TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death- 2023/12/14(木) 【大阪府】なんばHatch

DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death-
2023/12/14(木) 【大阪府】なんばHatch

CLUB CITTA’で幕を開けた待望のTOUR。『PHALARIS』の終焉。重厚な中盤を軸としたSET LISTは公演を経てより深くより痛く確実に研ぎ澄まされてきた。早いものでTOURは大阪2daysを残すのみ。この壮大な世界観をどう締め括るのか期待は募る。

大阪2days初日。本日会場はなんばHatch。18時5分頃会場到着。思いの外寒くない。本日整番A106。一般エリアセンター若干上手寄り3列目程で待機。ステージには本TOUR定番演出の紗幕が下ろされている。期待を胸に開演を待つ。

19時5分頃暗転。新SEが流れ出す。紗幕に映像が映し出される。蝋燭。次々と本の中で描かれる物語。そして重厚な『PHALARIS』 の本が開く。始まり。SEに被せ薫とDieがギターを掻き鳴らす。血塗れの少女。Shinyaのドラムが加わり1曲目【御伽】の前奏が流れ出す。京が登場。黒のコート。メイク有り。視界は良好。中盤猟奇的な映像に重ね順にメンバーのシルエットが映し出される。5人のシルエットを本日もこの目に焼き付ける。曲が終わった瞬間ステージが真っ赤に染まり紗幕が外される。続けて【現、忘我を喰らう】。「馬鹿なのは--」は御立ち台に上がり歌唱。多彩な声。中盤御立ち台の前に移動すると「現を喰らい」は口に人差し指を当て歌唱。「同じ魂じゃない」の繰り返す「ない」は客側に振る。『Say‼︎』と煽り2回目の「何故なんだ?」は客側で歌唱。御立ち台に上がり『大阪--‼︎』『かかってこい‼︎』と煽る。【落ちた事のある空】。会場の熱が上がる。「命を離さない--」前で『こい‼︎』と煽り激しく身体を折り畳みながら歌唱。「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。御立ち台に上がり『意味など‼︎』で叫ぶと「何処にもない」から客側で歌唱。『もっと‼︎』と煽り声を求める。「この時代に--」は音源通り歌唱するも「君よ」を『お前等を‼︎』に変え叫ぶと続けて『生きてるか--!!』『もっと感じさせてくれ--‼︎』『生きてんのか--‼︎』と煽る。終盤再び『大阪--‼︎』と煽る。

小休憩後に【響】。前奏で何度もマイクを左胸に打ち付ける。サビは感情を昂らせ力強く歌唱。間奏で黒のコートの前ボタンを外す。最後はシャウト。マイクスタンドを設置。【The Perfume of Sins】。中盤の高速ドラムの位置でマイクスタンドを左肩に担ぎ御立ち台に上がるとそのまま歌唱。マイクスタンドを背中に担いだまま身体を折り畳む。前奏が流れ出す。ステージを覆うスモークが青白く染まり幻想的な空間を創り出す。燃ゆる炎。【Schadenfreude】。「天は正しい」後に左手で十字を斬る。御立ち台に上がると『疎外された生き物達よ‼︎かかってこい‼︎』『大阪--‼︎』と煽る。「誰しもが吐口--」前で『もっと‼︎』と煽る。「有象無象--」前で黒のコートを左腕だけ外す。右肩から黒のコートを垂らしながら歌唱。「子守唄」後に黒のコートを脱ぎ捨てると曲調転換で『大阪--‼︎』と煽る。2度目の「ただ生きてるだけで--」は強く言葉で放つ。「川のせせらぎ--」前でマイクを強く左胸に打ち付ける。御立ち台に上がったまま『返して‼︎』と繰り返し泣き叫ぶ。赤いレーザーの照明が降り注ぐ。【朧】。序盤から感情を昂ぶらせ歌唱。「数えて」後に再びマイクを強く左胸に打ち付ける。御立ち台の上でしゃがみ込み「思い出す--」は泣き叫びながら歌唱。「畳に--」では再び御立ち台の上にしゃがみ込むと何かを繰り返し叫ぶ。そのまま【INWARD SCREAM】。御立ち台を両手で掴み激しく身体を揺らす。呻き。悲痛な叫び。最後は『おいで...おいで...』と繰り返し呟く。

