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シマウマと語学学習

[加筆修正しました]
こんにちは。松川です。今日は少し連続投稿です。シマウマ(ASD、HSP、ギフテッド的)な私は、日々「なんだかな…。ううぅ」と思っていますが、このタイプだからこその良い点もあるだろうと思いまして。(決して自慢ではありませんが、そのように感じられてしまったら申し訳ありません。予め謝っておきます)あと、すんごい長文です。こういうところが、シマウマなんだろうな…。まぁ、自分の note だし、好きに書きます。

私、どこにも留学したことないんですよ。

結構色んな人に「留学してたの?」とか、逆に「留学してなくて!?どうして、そんなに発音良く話せるの?」と言ってくださるので、少なくとも、その程度には思ってもらえる会話力と発音なんだと思います。私の語学能力について下記。(3つ目以降の言語については、日本では、ちょっと変わった言語なので、某A言語とかにさせていただきます。

日本語:
母語なので、一応ネイティブ。ただし、最も苦手言語かもしれない。相手が、何を言っているのか?言いたいのか?わからないことが時々。コミュニケーションのとり方も意味がわからないときが…。はぁ。ついでに、漢字は見て理解できりゃいいよという、いい加減な人なので、意味はわかるし読書はできるが、正しい発音について聞かれると、答えられるものが一気に減ります。見て意味が理解できりゃOKなのが、漢字のメリットなのにー。発音のしかた知らないぐらいで何か問題あるのかな?という、謎の独自(私のいい加減な)解釈により、興味がない(漢字の読み方・発音)ことにまったく頭が働かない問題…。このことにより、知っている語彙と発音ができることの差が激しい…。トホホ。漢検とか絶対に合格できる気がしない。

英語:
自分ではあんまりうまくない+苦手とは思っていますが、アメリカ人を含めた英語母語話者に「◯◯◯にある大学出てたの?」と言われることが結構あるので、そういうクセのある話し方?発音?なんだと思います(例えばですが、th の発音とか、アクセントの位置や、手の動かし方とかが、ちょっとイラッと来る感じだと思います)。仕事でまぁまぁ使います(所属している企業によるかな)。ちなみに、テストの点は多分悪いです。なんというか…。テストの文章の内容一切合切興味ないので、読む気がしないのです(頭に入ってこない)。そもそも、現実社会において1回しか聞いちゃダメとか、聞き取れなかったときに、聞き返せないシチュエーションなんて、国とか政府の重要な同時通訳以外でいます?と思ってしまって、全然興味ないんですよね。一方で、IT系の関連書籍は日本語よりも英語の方がわかりやすくて助かります。程度。(興味なさすぎること、頭にすら入ってこない問題…。もはや、できるできない以前の問題というか…。

某A言語:
独学。一応その国に行けば、某A言語で、カフェでオーダー、お買い物、ちょっとした会話が可能で書籍購入等々が可能。お仕事にも少しは使えます。程度。なお、英語とは異なる文字を使うのですが、ネイティブから見ても「文字きれい!」と言ってもらえる程度ではあるので、それっぽく筆記も可能。この言語できるというと、大抵の人に驚かれます。英語できるから、いらなくない?と。まぁ、そうなんですよねー。でも、最も上達したい言語。まぁ、こういう興味があるない問題なんでしょうね…。

某B言語:
独学。一応その国に行けば、某B言語で、カフェとかホテルでオーダーが可能。お仕事だと、すこーし使えます。程度。ちなみに、英語と同じくローマ字を使用するので、筆記は問題ないのですが…。発音が英語よりになっちゃうという…。少し困った状態。

某C言語:
独学ではじめよっかなー。と思って、文字書き始めたところ。一応ネイティブに「文字きれいだね!」と言ってもらえるので、筆記だけはなんかそれっぽくかける状態。お名前がその文字でかけますー。発音難しいな!というレベル。ただ、無駄に文字がきれいに書けちゃうので、自己紹介とかで文字書いちゃうと、すんごく勘違いされるので要注意。的な…。

