソイ(路地)の中、どんな田舎でも必ず売られていて、宝くじ台の前に必ず誰か立ち止まっているのがタイランド。

飛び交うカモメに天啓を受け、なんだったら、わざとフンに当たりに行く人がいてもおかしくない。

と、最後まで ー 移住ほぼ丸8年なんだけど ー タイらしさを満喫させて頂き、バンプー保養地 a.k.a. カモメヶ崎遠足は終了。

…と、さらっと〆ようとしたところで大事なことを思い出した!

嫁きらがかたくなに主張していた"スカンジナビアからの飛来説"ですが、嫁の単なる思い込みでした。

嫁のとんでも説をそのまま載せるのはやはり怖く、記事を書く前に信頼する ー ファクトチェックという部分では元某TV局ニュース番組ディレクターなのにそこらへんがゆるゆるサバーイサバーイなマイ嫁より全然信頼している ー タイ人部下にタイ語のソースを調べさせたところ、カモメヶ崎のカモメさんたちはチベットやモンゴルから飛んでくるとのことで、タイ国政府観光庁のウェブサイトにもそう書いてあった。

チベットやモンゴルなどから飛来するカモメたちの越冬地ともなっており、
*タイ国政府観光庁ウェブサイトより。

さらに、この記事を書くにあたっての下調べでこの官公庁のウェブサイトを見て、意外な日本との縁に驚いたんだけど、

この保養地、実は日本とは深い関わりがあり、真珠湾攻撃と同日の1941年12月8日、旧日本軍約1,000名が、現在海上にあるレストランへ架かかるスックター橋へ上陸したという歴史があります。説明によると、その際、旧日本軍はタイ陸軍と2km隔てた距離で向かい合い、一時緊迫した状態となりましたが、その後タイ政府との協力関係を結ぶための条約を締結したため、武器を用いての戦いは辛うじて避けることができたとのことです。敷地内にはその出来事を記念する石碑が設けてあります。
*タイ国政府観光庁ウェブサイトより。

こういった歴史もあるそう。

ということで、スカンジナビア改め、遠くチベット・モンゴルからカモメが越冬に訪れるバンコクの隣県・サムットプラカンのバンプー保養地への遠足はおしまい。

みなさん、また逢う日までごきげんよう!


バンプー保養地

< カモメの飛来時期 >
11〜5月。*その年の気候で前後する場合も。

< アクセス >
バンコク都心部からBTS(高架鉄道)Keha駅まで電車、Kehaからタクシーでも行けますが、特に日本からの観光客の場合、流しのタクシーだと、言葉の問題、ぼったくり問題 ー 特に都心部から乗る場合 ー があるので、Grab・LINE MANのようなUber的アプリをオススメします。

*Grab、LINE MANの場合、GPSマップでピックアップ場所、行先を事前に選び、料金も予約時にFIXされるので、以前のタイでよくあった余計なトラブル(メーターを使わない、交渉制で不当な価格になる。ドライバーが道を知らず、変なところで無理やり下ろされる、降車時に最初に合意した価格より高い金額を要求される等々…)のリスクを抑えられます。

< Grab ダウンロードURL >

< LINE MAN ダウンロードURL >

*iOS版。

*アンドロイド版。

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えいきら

noteも含めた"アウトプット"に生きる本や音楽、DVD等に使います。海外移住時に銀行とケンカして使える日本の口座がないんで、次回帰国時に口座開設 or 使ってない口座を復活するまで貯めに貯めてAmazonで買わせてもらいます。

ありがとうございます!
東南アジア某国在住の元ろくでなし。酒・音楽・サブカル・アングラ、そしてなにより楽しいことが好き。酒は飲むからには呑まれる42歳。