ウィーン紀行
ふと思い立ち、以前行ったウィーンひとり旅の紀行を書くことにしました。どうぞよろしくお願いします。
海外旅行あるある。正味……
いきなり個人的海外旅行あるあるなんですが、ぶっちゃけ、正味、
「行きしなの関空、ピークがち」
これ、ありますねぇ。まあ大げさですけど、それにしても出発前の関空の楽しさは異常。国内旅行でも似たようなもんです。最低でも、飛行機出発の2時間前には空港に着いてぶらぶらします。関空(海外旅行)なら3、4時間前とかには着弾しますね。
行きの空港から旅行は始まっているッ、です。
ドイツ語分からなすぎて、とりま号泣。
無事ウィーン到着。しかし、ドイツ語が全く分からない……。別に英語力そんなに高くないですが、それでも非日本語・非英語圏に来たら相対的に英語ネイティブのような気がしてきます。英語表記のありがたいこと。
空港→市内の電車のチケットを買うところでしばらく途方に暮れました。券売機はドイツ語表示なのですが、英語に変えるボタンがまずどこか分からへん。あとそもそも券売機が複雑でどれ買えばいいか分からへん。え、どうしよ。詰んだ。カウンターは人でごった返しててなんか聞きづらい。なんせひとり海外なので心細く、もう空港に居座ってそのまま帰ろうかな、とまで考えました。とりま号泣しました(泣)。そしてなんやかんや耐えた。
気高き伝統、音楽の都、素晴らしい空気、最高の街、VIENNA。
無事チェックイン。とりあえずウィーン市内散策。
最高。
めっちゃくちゃいい街でした。治安も良く穏やか。来てよかった。着いてしばらくはちょっと雪が降ってました。雪降るヨーロッパ、ロマンすぎる。
ザッハトルテ発祥の地で、ワロタ件について。
ウィーンに、Sacher(ザッハー)というホテルがあるのですが、ここがあのザッハトルテの発祥の地らしい。(他にも元祖を主張してる所があるらしい。京都の八ツ橋みたいだね。)
そのホテルの一階にカフェ・ザッハーが併設されていて、宿泊客以外も訪れることができます。目玉はやはりザッハトルテとメランジェ(=日本で言うウィンナーコーヒー)。わりと朝早めに行ったので並ばずに入れました。
1人でツウぶって分かったような顔して入りましたが、注文したのはもちろんザッハトルテとメランジェ。バッキバキの観光客です。
と、ここで店内を見渡して、とあることに気づきました。なんと僕を含めて7組中、4組が日本人でした……(笑)。これにはさすがにワロタを禁じ得ませんでした。まあええやんええやん。別に話しかけたわけではないですが、なんとなく心強い感じがしました。
ケーキとコーヒーはもちろん、絶品でした。
ヤツはとんでもないものを盗んでいきました
実はこれ、2020年3月頭の話なのです。コロナ禍の初期の初期です。旅と並行して色々情報収集したり本当にあれこれ考えてました。そして、すごくすごく迷ったのですが、旅程の途中で帰国することにしました。
この旅行の後、日本でとても大事な予定が多かったので、コロナだなんだでもし帰国できなくなったりしたらめちゃくちゃ困ると思ったのでやむなく断念しました。
コロナはとんでもないものを盗んでいきました。僕の心です。
実を言うと、今回の旅行のメインはウィーンではなくポーランドでアウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所・博物館に行くことだったのですが、まあしゃーないです。でもアウシュヴィッツは人生で絶対に行くと決めている所なので必ずまた帰ってきます。その決意を新たにするためのnoteなのでした。
I'll be back. 👍
しかしここまででも十分に楽しめました。そして初のひとり旅でとってもいい経験ができました。やはり旅は人生、そして人生は旅ですね。
その他写真垂れ流し
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