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熱帯の雨

"子どもが生まれるとnoteを書く時間がなくなるなー"と可能な限り書きため→予定投稿としてたんだけど、"(毎日投稿でなく)定期的にUP"という部分にフォーカスしてたんで、ちょこちょこ谷間ができてた。

毎日連続投稿にそこまででこだわりはないものの、70数日も連続投稿してると、やはりできれば続けたいなーという気持ちが生まれる訳で、投稿が切れる谷間のとこで↓の記事を書いて、予約投稿した。

書きため・予約投稿しようと早起き(相変わらず6時に起きて仕事前にnoteを書く生活を続けてる、朝弱かった昔の俺は今やいずこ…?)して書く記事は、あれも書きたい、こういうこともあったよなと脱線するのが常で、たいてい1~2時間かけて、長い(内容的にもしっかりした記事であることを望む)ものになるんだけど、↑の" 連続投稿はまだまだ続くなんかはさらーっと20分ほどで書き上げた。

こうした記事を書くのはひさしぶりで、なんとなくさらさらと書く感覚が気持ちよく、柳の下~じゃないけど、もう1本書きたくなった。


これを書いてるのは、7/25(土)の昼下がり。
外は熱帯の雨期の雨が降っている。

ここのところの雨のパターンは、お昼頃から結構強めの雨、これぞスコールというのが2時間ほど降って、何事もなかったように夕方までには晴れ、これまた南国だねっていうオレンジが本当にきれいな夕暮れになる。

この雨期の雨、俺は全然嫌いじゃなくて、サムイ島でガンジャでパクられ、半年ほど沈没(自主的な沈没じゃなく、強制的にいさせられたんで、撃沈か…そうだ、今日から元撃沈系バックパッカーと名乗ろう!)してた2002年当時から好きだった。

(仕事してて、"打ち合わせで外出なきゃ!"って生活だと嫌になるんだろうけど、当時の俺はなんせ絶賛撃沈中の生活。やることもなければ、行かないきゃなところも月に一度の裁判以外何もない、"雨が降ればお休みよ"なダメハメハ大王的生活だったんで、まったくの無問題だった。)

裁判が終わるまでの時間の大部分を過ごしたサムイの北側、パンガンへの船着き場があるビッグブッダビーチの某バンガローのビーチフロントのバーで昼過ぎからシンハを飲み、ジョイントを吹かし、ざぁざぁと降る雨を他人事のように眺め。

なんとか執行猶予付きで終わった裁判終了後、弁護士にパスポートを売っぱらわれ、日本に帰りたくても帰れず沈没(撃沈か)していたカオサン寺裏、雑貨屋の2階に数部屋だけあるこじんまりとしたゲストハウスで、当時いろいろとお世話になってた年上のバックパッカーのねえさんと一戦終え、埃、いや垢くさい、ところどころスプリングが壊れたベッドでぼーっと余韻に浸ってトタン屋根をぼつぼつと打つ雨音を聞いていた。

そんな始まりの付き合いだから、雨期の雨のことは今でも嫌いになれない。

これはそんな熱帯の雨の時は聞きたくなる曲。

< Issa Bagayogo "Sya" >


突然の雨に舌打ちし、靴下はもちろん、パンツの裾までぐっしょりで雨を恨みながら次の行き場所に足を進める日本のみなさん、時には何もせず雨を眺めるのもいいもんですよ。

noteも含めた"アウトプット"に生きる本や音楽、DVD等に使います。海外移住時に銀行とケンカして使える日本の口座がないんで、次回帰国時に口座開設 or 使ってない口座を復活するまで貯めに貯めてAmazonで買わせてもらいます。