マガジンのカバー画像

Slow Media

5
メディア(ニュースとかテレビに限らず、広義に媒体という意味)を介したコミュニケーション、自我、しごとのあり方を見直すきっかけになるような記事をピックアップしていきます。自分でも書… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

映像制作を通じてグローバルなリーダーシップ養成!!【RESYNC】

映像制作を通じてグローバルなリーダーシップ養成!!【RESYNC】

世界で活躍したい『そこの君』!!
グローバルなリーダーになるために、映像制作してみませんか?

12週間をかけて、ドキュメンタリー映像制作にイチから携わる『RESYNC』プログラムが開催される。

少人数での対面共創と国境を越えて学び合うオンラインワークショップで、作る楽しみと深い学びを両立させた試みになる。

参加者は、カンボジア人、フィリピン人、ベトナム人、シンガポール人、マレーシア人、そして

もっとみる
この割れ切った世界の片隅で

この割れ切った世界の片隅で

コロナウイルスが社会に与えた最も大きな影響は、見えづらかった社会の分断を可視化したことではないでしょうか。

ステイホームできない、明日を生きるのすら精一杯な人。パソコンを持っておらず、家では完全に社会から隔離されてしまう人。勉強ができるような家庭環境でない人。外で遊ぶ自分を自慢げにSNSに載せる人。「クラスターフェス」と称し、コロナに積極的にかかろうとする人。感染者を引っ越しにまで追い込む地方の

もっとみる
本06 『ムナーリのことば』(著:ブルーノ・ムナーリ 訳:阿部雅世)

本06 『ムナーリのことば』(著:ブルーノ・ムナーリ 訳:阿部雅世)

子どもの魂に向けた本

振り返ると、私は幼少期の頃からこれまで、「それが“常識”だ」と伝える大人の存在に反抗的でした。そして、そんな彼らに反論をぶつけてみても、ちゃんと聴いてくれない、あるいは、流されている、あるいは後になって、意見を翻されることがよくあり、ふつふつとさらに反抗心を燃やすことがよくありました。
このままだとどうやら埒があかないらしい、と自分の中を見つめたり、それこそ心理や関係性の学

もっとみる
コロナの前には戻れない

コロナの前には戻れない

 初めに、新型コロナウィルス感染症に関して、リスクをとって人々のために働いてくださっている医療従事者の方々、生活インフラを支えてくださる方々に心からの敬意と謝意を込めて感謝します。
 皆様のおかげで私は今日も生きこのような投稿をすることができます。
 ありがとうございます。
 そして新型コロナウィルス感染症で闘病なさっている方、ご家族の方、大切な人にも会えず、体も思うようにならず、おつらいことと思

もっとみる
「伝える」が、バズるに負けている。 #表現のこれから

「伝える」が、バズるに負けている。 #表現のこれから

今日もどこかのツイッターが炎上している。クソリプが飛び交い、誰かを傷つけている。いきなり激しい言葉で、自分と反対の立場の人を罵倒する。どれだけ一生懸命に対話をしようと思っていても、話が噛み合わない…。

20年前にネットが出てきたとき、もっと希望があった。力があるマスコミや権力者じゃなくても、誰もがネットの力で自由に情報発信をすることが出来るようになり、社会はもっと多様に、もっと良くなると思ってい

もっとみる