社説 day3 ウクライナ紛争 露も和平へ動け

ウクライナで新内閣が発足した。前政権は対ロ強硬だったが、新政権はロシアとの対話を望んでいる。ウクライナにとって最優先の課題ある東部紛争の終結に向けて、ウクライナとロシアが真摯に向き合うことに期待したい。
2014年のロシアによるクリミア併合に続き、東部で始まった戦闘とは13000人もの犠牲者を出している。015年にドイツとフランスが仲介した停戦合意も履行されていない。先のG7において、ロシアとウクライナ、ドイツ、フランスの首脳会議を行うことが記された。
ロシアは今年4月に、東部住民を対象にロシア国籍の取得手続きを簡素化しウクライナに揺さぶりをかけた。しかし、経済制裁続き、経済低迷から抜け出す道筋もない。ロシアも紛争終息へ踏み出すべきだ。

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