某D言語:
独学ではじめよっかなー。できたらいいな。先日、文字を書いてみた。ネイティブの友人がいないので、文字の綺麗さについては判定不能。たぶん、練習がもっと必要。非シマウマな日本人の方々からは「その程度じゃ、できるっていわないから!」とお叱りを受けそうです。ただ、私に怒りをぶつける理由がわかりませんので、勝手に怒っててください。

某E言語:
最近の押しの母語なので。I love you! に該当するフレーズを覚えて、発音のクセが少しわかってきたかなー。文字はローマ字使えるから、こちらも、筆記は、まぁ、マシかな。同じく…。以下略。

その他、やりたい言語が他にもいっぱい…。ただ、1つの言語に10年と考えている私は、たぶん、本気でやりたい言語を絞る必要あり。

私というのは、こういう人です。
言語はやりたい。でも、いい加減。
言語はやりたい。だけど、やりたい言語もいっぱい。
言語はやりたい。そして、その言語の使用目的は気分次第。

昔から色んな人に言われました「1つの言語をちゃんと習得するほうがいいよ」とか「言語のつまみ食いは、良くないよ」と。ええ。そりゃそうでしょう。

たぶん、こういった常識的なことを言ってくれるのは、非シマウマな方々だと思います。彼らは彼らなりに、親切で言ってくれているんだとは思いますが、そんなこと言ってたら、私なんて、最も苦手でありつつ、生きていくために必要な、日本語を習得している間に人生終了してしまうのです。

なので、そういう人たちの言っていることは、ほっておいた方がいいです。非シマウマな彼らが助けてくれるわけでも、上手に教えてくれるわけでもないので。そういうタイプの人たちからすると、私の日本語なんかは、ネイティブの割には、ろくにできないグループでして。よって、英語だってできるうちにカウントしてもらえません。だけど、たぶん、そういうこと言ってくる人たちよりは、上手ですよ。きっと。

いいじゃんね。英語の気分の日があっても、◯◯語の気分の日があっても。むしろ、その気分だからこそ、その言語で話したいんだよ!!

どうやって学んだのか?どうやって獲得したのか?

私は完全に、のだめカンタービレの「プリごろ太作戦」です。これ以外の方法は、私にとっては効果なし。つまり、いわゆる勉強はしてないのです。でも、まぁ、なんとかはなります。よって、あんまり威張れないのですが。

ちなみに、私の勝手な解釈ではありますが、のだめは、シマウマ的なキャラだと思っています。なので、この方法は、シマウマさんに向いているかなと思っています。例えば、のだめが、同じアニメを永遠に見てられるとかね。

まず、覚えたい言語に翻訳してある音楽、ドラマ、アニメを探す。

<ステップ1>
英語だと簡単ですね。例えばミュージカルとか映画とか。最近 Youtuber の方が、アニソンを英語で歌ってみた。とか、◯◯語で歌ってみた。的なのがたくさんあるので、それを見つつ、その時最もハマっているアニソンを選択。一応オススメは「アニソン」。理由は、1曲が短いのと、曲の中に緩急があって、フレーズがわかりやすいものが多いから。探すときのポイントは、対象言語のネイティブの人がその言語で歌ってみた!を探すこと。「あ、こんな感じで訳したんだー。私ならこうするのにな」と思いつつ、再生。口が言いたくなってくるので、そのタイミングでモゴモゴさせつつ発話。モゴモゴでいいので、気にせずフレーズをかぶせる。モゴモゴ最高。そして、同じ曲を永遠にループ。ここでのポイントは、同じ曲を永遠とループできるものを用意しておくこと。文字通り、8時間ぐらいはループできる曲にすることをおすすめします。なので、アニソンじゃなくてもOK。とにかく、歌っっている人のモノマネです!というぐらい真似しながら、歌うこと。
1週間ぐらいすると「あ、これそういうこと!」とわかりつつ、もう思えた瞬間、そのフレーズは普通に暗記できています。もしくは、そのまま発音可能なはず。アニソンは偉大。特に強弱アクセントの言語は、歌でガンガン発音することをおすすめします。もしも、Let it go がお好きでしたら、これがオススメ。マルチ言語版の MP3 を購入すれば、かなりの言語にアクセスができます! すんごいお得!

