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「今日の1曲」2022.01.15 - 01.21

1月15日(土)
今日の1曲 は1980年代中ごろにヒットしたアメリカ映画のサントラからの1曲です。この映画からは大ヒット曲が2つ生れているのですが、そのうちの1つ。

歌っているのは、イギリス人の男性ロックシンガー/ドラマーとアメリカ人の女性シンガーで、全米1位となるヒットとなっています。

アカデミー賞の楽曲賞の候補にもなったんですが、同じ映画からのもう一つの大ヒット曲が受賞したために、こちらは賞を逃すということになりました。

1985年のヒット曲です。19時ごろに。

【Separate Lives (1985)】
ミハイル・ワリシニコフとグレゴリー・ハインズ主演の映画『ホワイトナイツ/白夜』のサウンドトラックからの曲で、フィル・コリンズとマリリン・マーティンのデュエットで全米1位を獲得しました。作詞作曲はスティーヴン・ビショップでした。 


1月16日(日)
今日の1曲 は1980年代のMTVの普及を背景とした、いわゆる第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの一員とされるバンドのヒット曲です。

1981年に結成されたこの2人組(当初は4人組)のバンドは、1980年代半ばから1990年代初頭にかけて、ヒット曲を生み出していて、ミュージック・ビデオも頻繁に流れていました。

いまも、中心メンバーの2人は活動をつづけており、今年の2月にはニューアルバムをリリースするのだそうですが、今日は、彼らの絶頂期のヒット曲を。

1985年のヒット曲を、19時ごろに。

【Head Over Heels (1985)】
なにやらふざけたミュージック・ビデオですが、ティアーズ・フォー・フィアーズの2枚目のスタジオ・アルバムからのシングルで、全米3位になるヒットでした。この曲の前後から1980年代後半にかけてが、チャート的には彼らのピークでしたね。 


1月17日(月)
グループを脱退して、ソロ活動に移るなんて話は、音楽業界でも良く聞く話ですよね。ソロになった最初の曲なんていうのは、みんな大事にすると思うんですが。

今日の1曲
 は、あるグループを辞めてソロになろうとした人の最初のシングルとして予定されていたたのですね。なので、元のグループとは関係なくレコーディングされたのですが。

ところが、レーベルのオーナーがそれを聞いて、グループの卒業を記念する(?)曲として出すということにしてしまったという曲です。まあ、確かにそれにふさわしいとも言える曲ではあったんですが。

そんないきさつのあった1969年にリリースされたヒット曲です。19時ごろに。

【Someday We’ll Be Together (1969-70)】
ダイアナ・ロスの最初のソロ・シングルになるはずが、ベリー・ゴーディの一声でダイアナ・ロス&シュープリームスの最後のシングルとして発売されたという曲。実はバックの女声コーラスはシュープリームスの2人ではありません(笑) 


1月18日(火)
今日の1曲 は1960年代の終わりから70年代の初頭にかけてのヒット曲です。当時、ティーン・アイドルとして人気のあったアメリカの男性シンガーの曲なんですが。

日本でも結構人気があった気がしますが、この人1970年代後半には音楽から遠ざかって、別のキャリア(?)を歩むんですね。何かというと、LAPD(ロサンゼルス市警)の救急医療技師だそうでして。

以降、ずっと(今も?)LAPDの医療スタッフとして働き続けているんだそうです。天職を見つけたって感じだったんでしょうかね。

そんな彼のヒット曲を、19時ごろに。

【La La La (If I Had You) (1969-70)】
ボビー・シャーマンは1960年代から70年代前半にかけてアイドル的な人気のあった男性シンガーでした。日本でもかなり人気があって、ラジオの深夜放送などでよく曲が流れていましたっけ。彼の1969年から翌年にかけてのヒットシングル。 


1月19日(水)
今日の1曲 はアメリカのノベルティ・ソングという系統(?)の音楽のヒット曲です。まあいわゆる「冗談音楽」的なやつですね。アメリカ人こういうの好きですからね。

まあ私も嫌いじゃないですが←……。で、この曲を歌っているのは、カントリー/ポップ系の男性シンガーなんですが、この人、こういうノベルティ・ソングのヒットをいくつも持っている人なんですね。

そのときどきの話題になっているようなことをテーマにしたりするんですが、今日の曲はある人気映画の登場人物(?)を下敷にして、彼らがバンド組んで歌ったり演奏したりという内容のものです。

1969年のヒット曲です。19時ごろに。

【Gitarzan (1969)】
レイ・スティーヴンズはアメリカのカントリー/ポップ系シンガーで、こういうコメディ・ソングでいくつもヒットを出している人です。ターザンをネタにしたこの曲も全米8位になるヒットになりました。このミュージック・ビデオは後年に作られたようです。 


1月20日(木)
今日の1曲 は、1960年代終わりのモータウンのヒット曲なのですが。歌って(そして演奏して)いるのは、マーヴィン・ゲイとか、そういう人ではありませんで。

サックスプレイヤーとしても有名で、ヴォーカルも行けるという、マルチな才能を持った男性アーティストの曲で、彼の代表曲と言って良いナンバーです。

彼のサックスの演奏は、今も活躍するあの有名サックス・プレイヤーにも影響を与えていると言われております。今日の曲にはオーケストラも参加していますね

1969年のヒット曲を、19時ごろに。

【What Does It Take (To Win Your Love) (1969)】
ジュニア・ウォーカーとオールスターズの「ショットガン」と並ぶ代表曲。デトロイト交響楽団との共演。ウォーカーのサックスにはデヴィッド・サンボーンも影響を受けているとか。なかなか粋な邦題ではないかと(笑) 


1月21日(金)
今日の1曲 は、1980年代後半に人気のあったアメリカの女性アイドル・シンガーのヒット曲です。この人、各地のショッピング・モールを巡るというツアー(?)で人気を得たそうでして。

そういうの日本なんかでも良く見られますけど、その手のプロモーションの走りだったんでしょうか。今日の曲は全米1位になる大ヒットだったんですが。

この曲、1960年代に人気のあったロックグループのヒット曲のカバーで、最初当人はそんな昔の歌はイヤだったみたいですが、80年代風にアレンジされたのを聴いて歌うことにしたそうです。

1987年のヒット曲です。19時ごろに。

【I Think We’re Alone Now (1987)】
ティファニーのデビューアルバムのタイトルチューンで、シングルカットもされた曲。オリジナルは1967年のトミー・ジェイムズ&ザ・ションデルズのヒット曲で、ティファニーは最初歌うのを嫌がったそうですが、全米1位になりました。
https://youtu.be/w6Q3mHyzn78



好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。