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TOUR21 DESPERATE 2021/10/26(火)【東京都】Zepp Haneda

DIRENGREY
TOUR21 DESPERATE
2021/10/26(火)【東京都】Zepp Haneda

想像を超えるSET LISTにてCLUB CITTA’で幕を開けた約2年振りとなる待望の全国TOUR。その矢先に発表された京の急性気管支炎。TOURの先行きを不安視するも栃木公演で見事に復活。横浜公演からは京の煽りが本格再開。そこからは以前と何ら変わりのない熱いLIVEを展開していく。滋賀公演を終えTOURも折り返し。可能な限り待ち望んだあの空間を体感したい。

本日会場はZepp Haneda。2020年にオープンした新しい会場。18時10分頃会場到着。「a knot」専用チケット窓口に並び入場許可証を提示。受付で電子チケットにスタンプが押され紙チケットを受け取る。1階に下りそのまま入場。座席は本日2階B列センター。A列との椅子の格差。本TOUR唯一のExclusive Ticket。LIVEハウスでの公演につき席の間引きなし。前の席が撮影用のカメラ。視界を遮るものが何もない。18時40分頃漸くBGMの音量が上がり席から立ち上がる。暗転。

新SEと映像が流れる。下着姿の女性、ベッドに横たわる女性、蝋燭を手に持つ3人の少女のシスター、点滴を受ける入院中の男性、森の中に佇む少女、十字架が並ぶ墓地、手形塗れの壁、車椅子の少女、両手で抱えた蝋燭、祈り、燃え盛る炎、AMERIKKKA RIP、最初の女性に忍び寄る複数の手、青い瞳。メンバーが順にステージに現れる。最後に京が登場。その衣装で1曲目が何か確信する。スクリーンに本TOUR TITLEが映し出される中【Spilled Milk】の前奏が流れ出し早々に煽る。2番サビ「この子の」を強調し声を求める。続けて【朔-saku-】。2番サビは御立ち台の上で歌唱。真っ白な照明が御立ち台を照らす。終盤「UNDER THE SUN」後に『もっといけんだろ--‼︎‼︎』と煽る。【REPETITION OF HATRED】で更に攻め立てる。後奏は京が御立ち台の上で奇怪に動く。中央の照明が眩しく光る。

小休憩後に【「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨】。間奏後「嘆美な--」はマイクを頭上から垂らし歌唱。「君に‼︎」と叫び「幸あれ」で十字を切る。最後は御立ち台の上で「Cold...Cold...Cold...Rain」と呟き前に屈む。続けて【滴る朦朧】。途中御立ち台に掛けた左足を撫で回す。この位置で【落ちた事のある空】。「どうにでもなれ--」は『どうにでもなれ‼︎この狂った世界‼︎』と強く言葉で放つ。「この時代に--」は客側を指差し『この時代に‼︎生まれた‼︎お前等‼︎』と叫び左手を広げ『生きてるか----‼︎‼︎』と恒例の煽り。続けて『もっと響かしてくれ--‼︎』と煽り曲終盤に突入。そして【てふてふ】。前奏に合わせ京がジャケットをゆっくりと脱ぐ。その後も妖艶に動く京。

小休憩後に【谿壑の欲】。珍しく1番メロはほぼ歌詞通り。「記憶に刻んだ」。御立ち台に上がったまま最後は「次に俺は最後にこう叫ぶ」と歌詞を替え「早く...早く...早く死ね----‼︎‼︎」と叫ぶ。続けて【赫】。この流れは良い。2番メロはマイクを両腕で抱きかかえ歌唱。恒例のマイクコードを縄に見立て首吊り。最後首を絞め呻き声を上げ崩れ落ちる。そのまま【朧】の前奏が始まると微かに『ごめん...ごめんなさい...ごめんなさい...』と京が呟く。序盤から掠れ消えそうな泣き声で歌唱。その後も感情は昂り続け『爪が‼︎心を‼︎掻き毟る‼︎』と言葉にならない程に悲痛な声で叫ぶとステージの床に崩れ落ちる。「怒」と「哀」。その後もがなり声で昂った感情のままに歌唱。最後は御立ち台に這いつくばり『ごめん...ごめんなさい...ごめん...ごめん...返して...返して...返して...返して...』と微かに呟き続けると最後『返して‼︎』と叫び伸ばした左手で御立ち台の下に置かれた朧のアー写をモチーフにした妊婦の腹から伸びた手を握る。圧巻の演出。