<ステップ2>
日本のアニメの翻訳版を探す。ディズニーだとマルチ言語版が売っているので、非常にラッキー。最初に日本語でセリフを全部覚える。全部暗記するとなると、難しいかもですが…。もっと楽に考えて、子供の頃にとなりのトトロのセリフ全部覚えてたと思うんですね。あんな感じで、軽く知っていればOKです。まずは、言いたいセリフ、名言を覚えておく。一言でいい。例えば、天空の城のラピュタなら「親方!空から、女の子が!」「40秒でしたくしな!」「おばさん!」「あっがれー!!」これだけでいい。むしろ、この手度でOK。あとは字幕なしで翻訳版を「そのまま流しっぱなし」にする。そのセリフが出てくるところまでは、かるーく、流しておけばOK。意味不明で大丈夫。ただし、ターゲットのセリフが来る直前だけ、全集中の呼吸で「くる!」と構える。これで、わかればOK。わからなくてもOK。気にしない。ついでに真似できれば、最高。あとは、全部BGMとして流しておけばよし。

<ステップ3>
字幕表示を使う。ただし、言語によっては、字幕と発話の内容が違うことが多々あるので、注意。英語の場合、基本的には同じことが多いので、字幕表示を使って、その上にかぶせていけば大丈夫。やりやすいコンテンツは、アニメの翻訳、ブロードウェイミュージカル。ここまでできるようになったら、今度は自分と同じぐらいの性別、年齢の人が出ているコンテンツを探す。なお、同じぐらいと書きましたが、どちらかといえば、なりたい自分をイメージして真似ることがポイントなので、男性の場合は、男性の方がいい?と思いましたが、男性であっても、女性的な雰囲気で話したい場合には、女性が多めのコンテンツも良いと思います。1つご注意が、言語によっては、性別に依存する場合もありまして。例えば、スラブ系の言語とかは男性が女性形で話すと違和感がありますし、男性が女性っぽい話し方をすると違和感持たれることもありますが…。このあたりは自分の主張や相手の言語の文化背景などとうまく合わせるのがいいのかなと思います。

<ステップ4>
単語帳に付属されている音声を聞きながら、永遠にシャドーウィング。地味に思いますが、これが一番効果的。ポイントは、単語だけはダメ。フレーズになっているものを選ぶこと。実はこのステップは、多くの人が【最初】に持ってくると思うのですが、私としては、あまりおすすめしません。だって「つまんない」から。最初に面白い、楽しいをしておいて、「そっか、これ言いたいんだけど…。なんていったらいいかしら」になってから、単語帳を投入すれば効果的。単語帳は、満を持してのタイミングで投入することをおすすめします。

<ステップ5>
ここまできたら、あとは、Facebook とか X(Twitter) とかに、その言語で呟けばOK。ただし、英語以外の言語で。日本人からみてマイナー言語だとオススメ。英語はなんでか、非母語話者でコンプレックスの塊で、ろくに話せもしない日本人が英語警察してきて、お会いしたことも無い他人のやる気を潰す天才の塊なので。そういう意味だと、韓国語とかもそうなのかな?アカウント作成するときに、日本人ってわからないようにしておくことをおすすめします。

<ステップ6>
話してみよう。可能であれば、その言語のネイティブと会話できると最高。というのも、逆を考えてみれば簡単。もしも、外国人が一生懸命「私は、日本語を勉強します。話します。自分で勉強します」と言ってきたら、「おお、日本語勉強したいのかな?」と思いますよね、普通の人なら「そうなんですね。日本語ができたら、何したいですか?」とか、ちょっとその人のレベルに合わせて話すと思うんですよ。なので、それを狙う。できれば、おばあちゃんとか、おじいちゃんを狙うのが最高。彼らは「待ってくれる」。という最高の人たちだ。

