サブスクラボ presents 教科書には載っていないサブスクリプションビジネスの秘密

2月21日(金)19:00- 第一回となるサブスクラボmeetupイベントを開催しました。U-NEXT柿元さん(note記事:”日本の定額制動画配信サービス市場を徹底的に解説します”)と元Spotify松島さん(note記事:"全アーティストのための音楽ストリーミング基礎講座")との共催。

U−NEXT本社ビルカフェテリアをお借りしてのイベント開催となりましたが、このスペースが非常におしゃれ。いてもいいなら何時間でもいられる空間でありました。案内スタッフ含めてお借りできて、最高です。

Vol.1となる今回は、それぞれのメンバーが今思うサブスクビジネスの秘密を語らせてもらいました。

お二人のプレゼンはお二人のnoteに譲るとして、柿元さんのプレゼンで個人的に印象に残ったワードをピックアップさせていただきます。

・映画興行市場規模は2,000億円で横ばい (意外と多くないんですね、音楽の方が大きいなんて意外)

・パッケージは4,000億円、放送は4兆円(あ、やっぱ音楽どころじゃなかった)

・ペイチャンネルの壁は300万?(おー、するとApple Musicはキャズム超えてる?)

・2024年頃に配信が、映画興行とパッケージを超えるかも(ふーむ、音楽より早いのかも)

・とにかくデジタルファースト(音楽よりウィンドウ設計は柔軟なのかな?)

続いて、松島さんプレゼン。

・タイアップ情報+”ぜひぜひ大展開”(に疲れたのは、分かります。。)

・t-Aceは新しいモデル。で、あいみょんと髭男との共通点は?(答えはここではいいませんが、なるほどねって感じでした)

・知ってもらう>広げてもらう>愛してもらう(この方程式はメモメモ。)

ここから、私のプレゼン。


神聖かまってちゃん、ベースのちばぎん脱退のニュースが話題となりました。子どもが生まれることになりバンドを辞めるという状況をなんとかストリーミングを活用することでバンドの収入も確保できないかというシミュレーションをしてみました。


前段として、ストリーミング再生単価が話題になりがちですが、再生単価はもちろん重要な指標ですが、それとユーザー再生数との掛け算が払い出し原資となっていることには注目してほしいという説明をしました。

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その上、かまってちゃんがほんとに食えないなら、それを改善するメソッドはあるのか?ということを考えてみました。

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とっても勝手に(すみません!あくまで仮)計算してみました。デジタル(ストリーミング&SNS)を活用してリスナー数を2倍>オーディエンスを2倍>スーパーファン(グッズ購入単価)を2倍にできたとしたら、年間342万円のアーティスト収入(著作権は別途)となり1人頭86万円の年間収入が仮定できます。これでもまだ、暮らしていけそうにはないですね。要検討事項としては自主レーベル。例えばこんな例もあるようです。

このストリーミング世代ではDJとかソロアーティストが向いているのかもしれません。単純計算するとバンドは不利。でも明らかにライブとマーチャン収入が軸になってきているだろうことから逆算すると、ライブでの魅力はバンドである方が倍増する可能性も秘めています。しかしソロアーティストより多くの収益を目指さなくてはいけないようです。

ストリーミング自体は、世界のリスナーと繋がれる可能性がある(現実的には、日本アーティストは日本がホームベースとなりがち、ではありますが)。他国アーティストのように世界で食えるようになることを目指す。そしてストリーミングサービスはオーディエンス、そしてスーパーファンと新たに出会うことができるチャンネルとして、華麗にお付き合いいただければ幸いです。

参加者のみなさんにたくさんご質問も頂きました。次回もあることを願って、第一回のイベントレポートとさせていただきます。ありがとうございました!


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感謝です
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マーリンネットワークという会社で働いています。元Spotify, iTunes Storeの立ち上げに参加。