前奏が流れ出す。【The World of Mercy】。昂ぶる感情。「遊戯」では左手を凝視しながら奇怪に動かし弧を描く。曲調転換。「情に絡み付いた--」前で胸から何かを取り出しそれを投げ捨てると何度も踏み付け不気味に笑う。狂気。繰り返される「The World of Mercy」。眩い照明が幻想的な空間を創り出す。優しく何かを口ずさむ。【輪郭】。ゆっくり御立ち台に上がり「MINERVA」。背を向けると大きく両手を広げ声を求める。最後「私と変わ...」の「わ」で左手を勢いよく伸ばす。

小休憩後に【13】。「独りで生きて--」で御立ち台の前に移動すると「必要と--」で『必要とされることが‼︎生きてる全てだろ‼︎』と叫ぶ。「13階段を--」では御立ち台に上がり見下ろす動作。2番サビの「そう誰かの為--」「与えられた道--」は『そう誰かの為じゃない‼︎』『与えられた生き方でもない‼︎』と叫ぶ。続けて【谿壑の欲】。最後「誰かが--」は「俺はこう叫んだ」に変え「早く...死ね--!!!!」と叫ぶ。『かかってこい‼︎』『大阪--‼︎』と煽り【DIFFERENT SENSE】で攻撃再開。「吐き満たされた--」前で『首持ってこい‼︎』と煽る。「Live Through This World」前で再び『首持ってこい‼︎』『大阪--‼︎』と煽る。『掻きむしる胸‼︎』で叫ぶと「残せない--」は客側で歌唱。『聞こえねぇぞ‼︎』と煽り声を求める。「救われない--」からは客側と交互に歌唱。最後「青空」で左手を高く掲げる。『首が足んねぇぞ‼︎』『大阪--‼︎』と煽り本編最後に【Eddie】。「ドブ夢--」前で『お前等もDIR EN GREYの一部だろが‼︎』『首持ってこい‼︎』と煽り『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。2番サビ前で再び御立ち台の前に移動。「踏み付ける行進曲は」は客側で。京は歌い終えるとマイクを落とし直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコールは声が枯れるまで全力で。

メンバー再登場。アンコール1曲目。京が御立ち台に上がり左手を掲げリズムを刻む。【蝕紅】。『1つになれるか--‼︎』『俺等と1つになれるか--‼︎』『大阪--‼︎』と煽る。間奏で再び左手を掲げリズムを刻む。終盤照明が落ちる。「声を殺しても--」静寂の中京の声だけが響く。堪能。2番サビは交互に歌唱。前方に移動しながら『もっと糞汚ねぇもん吐き出しこい‼︎』『溜まってんだろが‼︎』『大阪--‼︎』と煽り【Chain repulsion】で攻め立てる。2度目の「What now?」と最後の「散々笑い合った後」は客側で。京が御立ち台に上がる。『大阪--‼︎』『大--阪--‼︎』『大--阪--‼︎‼︎』『生きてるか--‼︎』『生きてんのか--‼︎』『本当に生きてんのか--‼︎』『男--‼︎‼︎』『男----‼︎‼︎』『（マイクレスで）女--‼︎』『（マイクレスで）生きてんのか--‼︎』『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』『糞汚ねぇもんもっと俺等に吐き出してこい‼︎』『溜まってんだろが‼︎』『全部受け止めてやるよ‼︎』『かかってこ--い‼︎‼︎』と煽り【T.D.F.F.】。「瓜の蔓に--」の箇所で『大阪--大嫌いだ』と言葉を放つ。間奏で御立ち台に上がると『首を寄越せ--‼︎』と煽る。全力で首を捧げる。静寂。前奏が流れ出す。【カムイ】。1番サビ前。ドラムの音が響く。確かな鼓動。生。強く心が揺さぶられる。本日もまた中盤から感情を昂らせ歌唱。「私も人間」は『私も生きてる‼︎』と歌詞を替え強く言葉で放つ。「Absolute」で御立ち台に上がる。「Absolute」後は繰り返し叫ぶ。最後のサビ。本日もまた圧倒的な世界観に胸を抉られる。歌い終えると京はマイクコードを縄に見立て首吊りの動作。暗闇の中マイクを落とし直ぐに捌けていく。曲が終わるとスクリーンにTOUR TITLEが映し出される。

公演終了

確かに響いたカムイの鼓動
進化は終わらない

次が最後
大阪

SET LIST

SE.新SE
01.御伽
02.現、忘我を喰らう
03.落ちた事のある空

04.響
05.The Perfume of Sins
06.Schadenfreude
07.朧

INWARD SCREAM

08.The World of Mercy
09.輪郭

10.13
11.谿壑の欲
12.DIFFERENT SENSE
13.Eddie

ENCORE
14.蝕紅
15.Chain repulsion
16.T.D.F.F.
17.カムイ