シマウマな私達が言語学習に向いている理由。

さて、最近気が付きましたが、たぶん、向いていると思うんですよ。これらは全部考え方次第なのですが、シマウマな私達は、こういうタイプだと思うんですよね。もちろん、こういうタイプじゃないシマウマさんもいるかもですが、私と似た、シマウマさんがいたらと思いまして。

1)好きな曲なら8時間連続で聞いてても楽しい。
2)同じコンテンツを何度も何度も見たがる。
3)すぐ反省モード突入。
4)案外おしゃべり。
5)真似がうまい。もしくは、真似したがる。
6)気がつけば丸暗記。(ただし、好きなものに限る)
7)同じことを繰り返したがる。反復練習が好き。
8)「知らないこと=怖い」と思う。

もうちょいブレイクダウン!

1)好きな曲なら8時間連続で聞いてても楽しい。
これ、多分ですが、非シマウマな方々からすると、キツイかもしれません。私はむしろアルバム1枚を順番に聞くのが苦手でして(アーティストさんごめんなさい)。どうしても苦手な曲だったり、ラジオで知らない曲が唐突に入ったり、シャッフルモードで知らない順番で曲が流れるのが苦手なんですよ。大好きな曲を1曲永遠に聞いてたい。

2)同じコンテンツを何度も何度も見たがる。
1)とほぼ同じかもしれませんが、漫画であってもアニメであっても、好きな作品は、何十回も見ちゃう。読んじゃう。私は漫画とかアニメが好きというよりは、その作品が好きなんですよね…。

3)すぐ反省モード突入。
実は、ここが一番言語学習に向いていると思います。本人は意図してないと思いますが、何かとすぐに「ああああぁあああああああーーー。なんで、あの時…。ううぅぅう(号泣)」と、すぐに反省モード突入。本人意図してるかどうか置いといて、すぐに、落ち込みモード。何かとすぐに「もっとこう言えばい良かった」とか「相手は本当はどう思ってたんだろう」とか、すぐにぐーるぐる。逆説的に考えると、「次はこういいたい!」というのがあるので、シマウマな私達は言語学習に向いていると思います。

4)案外おしゃべり。
そう、ビビリな割に、おしゃべり。むしろ、ビビリだから、相手を知らないと怖いのかもしれない。3)とセットだけど、おしゃべりな割に、反省モードにすぐに入っちゃう。前向きに考えれば、語学が向上する条件は揃っているのかな?

5)真似がうまい。もしくは、真似したがる。
シマウマタイプの人は、結構不安なタイプの人が多いのかなーと思っています。よって、他人の真似がうまいかなと。語学学習は他人の真似が上手な人ほどすぐに習得すると思っています。

6)気がつけば丸暗記。(ただし、好きなものに限る)
これ、多分ほとんど意識していないと思うのですが…。一方で、全く興味ねーってことは、信じられないほど頭に入ってこない。よって、その言語ができるようになっても、テストで点が取れるとは限らないです。ご注意を。

7)同じことを繰り返したがる。反復練習が好き。
良く言えば、練度をあげたい。精度をあげたい。もう、同じ曲を永遠と聞いてたいのと同じような心境。

8)「知らないこと=怖い」と思う。
語学ができるようになると、その分しっていることが増える。怖いことが減る。相手と会話する前に、準備しておけば、恐怖は少し抑えられる。つまり、事前に練習しておく、インプット情報を増やしておく、アウトプットの練習をしておくことで、ある程度はその「怖い」という感情を和らげることができる。こういったことは、語学学習に向いているのかなと思います。

よし。今日はだいぶ頭の中から思考を追い出せたかも。少し頭の中がすっきりしてくれー。

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