怪文書シーズンXX~先生の次回作にご期待ください~
これはトロオドン怪文書アドベントカレンダー Advent Calendar 2021 - Adventarの16日目の記事です。17日の担当だと思ってたら16日の担当だったことをさっき知りました、すみません。
初めましての方は初めまして、中曽根馨です。先に断っておきますが中曽根のヤスヒロさんとかハイジさんとは無関係の人物です。
去年も実はマストドン関連のアドカレに参加してました。こことは違うアドカレですけど、良ければこちらも読んでいただけると嬉しいです。
この怪文書記事を読むにあたって1つ注意事項があります。まずご自身のIQを2か200にしてください。あとは考えるな、感じろということです。
怪文書とは
では本題に入りましょう。回りくどいのは嫌いなのでストレートにいきます。まず怪文書とはなんなのか、ということについてですが……。
結論から言わせてもらうとオレにも分からない、です。
怪文書というのものについて自分はまだまだ勉強不足な点が多く、何が怪文書で何が怪文書ではないかについては分かりません。これから勉強を重ね、怪文書作成一級に合格できるくらいにはなりたいと思っています。ちなみにそんな資格は存在しません。
では何故このアドカレに参加したのか?その場のノリです。なんか面白そうだったので。
あとこのアドカレの主催者であるトロオドンさんのことについてもよく分かっていません。一つだけ分かっていることは、フォロワーさんをオカズにして抜いたのをその本人に報告していたということくらいです。
きっとパーソナルコンピュータのように精緻を極めたような彼の全てを理解するのはとてつもなく困難であり、日頃の投稿からして怪文書の練り上げ方。そのスピード性、閃き、常軌を逸した内容。それら全てを把握することは困難であり、かつ困難であり、また非常に困難であると言えるでしょう。凡庸な人類には早すぎる存在と言わざるを得ません。何千年後かにまた会いたいものですね。
それでは本編の怪文書をどうぞ。
何気ないトゥートがトロオドン師匠を傷つけた。
むかーしむかし、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ薪を探しに、おばあさんは川へ洗濯をしに行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、マブナオン!マブナオン!(鳴き声)と川の上流から奇声が聞こえ、トロ桃ドンがトロオドンブラコッコ、トロオドンブラコッコと流れてきました。
おばあさんは「その声……我が友トロ桃ドンではないか?」とトロ桃ドンに尋ねました。しかしトロ桃ドンは「なんやマブナオンちゃうんか……」と肩を落として(桃に肩があるのか?)そのまま川を流れていきました。
そこにワライタケを山で間違えて食ってしまい、とち狂ったおじいさんがものすごいスピードで川へ飛び込み鬼の形相で「キェエエエアアアアッッッ!!!!!!チェエエエストォオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と叫びながらトロ桃ドンのDOTAMAを薪割り用の斧でかち割りました。
そして生まれたのがトロオドン、かの有名な神です。
これがトロオドン創世記第1部第1章に記されている「序、始まり」です。いかがでしたでしょうか、桃太郎のような山月記のようなあれだったと思います。そうですね、その通りなんです。
この後トロオドン氏がなんやかんやあってなんやかんやする英雄譚もあるのですが、マブナオン!マブナオン!なんて言ってる人にそんなストーリー加えたら解釈違いでオレが死ねるのでやめました。
でもなんか気が変わったので続きを書きます。
トロ桃ドンは鬼ヶ島へ。
ある日、トロ桃ドンは鬼を倒しに鬼退治へ行く事になど全く興味を持たずにマブナオンを探しに鬼ヶ島へ行くことにしました。あなた、最低です。
まずは鬼ヶ島へ共に行く仲間を探しに旅に出たトロ桃ドン。しばらく歩いていると幼女に出会いました。
「ゲヘヘ、男の子でも女の子として扱えば女の子になるんだよなぁ。お前もそう思わないか?」
その辺にいた幼女にトロ桃ドンはそう話しかけました。この時点で不審者認定され、周りにいた大人たちによって無事に現行犯逮捕。鬼ヶ島刑務所にぶち込まれることになったのです。
「誤解です」
悲しきかな、その誤解はただの事実でしかないので解けることもなく、トロ桃ドンは刑務所で臭い飯を食わされながら毎日牢屋の薄汚い天井のシミを数える日々でした。
鬼ヶ島刑務所は脱出不可の牢獄として有名でした、豊満で目付きの鋭いエッチな女看守などは存在せず、ただただ屈強な男看守が常に目を光らせる場所でした。囚人たちがトイレをしている最中でさえ、小便の1ミリも見逃すことはありませんでした。
そんな日々が数ヶ月続いたある日、鬼ヶ島刑務所に事件が起こりました。
なんとまた山でワライタケを食ってとち狂ったおじいさんが鬼ヶ島へ157569ノットの速度で海中を進み35756マッハで動き鬼を殲滅せしめ、鬼ヶ島全体を焦土へと変えたのです。
おじいさんは全身が完全に義体化された鬼種超殲滅兵器(通称オニゴロシ)だったのです。ワライタケを食した瞬間、人間の肉体を捨て摩天楼の如く巨躯を天地より授かり、その拳はジェットで空を飛び、その足は遍く生命を踏み屠り、その瞳は28オングストロームのランドルト環さえ認識する。鬼という鬼その悉くを徹底的に殲滅する、人智を超えたテクノロジーによって生み出された超殲滅兵器だったのです。
当然、かつておじいさんだったものによって蹂躙された鬼ヶ島刑務所の中にいたトロ桃ドンは、おじいさんのソリッドバイタルゼーションによって脳ギアを神の庇護下より解き放たれ、初めて生命としてのカルマを認識しイデアとイドラの狭間で矮小な自分と出会うのでした。罪たるもの、病めるもの、弱きもの。その者たち全ての声を聞き、世界へ届けようとトロ桃ドンは自らの存在を再構築し輪廻転生を繰り返し、この宇宙の全てに偏在する神となったのです。めでたしめでたし。
なんですかこれ?
もう勘弁してください。
さて、話は変わりますが自分もアドベントカレンダーを開催したのでそっちの方でこれとは違う傾向の怪文書を書こうと思います。よろしくお願いします。勝手に宣伝してるけどいいよね?答えは聞いてない!(リュウタロス)
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