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転職後に抱えていたモヤモヤが1on1でスッキリした、そんな話

製造業×AIのアダコテックでAIエンジニアを担当している、萬田です。
今回のnoteでは入社後半年間の振り返りとして、一口にベンチャーと言えども、中は結構違うという話を紹介しようと思います。

筆者は誰?
2022年4月にアダコテックにAIエンジニアとしてジョインして、日々の分析業務、研究開発等を行っています。前職ではAI系ベンチャーで4年半ほど画像処理とAWS周りの開発に従事してきました。
↓アダコテックAIエンジニアの営みについては弊社AIエンジニアの記事に詳しく書いてあります。

ざっくりまとめ

  • ベンチャーからベンチャーへの転職でも、環境はそれぞれ違うので油断してると躓きます

  • アダコテックでは定期的な1on1が設定されてて、業務に関することも関係しないことも、気軽に相談できます

  • その結果チームへスムーズにジョインできていい感じです

半年間の振り返りと当時の心境

まずはざっくり半年間を振り返りつつその時の心境を書き出します。
4~6月
様々キャッチアップと慣れるのに必死でした。5月は早速お客様の所への打ち合わせに同行させてもらい、実際の試作機を見せて頂くなど現場のリアルを体感してました。
7~9月
業務にもだいぶ慣れて試用期間も明け、本格的に業務が忙しくなるも何とも言えないモヤモヤ感を感じはじめていました。これはまずい、ということで1on1の場でモヤモヤ感の共有をしはじめました。

モヤ感の正体

自分なりにまとめたモヤ感の正体は、ベンチャーと言う言葉へのイメージのズレでした。あっさりすぎてわからないので詳細を紐解いていきます。

ベンチャーにも色々
弊社のメンバーの中には大企業から転職してきたメンバーがいて、所謂大企業とベンチャーの違いという視点の話は耳にしてました。僕はweb広告デザインを扱うAIベンチャーで約4年半過ごしていたので、「自分はベンチャーからベンチャーの転職」なのだから転職はしたけど大企業からほど環境は大きく変わっていないとどこか思っていました。実際にはこれがそこそこ乖離していたのです。以下前職との対比をいくつか挙げてみます(前職↔現職)。

「同じなはず」という思い込みからくる焦り
例えば、社内の開発物に関してを例に挙げると、前職では事業部の立ち上げ初期メンバーとしてジョインしたので社内で動いているサービスは基本実装したか実装過程を見ているものばかりでした。なので呼称から開発経緯・機能・ドキュメントの場所に至るまで大体頭に入ってました。ですが、アダコテック入社後は何やるにも社内notionやgithubを彷徨うことになります。冷静に考えれば当然のことなのですが、「これまでの環境と同じはず」と思い込んでいるので何かにつけてフラストレーションが溜まっていました。

モヤ感解消のために

1on1の活用
アダコテックAIエンジニアチームは隔週で上長との1on1が設定されています。その場では、直接業務に関連すること、しないことを含めて日々感じていること、悩んでいること等を共有することができます。これは活用せねば、ということで1on1の場で抱えているモヤモヤとした思いの共有からはじめました。一人で考えるよりも言葉にして相手に話すことで考えの整理が進んでいきました。(とりとめのない独り言の延長のような1on1でも辛抱強く聞いてもらえてありがたかったです。)

最終的に一言でベンチャーと言っても、業界も違えば規模も違う別物という(至極自明な)結論に行きつきました。言葉にしてしまえばこれだけのことなんですが、ボタンを掛け違った状態で業務に没頭していると意外と気が付きにくかったなと思います。蓋を開けてみれば、感じていたフラストレーションはスッと消えていました。

おわりに

事業拡大のフェーズでメンバーがどしどし増えているタイミングだと社内での1on1の文化が根付いているのは新規メンバーとしては有難いことだなと切実に感じました。

アダコテックはまだまだ一緒に製造業に変革をもたらすチャレンジをしてくれる方を募集しています。ご興味がありましたらご連絡をお待ちしております。


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