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我が家の女のバター愛と、高級バターケースを思い切って買った話

私はバターが大好きです。子供も、私の母も、その母の祖母も。

この数年のバターケース遍歴は、プラスチックのバターケースはちょっとずつ割れていってしまい、陶器のものを使いたくて陶芸教室で自分で作って愛用していました。最近子供が下の皿の部分を落として、修復が難しい感じに割ってしまい、四角い皿と残った上のカバーを組み合わせた即席バターケースを使っていました。

ライプツィヒでの数年はそんな感じだったのですが、その前のベルリン、南ドイツ時代の記憶がありません。ドイツのバターはホイルみたいな紙で包まれていて、そのパッケージを一部だけ開けて使うというあの恐ろしい方法でバター様を扱っていたのだろうか・・・ごめんなさい 😅

夏のはじめに、友人に誘われて行ったカフェのショップエリアにそれはそれはいい感じのバターケースが売られていました。ポルトガルで手作りされたものだそうで、お値段は39ユーロ。1ユーロ175円で換算すると、7000円ほどで、私にとってはかなり勇気のいる金額です。

朝食のサワードウのパンにこれでもかとバターを塗る子供を見て、「かあさんもおばあちゃんもひいおばあちゃんもバターが大好きで、バターFamilie(ドイツ語で家族)だわ」といつものように話しかけたら、「パンにバター塗ってるのかバターにパン塗ってるのかわからないってTokio Oma(東京のおばあちゃん、亡き私の母)がいっていたんだよね」なんて子供が覚えていていうじゃないですか。とどめになんともいい笑顔で「Butter Familieいいね 🥰」と 🧈

そんな話をした翌日に当のカフェに立ち寄って、もう何度となく来ては眺めてを繰り返しているバターケースの前に立って、家族4代をつなぐバター様はいいおうちに入れたいなと思い切ってバターケースを購入したのでした。パートナーには値段を聞かれると思いますが、内緒です。

天国の祖父母と母が笑っていることでしょう。サワードウのパンに塗るバター、最高ですよね。バターロールに塗るのも、クロワッサンに塗るのも・・・何に塗っても美味しい。私はバターのせいでヴィーガンにはなれないと思います。

でもそんな大好きなバターだからありがたくいただきたくて、放牧の牛の牛乳のバターかオーガニックのバターを買うようにしています。ありがとう、牛のママたち🥺

なにはともあれ、バター様たちが新しいおうちでの生活を楽しんでくれるといいな!

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