Roger Sanchez "Another Chance"
先週の Daft Punk "Around the World" は、掴みのつもりで書きだした冒頭の "ネタ食って上がって落ちた後 = カムダウン" の話がどんどん膨らんで、音楽紹介というよりは薬物中毒者コラムみたいになっちゃってすみません…
カムダウンに関していうと、先週の記事では日本語のいい言い方が思いつかなかったんですが、よく考えたら、覚醒剤界隈でいう "切れ目" ですよね。
カムダウンカムダウンって英語でカッコつけちゃった感じですんません。
…と、またしても暴走しちゃってるんで、話を戻します。
前回の記事で↓の曲をキラキラチューンとして触れましたが、
この時代の自分にとってのもう1つのキラキラビッグチューンは
< Roger Sanchez "Another Chance" >
です。
初めて Roger Sanchez を見たのは'97年年末のパース。
この夜はシリーズもので書けるぐらいに本当に"special"な夜だったんで、どこか他の機会にしっかり書くとして、初めて見たRoger Sanchezは 衝撃! でした。
選曲、ミックスはもちろんですが、アゲどころでのヒップホップDJのようなスクラッチ、2枚使い…それまで見たハウスDJでそんなの見たことなかったんで、(何度もすみませんが)マジで 衝撃!!!
ぶっ飛ばされました。
食ってたEが超アッパー系のとんでもなくいいモノで、大き目の箱なのにフロア最前列とブースがすごい近く、DJの一挙一動が本当によく見えたので、ほぼ1セット全部ブース真ん前でいぇーいぇーおーおーと雄たけびを上げて踊り狂いました。
(それを目撃されたツレに後日死んでしまいたくなるほどいじられましたが…)
それ以来、Roger Sanchezは自分にとって "特別なDJ" の1人です。
(生で見て、それが一生に記憶に残る特別な体験、特別な夜になっちゃうと、そうなっちゃいますよね。そのような自分にとっての"特別なDJ"の例を他に挙げると、Jeff Mills 、Carl Craig 、 Mark Farina 、Fatboy Slim 等々。
この"特別"は、純粋にDJのプレイだけでなく、その時の空気だったり、その夜がどうだったかという部分で、以前、連載小説・ " '95 till Infinity " 43話で書いた "defining moment" を体験したかってとことなんですが…)
と、それはさておき、"Another Chance"です。
個人的にはキラキラしすぎてあんまり好みじゃないですが、大好きなDJの1人が世界的なヒットチューンを生んで素直にうれしかったです。
Roger Sanchezは50を過ぎた今でも精力的に活動してて、当時の曲を使ったミックスにあの時の空気を感じて、あーーー!!!ってなっちゃいます。
< Roger Sanchez @ Pioneer DJ TV >
ちなみに、"キラキラチューン"と連呼しましたが、このキラキラは個人的な印象によるものです。"キラキラハウス"とかって呼び名があった昔あったように思いますが、あそこらへんは聞いてないし、そもそも音楽のジャンル・サブジャンルに詳しくないので、適当です。
"こんなんキラキラじゃない"、"これキラキラが足りないぜー"って場合は、なにとぞご容赦ください。
と、↑のミックスのリンクを貼る時に、↓の David Morales のミックスを発見しました。20分ほど聴いてますが、so far so good です。
< David Morales 3Hour Set @ MoS >
YouTubeやっぱ便利ですね。
ではでは。
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