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Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.07.04 - 07.10

7月4日(土)
今日は7月4日ですよね。そして土曜日だし。ということは、今日の1曲 はあの曲に決まり……なんですけど、今年はカバーバージョンにします。

歌と演奏は、カナダのモントリオールを拠点にしているという、男女のデュオです。YouTubeで見つけたんですけどね。

ちなみに、オリジナルの曲ですけど、実際に7月4日の様子を見て書かれたそうなんですけど、書かれたその年(1971年)のこの日は日曜日だったそうです(笑)

カバーしてるデュオの名前が面白いんですけどね。19時ごろに。

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【Saturday in the Park (2020)】
シカゴのシグネチャーソングの1つ。Jitenshaというデュオのことは詳しくは知らないのですが、カナダ人男性とアメリカ人女性のコンビで、モントリオールが拠点のようです。 でも、なんで自転車?(ヒューマン・パワーの象徴だそうですけど) https://youtu.be/LJmKSb9YbfQ


7月5日(日)
日本に本格的なボサノバを持ち込んだのは、アメリカから帰国したナベサダ(渡辺貞夫)さんだったと言われています。

今日の1曲 はそのナベサダさんの書いた日本版ボサノバです。後にアストラッド・ジルベルトもカバーしている本格的なボサノバの曲ですが。

最初に発表された時の、作詞と歌のパートナーは、ちょっと意外な人でした。歌の方は男女のデュオで歌っていますけどね。

1967年のリリースでした。19時ごろに。

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【白い波 (1967)】
ユキとヒデのデビュー曲で、ユキはのちにアン真理子として「悲しみは駈け足でやってくる」をヒットさせました。ヒデはヒデとロザンナの出門ヒデで、作詞も担当しています(水木英二名義)。そして作曲は渡辺貞夫。日本のボサノバの黎明期の作品ですね。 https://youtu.be/NpyIFgLJOHE


7月6日(月)
昨日の「白い波」は日本のボサノバの最初期の曲だというようなことを書きましたが、それ以前にボサノバ(あるいはボッサ・ノヴァ)を標榜した曲が日本になかったわけではありません。

今日の1曲 はそんなナンバーの1つなんですが、実際には今でいうボサノバではありません。当時はラテンの新しいリズムという認識はあったにしても、どんなものかはよくわかっていなかったようです。

歌っているのは、今年の1月に残念ながら亡くなってしまったあの女性シンガーです。この曲は、彼女のデビュー曲だったそうで、歌唱力はさすがのものなんですけどね。キャッチフレーズが「ボサノバ娘」だったんだとか。

1963年の曲でした。19時ごろに。

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【ボッサ・ノバでキッス (Eso Beso) (1963)】
日本でボサノバ(ボッサ・ノバ)という言葉が使われた最初期の曲。歌っているのは当時19歳の梓みちよ。この曲がデビュー曲だそうです。オリジナルはポール・アンカで、お聴きのとおりラテン調ですがボサノバではありません。 https://youtu.be/IGg5VWXizMo


7月7日(火)
今日の1曲 は、あのアメリカの大物男性ロックミュージシャンのヒット曲のセルフカバーです。TV番組のために収録された映像ですが。

彼は、4年連続でグラミー賞の最優秀男性ロックヴォーカルを受賞したという記録を持っているんですね。1990年代から2000年頃にかけての活躍はすごいものがありました。

今日の映像は基本的に自宅で録画されたバーチャルセッションで、ほぼ全ての楽器を彼自身が弾いているのですが、1パートだけは他の人にまかせています。

オリジナルは1993年の曲でした。19時ごろに。

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【Believe (2020)】
レニー・クラヴィッツの『自由への疾走』(1993)アルバムからのシングルカット曲。今日の映像はTV番組のために撮られたセルフカバーで、基本的に全パートをクラヴィッツがやっていますが、ギター・ソロには自分のバンドのクレイグ・ロスを入れていますね。 https://youtu.be/HEa7tF57-vI


7月8日(水)
昨年あたりからYouTubeで紹介されて有名になった、まだ10代前半の姉と弟のデュオがいます。色んなJ-POPの曲をカバーしているのですが、今日の1曲 もそんな中の1つです。

歌っているのは、あの女性シンガーのデビュー曲です。いまやベテランになってしまいましたが、当時16歳でデビューした時はセンセーショナルな登場をしましたね。J-POPのいわゆるディーヴァ系の頂点のようなあの人。

当時の初々しさを感じるのには、この姉弟デュオで聴くのもいいかな、ということで選びましたが。ちょっとYouTubeで露出しすぎという声もなくもないかな??

オリジナルは1998年の大ヒット曲。19時ごろに。

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【Automatic (2020)】
すっかり有名になった南アフリカ、ヨハネスブルグのストリートミュージシャン姉弟のビコマナ(Biko’s Mana)による宇多田ヒカルのデビュー曲(1998年)のカバーです。今年の9月にアルバム制作のクラウド・ファンディングを予定しているとのことです。 https://youtu.be/aCDZKJL6eDk


7月9日(木)
今日の1曲 はあるジャズピアニストの新作アルバムの中の1曲なんですが、彼はまだ17歳になったばかりなんですよね。実はデビューしたのは2015年、まだ11歳のときでした。

ジャズ・アット・リンカーンセンターの芸術監督であるウィントン・マルサリスの目に止まり、ニューヨークに招聘されてすぐ後のことで、当時神童の出現だと騒がれました。

で、その後も活動を続けていて、今年、あのヴァーヴ・レーベルからニューアルバムを出しました。今日の曲はその中の1曲です。

1月30日にリリースされたアルバムから。19時ごろに。

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【Tis Our Prayer (2020)】
ジョーイ・アレキサンダーはインドネシア生まれでつい先日17歳になりました。ウィントン・マルサリスに見出され、11歳の時に渡米してアルバムを発表するというセンセーショナルなデビューを飾りました。今年1月に出たニュー・アルバムからの1曲。https://youtu.be/RK5lww5ahEI


7月10日(金)
今日の1曲 も昨日に引き続き、現役で活躍するジャズピアニストのものなのですが、今日の人はうって変わってベテランの大御所ピアニストです。今度ニューアルバムが出るようで。

そのニューアルバムの中の1曲で、先行シングルとして出ているんですが、色んな所でやったライブの音源を集めたアルバムになっているようで、今日の演奏もライブからのものです。

演奏しているのは、あのボサノバの名曲の1つなんですが、ソロピアノなので、かなり自由に弾いています。さすが大御所、余裕の演奏という感じです。

今年8月発売予定のアルバムから。19時ごろに。

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【Desafinado (2020)】
チック・コリアの8月発売予定のアルバム『Plays』からの先行シングル曲の1つ。モーツァルトからスティービー・ワンダーまで彼の好きなコンポーザーの曲を演奏したライブ音源を集めたもので、これはもちろんアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲。
https://youtu.be/qIa7_X-jHQo

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。