京が御立ち台の上でしゃがみ込んだまま何かを呟き続ける。終わらない呟き。そのままの流れで【Devote My Life】が投下される。京が顔を上げると『踊れ--‼︎』と煽り序盤から御立ち台の前で歌唱。相変わらず振り幅が凄まじ過ぎて戸惑う。続けて【CLEVER SLEAZOID】で攻め立てる。そして【T.D.F.F.】。間奏で御立ち台に上がると『おい‼︎くそったれ共‼︎』『バテてんじゃね--ぞ‼︎‼︎』『掻っ切ってこい‼︎』と煽り左手で首を斬る動作。再びの間奏で御立ち台に上がると『お前等の首まだ残ってんぞ--‼︎』『1つになれるか--‼︎』と煽り会場の熱が上がる。変わらずの本編終盤の怒涛の展開。『お前等の心の声もっと響かしてくれ--‼︎‼︎』と本編最後に【人間を被る】。1番サビ「誰の為に--」で客側を左手で差しながら『誰の‼︎為に‼︎生きる⁉︎』と叫ぶ。2番サビは御立ち台の前で「誰のルールで--」で再度客側を左で指しながら『誰の‼︎ルールで‼︎お前等生きてんだ⁉︎』と叫ぶ。恒例となった演出。胸に強く響く。

メンバーが一旦捌ける。御立ち台に蹲っていた京が最後に捌ける。本編終了後の拍手はそのままアンコールを求める手拍子に変わる。一向に揃う気配がない。

メンバー登場。アンコール1曲目。京が左手を高く掲げマイクで胸を何度も叩く。【THE FINAL】。「生きてる理由」を強調する。終盤イヤモニを外し「So」で叫び声を求める。最後「咲かせよう」は本日もまた限界まで伸ばしきる。その余韻を掻き消すように『いけるか--‼︎』『1つになれるか--‼︎』と煽り【THE FATAL BELIEVER】が投下される。「Please grant me--」前の間奏では京が手拍子を求める。『おい‼︎まだいけんだろ--‼︎』『男--‼︎』と煽り【Rubbish Heap】で畳み掛ける。「吠えて--」前の間奏で御立ち台に上がるとゆっくり左手で首を斬る動作。そして『女--‼︎』と煽る。終盤御立ち台の前で「知ってる」を強調し声を求める。「その愛で--」は『その愛で‼︎拭ってくれ‼︎』と叫ぶ。『俺等と1つになれるか--‼︎』『お前等の心ここまでぶつけてこ--い‼︎』『いけるか--‼︎』【Sustain the untruth】。京が上手→下手と移動。下手のカメラにアピール。高音はもう出ない。絞り出す声が胸に突き刺さる。「淫らな--」は『淫らな‼︎お前等の嘘‼︎』と強く言葉で放つ。京がゆっくりと御立ち台に上がる。『生きてるか--‼︎』『お前等生きてんのか--‼︎』『男----‼︎‼︎』『女----‼︎‼︎』『生きてんのか----‼︎‼︎』『生きてんだろ----‼︎‼︎』左胸を複数回マイクで強く叩く『俺等と1つになれるか----‼︎』『俺等と1つになれるか----‼︎』『俺等と1つになれんのか----‼︎‼︎』『いけるか----‼︎‼︎』『いけんのか----‼︎‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【詩踏み】。そして『かかってこ--い‼︎‼︎』と煽る。最後「成功者は--」前で『飛べ‼︎』。最後全力で首を落としにいく。曲が終わると京がステージの上で仰向けになって寝転ぶ。

京は御立ち台の上で拍手をして握った右手の親指で胸を突きながら長めに指差しを行い最後は『バイバイ』と口にし捌けていく。

公演終了

同じLIVEは存在しない。
だから何度でも行き続ける。

明日も羽田。


SET LIST

SE.新SE
01.Spilled Milk
02.朔-saku-
03.REPETITION OF HATRED

04.「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨
05.滴る朦朧
06.落ちた事のある空
07.てふてふ

08.谿壑の欲
09.赫
10.朧

11.Devote My Life
12.CLEVER SLEAZOID
13.T.D.F.F.
14.人間を被る

ENCORE
15.THE FINAL
16.THE FATAL BELIEVER 
17.Rubbish Heap
18.Sustain the untruth
19.詩踏み

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