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【#ざっくりレビュー】2020 J1・第2節 浦和レッズvs横浜F・マリノス

akira(@akiras21_)です。
祝・J1再開。約4ヶ月ぶり、ご無沙汰しております。

それじゃサクサクと、ざっくりと参ります。よろしくどうぞ。

先発メンバー

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見事裏をかき合う展開に。
バカヤロー、裏の裏だよ(CV:寺島進)。いやそれ表だよ。はい次。

(たぶん)想定内だった試合展開

浦和レッズは前節マリノスと対戦したガンバ大阪のゲームプランを参考に、のっけから勇猛果敢なプレッシングを敢行。埼玉大槻組はカチコミを掛けてきました。

対するマリノスはゴッドファーザーことアンジェ・ポステコグルー監督の指示もあってか、「ここで同じ手は食らうまい」と数々のプレスをいなし、時には体を張って応戦する方針に。前半はそこそこ押されるも、後半で試合の主導権を握ります。

しかし、1点が遠かった。試合終盤はオープン気味な展開になりましたが、やはりゴールには繋がらず。マリノスも浦和もこういう展開になると読んでいたのではないかと思います。

スコアレスドローは昨季のホーム鳥栖戦以来、約1年3ヶ月ぶりのこと。少しだけ懐かしい感じもしましたね。試合全体の感想はそこそこに、今節は誰もがビビった新加入トリオ先発出場について見ていこうと思います。

新加入トリオどうよ

公式ウェブサイト会員コンテンツの試合後コメントを読む限り、3人とも満足はしてないようですね。實籐友紀については負傷交代してしまったので人一倍でしょう。

實藤友紀

ただ、實籐の出来は言うほど悪くありませんでした。チアゴのような目立ったプレーこそなかったものの、最終ラインの維持や攻撃時の高めなポジショニングなど、マリノスのCBとして求められる基本的なタスクはこなせていた印象です。

それだけに、前半で下がってしまったのは残念でした。1日でも早い復帰を願います。見るからにナイスガイだし。

天野純

天野は攻撃参加の意識の強さから、前線に吸収され気味なポジショニングに違和感がありました。徐々にアジャストして、いわゆる面の中央付近に立つシーンが増えましたが、個人的にはもう少し引いたところに立って浦和守備陣の注意を惹き、密集緩和に努めてほしかったなと思います。和田拓也が得意としているあの動き方ですね。

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しかし、反対側ハーフスペースにポイントを見つけ出してスルスルと抜けていった動きはさすがでした。ああいう動き方ができると、相手も天野から目を離せなくなり、スペースや守備のズレが生まれやすくなるでしょう。天野にだって相手をぶん殴れる質があるのです。

小池龍太

さて小池に関しては、プレーエリアを内に絞るタイミングと、対面の山中亮輔/マルティノスをケアする動き(仲川輝人/チアゴ・マルチンスとの連携)の両立に四苦八苦していた印象です。

特にJ1屈指のスピードがあるマルティノスへの対応は、距離・ラインの高さによってチアゴに任せつつ、自身は中央付近のケアに走っていましたが、いかんせん上背の高さがないのでウィークポイントになっていました。

ただ、良さが全くなかったのかといえばそうではありません。グラウンダー・浮き玉にかかわらず、仲川へのパスを通してチャンスを演出したり、ハーフスペースへの侵入を見せていたりと光るものがちらほらとありました。

今節フルタイム出場だったので、次節はお休みないしベンチスタートでしょうが、今後とも試合に絡んで精度を上げていってほしいなと思います。まだまだこれから。

おわりに

「今日戦える11人を選んだ」(ポステコグルー監督)とのことですが、そうは言っても中断期間の新加入組が全員先発したのは偶然ではないでしょう。

2018シーズンのドゥシャン、チアゴ、そして2019シーズンのエリキ、マテウスはそれぞれ加入初戦でスタメンでした。練習の段階でチームの動きに合っていると判断されればすぐに実戦経験を積ませる…というのがポステコグルー監督のやり方かもしれません。

試合終盤に向けて得点機がいくつかあったので、そこで決まっていれば…という悔しさが残りますが、この強度で立ちはだかった浦和が再開初戦の相手で良かったと捉えることにしましょう。今季はこれからこういう相手に勝っていかなければならないという基準を示してもらったようなものです。

よっしゃ水曜のベルマーレ戦に切り替えや!
こんなノリで今季も #ざっくりレビュー をよろしくお願いします。ほいじゃアスタ・ラ・ビスタ。

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