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Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.07.25 - 07.31

7月25日(土)
今日の1曲 はまだ20代のギターの名手としても知られる女性ブルーグラスシンガーの歌と演奏です。最新のアルバムからの先行シングルなのですが。

彼女は、音楽一家に生れ、8歳の時からギターを弾き始めて11歳ですでにステージに立っていたのだとか。その後バークリーに進学して、奨学金を受けたりコンペに優勝したりして今にいたるという人です。

今日の1曲は、ブルーグラスの曲ではなく、あのアメリカの人気ロックバンドの1980年代に出たアルバム中の曲のカバーです。

8月24日発売予定のアルバムから。19時ごろに。

【Standing on the Moon (2020)】
モリー・タトルはサンフランシスコ・ベイエリア出身のブルーグラス女性シンガー/ギタリストで、ソロ活動の他、タトルズというファミリーバンドでも活動しています。最新アルバムから、1989年のグレイトフル・デッドの曲のカバーを。 https://youtu.be/FTAjConx2tY


7月26日(日)
今日の1曲 を歌っている男性ヴォーカルグループはデトロイトの出身で、1960年代はモータウンからヒット曲を量産しました。

1970年代になって、モータウンはロサンゼルスに移転するのですが、このグループはデトロイトに残り、レーベルも移籍することになります。

今日の1曲 は、そんなレーベル移籍後のこのグループの最大のヒットとなった曲です。

1973年のヒット曲。19時ごろに。

【Ain’t No Woman (Like the One I’ve Got) (1973)】
フォー・トップスはデトロイト出身で、1960年代はモータウンでヒットを出しましたが、70年代に入りレーベルを移籍。移籍後の最大のヒットがこの曲。元々最初はハミルトン・ジョー=フランク&レイノルズが歌った曲でした。 https://youtu.be/rK3CGdyJBrI


7月27日(月)
今日の1曲 は1980年代、ブリティッシュ・ポップ/ロックグループのフロントマンだった人の最近の新曲です。おしゃれなイメージのグループとして人気だった人ですが。

この人そのバンドの前はパンクロックをやってたんですよね。なので、結構過激なところもあるらしいんですが。なんでもシド・ヴィシャスに殴り掛かったこともあるそうでして。

ですが、日本ではおしゃれバンドのイメージが強くて、それで人気の人です。彼がソロでデビューしたとき、日本プロデュースで最初にアルバム発売されました。

今年7月のニューアルバムのタイトルチューンです。19時ごろに。

【On Sunset (2020)】
元スタイル・カウンシルのフロントマン、ポール・ウェラーの最新アルバムからのタイトル・チューン。その昔、最初のバンド(ザ・ジャム)在籍当時、初めて訪米してロサンゼルスのサンセット・ブルーヴァードで過した時の想い出を元にしているのだとか。 https://youtu.be/HqtZcFrZDpU


7月28日(火)
今日の1曲 は1960年代から70年代を中心に活躍したイギリスのバンドのヒット曲です。今も活動は続けているようですけどね。

いわゆるアメリカへのブリティッシュ・インヴェイジョンのバンドの一つですが、アメリカでヒットした曲が本国のイギリスでも必ず大ヒットしたかというと、そうともいえないようで。

今日の曲も、彼らの他の曲にくらべてサウンドがかなりアメリカンなこともあって、イギリスでのセールスはいまいちだったようです。

1972年のヒット曲です。19時ごろに。

【Long Cool Woman in a Black Dress (1972)】
日本では「喪服の女」(笑)としても知られる、ホリーズのヒット曲。彼らっぽくない、スワンプ・ロック的なサウンドになっています。歌詞にもFBIとか出てくるし。そのせいか本国イギリスではあまりヒットしなかったようです。 https://youtu.be/YzbAcTVP6SY


7月29日(水)
弘田三枝子さんが、7月21日に亡くなったというニュースが数日前に流れていました。なんだか後追いの寂しい報道のされ方でしたが、1960年代から70年代にかけての活躍はアラカン世代以上の方の記憶にはあると思います。

アメリカン・ポップス系の歌のカバーでデビューして、その後一時不遇だったのが、「人形の家」でカムバックして……というようなこともありましたが、ジャズ・シンガーとしても素晴しい作品を残している方でもあります。

ニューポートのジャズフェスティバルで歌った最初の日本人シンガーでもありました。今日の1曲 は、そんな時代のレコーディングから選びました。

1965年、ニューヨーク録音のアルバムから。19時ごろに。

【I’m Comin’ Home Baby (1965)】
1965年に、当時18歳の弘田三枝子がニューポート・ジャズ・フェスティバルに参加したその足でニューヨークでビリー・テイラー・トリオとレコーディングしたアルバムから。メル・トーメの歌やハービー・マンの演奏で有名なこの曲をどうぞ。 https://youtu.be/a1xPg9g4ibc


7月30日(木)
ポップスやロックの曲で、サックスのソロが入るというのはもちろん昔からありましたけど、ある曲がヒットしたのが原因でドッと増えたんだそうでして。

それが 今日の1曲 なわけなんですが、イギリスのアーティストのヒット曲でした。いわゆるAOR系の曲ですかね。

その前にいたバンドが解散してから、久しぶりに出したレコードだったそうです。ロンドンの有名な通りの名前がタイトルになってます。

1978年のリリースでした。19時ごろに。

【Baker Street (1978)】
ベイカー・ストリートはあのロンドンの通りのことですが、シャーロック・ホームズとは無関係で、スティーラーズ・ホイール解散後の3年間、ジェリー・ラファティが契約問題でレコードを出せなかった時期の葛藤を歌った曲。サックスのリフで有名です。 https://youtu.be/Fo6aKnRnBxM


7月31日(金)
フィラデルフィア・ソウルというと誰を思い出すかというと……まあ人それぞれでしょうけど(←オイ)、あの甘いファルセット・ヴォイスが特徴のヴォーカル・グループを思い出す人も多いと思います。

今日の1曲 は、そんなフィリー・ソウルを代表するグループのヒット曲です。ヒット曲、といっても大ヒットしたあの曲の陰に隠れている感のある中ヒットではありますが。

フィラデルフィア・ソウルといいながら、この曲(の入ったアルバム)は、実はフィラデルフィアではなく、別の街でレコーディングされたんだそうですけどね。

1974年リリースのナンバーを19時ごろに。

【Let’s Put It All Together (1974)】
大ヒットした「誓い」(You Make Me Feel Brand New)の陰に隠れていますが、スタイリスティックスの4枚目のスタジオアルバムのタイトルチューン。彼らとしてはフィラデルフィアではなく初のニューヨーク録音のアルバムでした。 https://youtu.be/Lqe_CmLVU6g

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。